第4期行財政改革推進懇談会 市長に報告書を提出

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ページID1005008  更新日 平成30年2月27日

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日野市行財政改革推進懇談会(行革懇談会)は、社会経済構造の急激な変化に対応し、適正かつ効率的な市政の推進を図るため、平成11年に設置しました。
第4期行革懇談会は、公募市民3人を含む7人の委員で、第3次行革大綱の推進に関する事項や第4次行革大綱策定に向けた新たな視点などについて、下記のような経過で討議及び意見交換を行ってきました。
このほど、行革懇談会の提言が「報告書」としてまとめられ、行革懇談会会長から市長に提出されました。


写真:第4期行革懇談会委員が馬場市長に報告書を提出

第4期行財政改革推進懇談会の開催経過

  • 平成20年5月28日(水曜)
    • 委嘱状交付
    • 会長選出
    • 平成20年度管理項目の選定及び進行管理の方法
  • 平成20年10月27日(月曜)
    • 平成20年度決算財政指標、使用料・手数料ほか
  • 平成21年2月16日(月曜)
    • 財政非常事態宣言及び市立病院改革プラン
    • 第3次行財政改革大綱実施計画の平成19年度実施状況
  • 平成21年5月28日(木曜)
    • 財政非常事態宣言について再度説明・意見交換ほか
  • 平成21年10月28日(水曜)
    • 第3次行財政改革大綱実施計画実施状況(現況)
    • 今後の市政運営
  • 平成22年1月29日(金曜)
    • 第4次行財政改革大綱に向けて新たな視点、懇談会報告書について
  • 平成22年3月1日(月曜)
    • 懇談会報告書について

報告書の概要

第3次行財政改革大綱・実施計画6項目を検証

報告書では、任期の平成20、21年度における第3次行財政改革大綱・実施計画の検証として6つの項目について下記のとおり総括しています。

  1. 病院経営の健全化
    市民のための市立病院として今後も存続させていくために、 経営効率化を一層努められるよう強く要望する。
  2. 高齢者施策
    行政・地域住民・事業者等の協力体制に基づくセーフティネットの構築が急がれる。
  3. 職員の人材育成と事務効率化
    自主・自律型の人材を育成し、意欲と能力に応える人事・給与制度の構築をはじめ、職場の活性化や連帯感、情報の共有を進める仕組みづくりを推進するよう強く要望する。
  4. 使用料・手数料
    市民負担の適正化。公平性の観点から受益者負担率をどう設定するかなど、市民に対しわかりやすく説明願いたい。
  5. まちづくり
    日野宿や自転車道、歩道の整備など、どのように整備していくか、財源確保と併せて検討してほしい。
  6. CO2削減(ふだん着でCO2をへらそう)
    今後、さらに家庭、事業所に広げる施策と公共施設での取り組みも検討してほしい。

第4次行革大綱・実施計画策定に向け3項目を議論

第3次行革大綱・実施計画期間が平成22年度で満了となることから、次の第4次行革大綱・実施計画策定に向けた新たな視点として下記のとおり3点を議論してきました。

  1. 「自治意識」の高揚から「地域力」の創出について
    自分達にできることは自分達でする「自治意識」の高まりを目指し市民一人ひとりの協働による「地域力」の創出が重要である。ただし、あせらず腰を据えた「公民協働」の実現を望む。
  2. 「自治意識」の高揚を図る情報発信について
    あらゆる媒体を通じた市民に対する情報発信が必要であり、情報の共有による公民ネットワークの構築を。
  3. 行革の成果を実感できる仕組みについて
    行政評価システムを積極的に行政運営に反映させる仕組みを充実してほしい。

報告書の結びとして、公民協働による仕組みを考える中にも、支援を真に必要としている弱者に対する配慮及び行財政改革とは、単なる経費節減・増収を図るだけではなく、市の事業の効率性と質を向上させ市民へのサービス効果を高めることと結んでいます。

日野市としてもこれら意見・提言を十分尊重して、引き続き市民本意の行財政改革を推進していくこととしています。

なお、詳しい報告書の内容は、添付ファイルのほか市内各図書館でご覧になれます。

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