日野リビングラボのご案内
暮らしの中から新たなサービスを生み出す場、「日野リビングラボ」。
リビングラボの概要と、市民や企業が参加するにあたっての「ガイド」をまとめました。
日野リビングラボとは?
日野リビングラボとは、「地域での暮らしから次世代のサービスを生み出す場を共に創ろう!」をテーマに、さまざまな日頃の生活で感じる困りごとを、市民や企業、地域団体、行政などが協力して解決策を考える対話の場です。
所属や立場ではなく、「私」を起点にどんなニーズがあるのか、行動できるのかを参加者同士で学びあい、発見していきます。
日野リビングラボとは?

地域の問題が複雑化し、課題解決に新しい発想が求められる中で、市民、企業、専門職が同じテーブルに座って対話し、解決策を共に創る「リビングラボ」が始まっています。
参加のメリット
- 同じ課題に対して、異なる視点からの意見を持ち寄ることで、多面的な理解が深まります
- 対話や試行を共に行うことで、新しい解決策が生まれる可能性があります
- 多様な主体と関わることにより、SDGsの視点をさらに理解することができます
リビングラボの参加にあたって
リビングラボの参加にあたってポイントをまとめました。
- まず聞こう、知ろう
リビングラボの趣旨、企画やテーマの意図、ゲストの講演や企業の説明などを聴き、考えるための基礎知識や新しい視点などを知ろう。
話を聴きながら、自分の生活や経験、仕事に照らし合わせて、自分の考えもまとめてみよう。 - 自分のことを話してみよう
テーマについて、私がほしいこと、私がしたいこと、困っていることなど、自分のことを口にしてみよう!
それぞれの考えを聴き合う場なので、「こんな小さなこと」「私の意見なんて」「実現可能性」は気にしなくて大丈夫。普段だと“わがまま?”と思うような意見も大歓迎! - 一緒につくりだしてみよう
それぞれに人のほしいことの共通項や違いを考え、地域で必要とされていることは何か、一緒に考えよう。
地域で必要なことを実現するために、どのようなリソース(地域の人のできること、企業の資源、行政の施策、施設など)を活かせるか考えてみよう。
そこから、地域課題の解決策や、今の企画・活動をより良くする改善策を一緒につくりだそう。 - ふりかえり、次につなげよう
リビングラボの対話を振り返り、自分の気づいたこと、感じた可能性などを話してみよう。
今日の話し合いを踏まえて、次にできるアクションは何か、話し合おう。
リビングラボに行ってみよう!(開催のご案内)

2030年に向けた、しごとやライフスタイルの変化を探求しませんか? 現在不定期で開催しています
「人生100年時代」という言葉があるように、大人になっても学び続け、変化し続ける時代に対応できる経験や信頼などの「無形資産」が注目されています。その背景には、さまざまな社会や地域の変化があるといわれています。
日野市は、これまで日中は都心で働き寝に帰るまち(ベッドタウン)として発展してきました。昭和初期に誘致した製造業を中心とした大規模事業所が産業基盤を支え、高度経済成長期に日本の成長を支える首都圏域として労働力人口が急増してきました。そして、これらが補い合いながら社会基盤が整備され、暮らしの豊かさが実現してきました。
現代では、日本全体が人口減少社会となり、少子高齢化に代表されるような社会構造の変化が起きています。今後、どのように変化していくか、正確に予測することは困難ですが、変化の兆しを捉えていくことは重要です。課題の見え方を共有し、学び合えるような、ちょっとした場が求められているのではないでしょうか。
私たちはそのような場、企業や産業・教育・医療や介護・個人など異なる背景を持った方がフラットに話し合える場を「日野リビングラボ」として定義しました。リビングラボは、新しいことにチャレンジできる「装置」です。気づきの中から課題を見つけ、自ら新しい解決策を試していくことができます。
これまで、シェアリングエコノミーに関する取り組みやスマホ教室、地域でのデジタル活用の取り組み、次世代型の居宅内ICTデバイスの実証などが生まれてきました。
現在新型コロナウイルス感染症のまん延により、テレワークなどのしごとの変化や、家庭や関係性の変化が生まれ、この先どうなるかわからず、モヤモヤしている方もいらっしゃるかと思います。
まずは、自分の思いを言葉にする機会として、日野の他の方の体験や感じていることを知り、 日野の現状を多面的に理解する機会として。そして、 SDGs のゴールでもある2030 年に向けて日野に必要なことを考える機会として、話し合いの場に参加してみませんか? お待ちしています。
