ケースワーカーの業務上横領による逮捕及び生活保護費の不適切処理について

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ページID1001661  更新日 平成30年4月3日

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お詫び

生活保護業務における業務上横領の容疑で昨日8月21日、当市の男性職員1名が逮捕されました。また、当該職員の行った生活保護事務の一部に、不適切な処理がありました。
生活保護業務に関し、職員の逮捕を含む、重大な不祥事を起こし、市民の皆様の当市行政に対する信頼を大きく失墜させてしまったことにつきまして、深くお詫び申し上げます。

日野市長 大坪冬彦

概要

容疑は、業務上横領です。容疑者は、当時、健康福祉部生活福祉課の生活保護のケースワーカーであった主事、47歳、平成2年4月1日入所 勤続25年の男性職員です。
事件の概要は、平成22年10月21日、生活保護のケースワーカーであった容疑者が、担当していた生活保護受給者のキャッシュカード1枚を預かり、平成22年11月から平成25年9月までの間に、計18回、合計87万円を引き出して着服し、横領した疑いです。

発覚した経緯

当該職員が担当していた生活保護受給者は、当時、市内の病院に入院中でした。当該受給者の心身障害者福祉手当が、当該職員により銀行口座から引き出されていたことについて、平成25年12月26日、病院関係者から当市の生活福祉課長に、その件の連絡が入ったことから事件が発覚しました。

事件発覚後、現在に至るまでの市の対応について

事件発覚当日から当該職員に事情聴取を行い、また、当初より日野警察署とも連携を取りながら、市は調査を進めてきました。そして、警察とも調整のうえ、平成26年10月3日に本人を告発しました。

当該職員による生活保護費の不適切な処理について

内部調査の結果、当該職員が生活保護に係る事務を長期にわたり怠っていたことが認められました。これにより、生活保護費について、支給不足額 113世帯分 約1,300万円、過支給額 79世帯分 約3,100万円の不適正支給があり、現在、生活保護受給者の皆様に対する正しい受給の回復をはじめとする清算処理を行っています。

関係者を含む職員の処分について

事件の全容が明らかになった時点で、本人及び管理監督者に対し、厳正な処分を行います。

不祥事発生の原因及び再発防止策について

今回の不祥事は、管理監督者の果たすべき役割が不十分であったこと、また、組織としてのチェック体制が万全ではなかったこと等が原因であったものと認識しています。
市民の皆様の当市行政に対する信頼を大きく失墜させてしまったことを踏まえ、速やかに第三者委員会を立ち上げ、改めて原因究明と今後の事務執行のあり方について検証を行い、再発防止の徹底を図ってまいります。さらに、全職員に対する綱紀の粛正並びに規律の確保を指示し、今後このようなことが二度と起こらないよう、周知徹底を図ってまいります。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 生活福祉課
直通電話:庶務係 042-514-8472 生活援護係 042-514-8479
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-583-4198
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所2階
健康福祉部生活福祉課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。