惜しくも大河ドラマには取り上げられなかった「鎌倉殿の平山季重」の企画展、開催中　日野市郷土資料館で企画展「鎌倉殿の平山季重」（令和4年9月20日プレスリリース）

　日野市郷土資料館では、12月4日（日曜日）まで企画展「鎌倉殿の平山季重　中世日野の武士の様相」を開催中です。
　今から830年前の1192年、源頼朝が征夷大将軍に任じられたのと同じ年、のちに三代将軍となる源実朝が誕生しました。この時、弓の弦を鳴らし、邪気などを払う出産に伴う重要な儀式「鳴弦の儀」において、名誉ある「鳴弦の役」を務めたのが現在の日野市出身の武士、平山季重でした。
　また今年は、NHK大河ドラマで「鎌倉殿の13人」が放映されており、中世（鎌倉時代）の注目が大きくなっています。そこで、源頼朝の御家人として13人に負けず劣らず活躍した現在の日野市出身の平山季重について紹介する展示を開催中です。
　「坂東武者」の一人として、一ノ谷の戦いなどで大活躍し、平氏政権を倒し、鎌倉幕府の樹立に貢献した平山季重。後世では歌舞伎の演目である「一谷嫩軍記」でも登場する人物です。本展では、平山季重の活躍の様子や日野市内にある関連の文化財、平山氏館跡の発掘成果など、日野市の鎌倉時代のスター平山季重について、パネル資料や実物資料など約40点を展示しています。
　なお、展示を詳しく知ることができる「展示解説パンフレット（16ページ）」も無料で配布しています。

会期

令和4年9月10日（土曜日）～12月4日（日曜日）

※開館時間　午前9時～午後5時、毎週月曜休館（月曜祝日の場合は、翌平日）

会場

郷土資料館（日野市程久保550）

入館料

無料