オンライン交流への参加が初めての方など参加のための接続の説明会、事前テストの機会も設けますので、お気軽にご相談ください。また、オンライン参加の難しい方のために、一部オフラインでの参加も可能です。
ただし、密になるのを避けるため、オフラインの参加者数は制限させていただきます。
お申込み方法
- メール senryaku@city.hino.lg.jp まで「お名前・ご所属・連絡先」をご記載ください
- 電話 日野市企画部企画経営課戦略係までご連絡ください
(お電話番号はページ最下部の「このページに関するお問い合わせ」をご参照ください)
これまでの開催記録
以下の「アーカイブ」からご覧ください。
令和3年度 リビングラボのご案内 コロナ禍で変わったライフスタイルや働き方
新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、わたしたちのライフスタイルや働き方に大きな影響を与えました。
これまでじぶんの生活や地域で当たり前だと思っていたことが変化し、多くの不安や課題を感じると同時に、新しい可能性を見つける機会にもなりました。
withコロナ時代を見据えて「私」を起点にどんなニーズがあり、行動できるのかを参加者同士で学び、これからのライフスタイルの可能性を考えてみませんか。
日時 2021年11月15日(月曜日)午後5時00分~午後7時00分
場所 オンライン(zoom)
プログラム
(1)トークセッション コロナによる暮らしや社会の変化を展望する
(2)ワークセッション 生活や地域での変化や新しい可能性を考える
お申込み チラシのQRコードからお申し込みください。
「市民/企業がもっと対話をしやすくなる!」リビングラボガイドブックを発行しました。
日野リビングラボで得た知見を元に、もっと対話がしやすくなる参加の手引き(ガイドブック)を作成しました。
「興味はあるけれど…。」という方、「どのように対話したらいいの?」という企業や専門機関の方、ぜひご覧ください。(ページ下部の添付ファイルからダウンロードできます。)
『日野リビングラボガイド』
発行:2019年3月 編集:株式会社エンパブリック
発行・お問い合わせ先:日野市企画経営課 戦略係
アーカイブ(過去の開催記録)
2018年実施分
- 多摩平プレリビングラボ
- 日野市生活課題産業化シンポジウム「社会課題を解決するリビングラボの可能性」
2019年実施分
- 暮らしの夢セッション(1月19日、2月3日、3月3日)
- モビリティリビングラボ(4月20日)
- 暮らしの夢セッション×シェアリングエコノミー(6月29日)
- 暮らしの夢セッション中間報告会&交流会(11月21日午前の会、午後の会)
2020年実施分
- 地域でマルチにはたらく、くらす展(1月12日)
日野リビングラボ・多摩市若者会議の連携イベント。複業研究家の西村創一朗さんをメインゲストに日野市と多摩市で活動されている方のお話しを参考に複業やマルチな働き方、暮らし方を考えていきました。 -
これからの共助社会のパートナーシップについて、事例を基に考えよう!(2月18日)
日野市で20年以上の実績がある相互援助事業の良さを活かしながら、オンラインで依頼者と提供者が直接やりとりしながら助け合いを進めるSNS「トクイのカケハシ」を活用した仕組みづくりに挑んでいます。立教大学の荻原なつ子先生から、つながりや助け合い、参加型の課題解決には何が必要なのかをお話いただいた上で、日野市の経験を基に、現代における相互援助活動のあり方、次の展開をみなさんで考えていきました。
主催:日野市 協力:NPO法人市民サポートセンター日野、KDDI株式会社
※平成31年度 総務省「シェアリングエコノミー活用推進事業」関連事業スケジュールとゲスト
1.基調講演「ライフスタイルの変化に応じた互助の仕組みづくり」
荻原 なつ子教授(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)
2.報告「日野市ファミリーサポート事業のSNS導入の実践から」
・スマホ時代の市民の相互援助活動への挑戦
土屋 和子さん(日野市ファミリー・サポート・センター事務局長)
・地域の互助サポート・システム「トクイのカケハシ」共創への挑戦
青山 大起さん(KDDI株式会社 パーソナル事業本部)3.ワークショップ「助け合いが地域に広がるには?」
ファシリテーター 広石 拓司さん(株式会社エンパブリック代表)
