幼児食(3歳頃までの子どもの食事)
離乳完了から3歳頃までの子どもの食事のポイントを動画でご紹介します。
動画 3歳頃までの子どもの食事
この動画では、離乳が完了してから3歳頃までのお子さんの食事のポイントをお伝えします。
本動画は、日野市動画利用規約に基づき作成しています。以下のリンク先から、YouTubeで公開しています。
(主な内容)
子供が食べにくい食品例と調理の工夫
1~2歳の子どもの食事量
好き嫌い など
好き嫌いや遊び食べなど、お子さんの食事でお困りのことがありましたら、健康課栄養士にご相談ください。
幼児食レシピ
取り分けレシピなど、親子で楽しめるレシピをご紹介します。
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ひき肉と野菜のそぼろでつくる簡単アレンジレシピ
・ひき肉と野菜のそぼろ
(アレンジレシピ)・厚揚げそぼろ煮
(アレンジレシピ)・ひき肉と大豆のチリコンカン風
(アレンジレシピ)・野菜とそぼろの味噌汁 -
親子で一緒に 取り分けレシピ
・カオマンガイ
・豚ひき肉と豆腐のスープ サンラータン風
幼児期の食事
生後12~18カ月ごろ、形のある食べ物をかみつぶすことができ、エネルギーや栄養素の大部分を母乳または育児用ミルク以外の食べ物からとれるようになったら、離乳食は卒業です。
しかし、卒業とは言っても大人と同じものが食べられるようになるわけではありません。
幼児食のポイントを押さえて、食べる楽しみを育てていきましょう。
参考:授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)実践の手引き
おやつ=足りないエネルギーや栄養を補う食事
子どもは胃が小さく、消化機能も未熟なため、一度にたくさんの食事を食べることができません。また、子どもは成長するためにエネルギーも必要になり、体重1kgあたりに必要なエネルギーや栄養素は大人の2~3倍にもなります。
「おやつ」というと甘いお菓子と思いがちですが、子どもにとってのおやつは食事の一部です。
1日3回の食事では不足するエネルギーや栄養素を補うものと考え、食事の妨げにならないものをあげましょう。
おやつ選びのポイント
1日に1~2回、時間を決めて食事に影響しない量にしましょう。(1~2歳:100~150kcal、3~5歳:200~260kcalが目安です。)
メニューは、エネルギー源になるおにぎりやいも類などの炭水化物を中心に、たんぱく質・カルシウム源になる牛乳・乳製品やビタミン・ミネラル源になる果物などを取り入れます。
おやつの時間は水分補給をするよいタイミングにもなります。カフェインを含まない麦茶や牛乳などをあげましょう。甘いジュースやイオン飲料は肥満やむし歯の原因になるので、ふだんの水分補給には適していません。
調理の工夫で食べやすく
奥歯が生えそろう3歳頃までは、繊維の多いものや弾力の強いもの、葉物の野菜などはうまく食べることができません。また、3歳頃になっても、かむ力は大人よりも未熟なため、引き続き調理の工夫が必要です。
味付けも、素材をいかした薄味にします。大人の1/3程度の味付けにしましょう。
1~2歳児の食べにくい食品と調理の工夫
食品の特徴 | 主な食品 |
調理の工夫 |
---|---|---|
弾力性の強いもの |
かまぼこ、こんにゃく、いか、たこ |
この時期には与えない |
皮が口に残るもの |
豆、トマト |
皮をむく |
口の中でまとまりにくいもの |
ひき肉、ブロッコリー |
とろみをつける |
ペラペラしたもの |
わかめ、レタス |
加熱して刻む |
唾液を吸うもの |
パン、ゆで卵、さつまいも |
水分を加える |
誤嚥しやすいもの |
餅、こんにゃくゼリー |
この時期には与えない |
噛みつぶせないで、 口にいつまでも残るもの |
薄切り(スライス)肉 ※しゃぶしゃぶ用の肉は食べやすい |
たたいたり、切ったりする |
食具を使ってみましょう
1歳3カ月~1歳6カ月ごろには、スプーンやフォークを使って食事を食べ始めます。大人と同じような動きで食べられるようになるのはおおむね3歳ごろです。
また、箸は3歳ごろから使い始めますが、正しい持ち方ができるようになるのはおおむね5~6歳ごろです。
食具が上手に使えるようになるまで
食具を使い始めた頃は、食べこぼしたり、うまく食べられないことで嫌になってしまうこともあります。そのような時は、食具の持ち方を教えるのは食事の最初のうちだけにし、その後は手づかみなど食べ慣れた方法で食事を楽しみましょう。
また、上手に食べられないからといって、大人が食事をあげてばかりいると、自分で食べようとしなくなることもあります。経験を繰り返すことでだんだんと上手になっていくので、積極的に自分で食べることをやらせてあげましょう。
食具の握り方は段階(手のひら握り→指握り→鉛筆握り)を経て、上手になっていきます。
詳しくは、動画「3歳頃までの子どもの食事(6分21秒から)」をご覧ください。
お子さんの食事のご相談は健康課栄養士へ
お子さんの食事のお悩みについて、健康課ではご相談をお受けしています。
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