昨年6月に米国で発生したMV-22オスプレイ墜落事故に関する米海兵隊のプレスリリース(令和5年7月24日)

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ページID1024491  更新日 令和5年8月30日

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7月21日(米国時間)、米海兵隊が昨年6月に米国で発生したMV-22オスプレイ墜落事故の事故調査報告書について公表しました。それを受け、防衛省が、見解を示しましたので、情報提供いたします。

1.昨年6月に米国で発生した米海兵隊MV-22オスプレイ墜落事故について、米軍が公表した事故調査報告書による事故原因(HCE)の事実関係と防衛省の見解について

  1. 7月21日(米国時間)、米海兵隊が、昨年6月に米国カリフォルニア州で発生した、米軍MV-22オスプレイの墜落事故にかかる事故調査報告書を公表しました。
  2. 現在、その内容の詳細を確認しているところですが、事故調査報告書によれば、両方のエンジンでハード・クラッチ・エンゲージメント(HCE)(※)と呼ばれるオスプレイに係る特有の現象が発生したことが原因であり、パイロットの操縦や整備が原因ではないと承知しています。
    (※)ハード・クラッチ・エンゲージメント(HCE):プロペラとそのエンジンをつなぐクラッチが離れ、再結合する際に衝撃が発生する現象
  3. また米側からは、当該現象への対応として、部品交換等の措置を実施し、オスプレイの飛行の安全を確保している旨の説明を受けています。
  4. いずれにせよ、米軍の運用に際しては安全面の確保が大前提であり、これまでも累次の機会を捉え、米側に対し、地元への配慮と安全確保について申し入れを行っており、引き続き、安全面に最大限配慮するよう求めてまいります。
     

2.陸上自衛隊のオスプレイについて

  1. 陸上自衛隊のオスプレイについては、既に安全が確認された部品を利用するとともに、操縦士に対して、操縦シミュレーター等を用いて、本現象が生じた場合の安全確保手順について訓練を実施するなど十分安全に配慮した運用に努めてきているところです。
  2. その上で、米側が公表した事故調査報告書に記載されている対策が陸自オスプレイに最善の形で適用されているかどうか改めて確認を行っているところであり、それが完了するまでは飛行を見合わせる考えです。

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