コメント 荻原 なつ子教授 -
今のモヤモヤから、これからの地域を考えよう!(7月13日)
ワークスタイル、ライフスタイルの変化について、オンラインで話し合いました
新型コロナウィルス感染症の感染拡大は、私たちの生活に大きな影響を与えました。
通勤時間、子育てと仕事の両立、ご近所での助け合い、地域の商店、健康維持、グループ活動、オンライン活用など、様々な生活場面で意味を見直したり、課題や新しい可能性を感じたりした人も多くいらっしゃると思います。
また、感じたことをこれからどのように活かしたらいいか未だ腑に落ちていない方、これから社会はどうなるのか漠然とした不安を感じている方も少なくないでしょう。自分の思いを言葉にする機会として、日野の他の方の体験や感じていることを知り、 日野の現状を多面的に理解する機会として。そして、 SDGs のゴールでもある2030 年に向けて日野に必要なことを考える機会として、話し合いの場に参加してみませんか?
プログラム
対話1「この春に感じたこと、今のモヤモヤを話そう」
対話2「これからの日野に向けて、みなさんで考えたいことは?」
対話3「これからの日野に必要なことは? どんなことを始めたい?」

7月13日(月曜日)開催! 日野リビングラボ 今のモヤモヤから、これからの地域を考えよう!

ワークスタイル、ライフスタイルの変化について、オンラインで話し合いました
2020年春、新型コロナウィルス感染症の感染拡大は、私たちの生活に大きな影響を与えました。
学校の休校、店舗や地域活動の休止など日常で続いていたものが止まってしまい、テレワークの普及、社会的距離など従来とは違う生活様式が求められもしました。緊急事態宣言の解除後、経済社会活動も戻り始めていますが、ウィルスの影響は長期に及ぶと考えられています。
この春の出来事は、多くの課題を浮かび上がらせると同時に、自分の生活や地域で当たり前だと思っていたことを見直す機会にもなりました。
通勤時間、子育てと仕事の両立、ご近所での助け合い、地域の商店、健康維持、グループ活動、オンライン活用など、様々な生活場面で意味を見直したり、課題や新しい可能性を感じたりした人も多くいらっしゃると思います。
また、感じたことをこれからどのように活かしたらいいか未だ腑に落ちていない方、これから社会はどうなるのか漠然とした不安を感じている方も少なくないでしょう。
まだ何が正解かわからない状況です。
だからこそ、日野市民のみなさんがこの春に感じた課題や見つけた新しい可能性をシェアし、これからの日野の姿を一緒に考える場を設けたいと思います。
自分の思いを言葉にする機会として、日野の他の方の体験や感じていることを知り、 日野の現状を多面的に理解する機会として。
そして、 SDGs のゴールでもある2030 年に向けて日野に必要なことを考える機会として、話し合いの場に参加してみませんか?
プログラム
- イントロダクション
- 対話1「この春に感じたこと、今のモヤモヤを話そう」
- 対話2「これからの日野に向けて、みなさんで考えたいことは?」
- 対話3「これからの日野に必要なことは? どんなことを始めたい?」
- まとめ
- 日野市生活課題産業化シンポジウムの開催
- 日野リビングラボ 暮らしの夢セッションレポート
-
日野リビングラボガイドブック (PDF 1.6MB)
-
2020年2月18日開催「ライフスタイルが多様化する時代の相互援助活動のカタチ」 (PDF 2.5MB)
Adobe Readerのご案内
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のホームページ(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
プリントサービスのご案内
ご自宅にプリンタなどの印刷機器をお持ちでない方は、お近くのコンビニエンスストアなどのプリントサービスを利用して申請書等を印刷することができます。詳細はプリントサービスのご案内ページをご覧ください。
このページに関するお問い合わせ
企画部 企画経営課
直通電話:政策調整係 042-514-8047 戦略係 042-514-8038 経営係 042-514-8069
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所4階
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