【9~11カ月】よくある質問
まずはじめに下記リンクをご覧ください。
3回食
いつから3回食にすすめればよいでしょうか?
豆腐ぐらいのやわらかいかたまりを、口を動かして食べられるようになったら3回食に進めましょう。慣れるまでは、3回目の食事は少なめでも構いません。また、すべての料理を一気にステップアップ(固く・大きく)してしまうと食べが悪くなることがあるので、赤ちゃんの口の動きをよく見ながら、ゆっくりとステップアップしていきましょう。2回食で食べる量が少ない場合や食事量にムラがある場合も、口の機能が発達していれば3回食に進めても問題ありません。
1回あたりの目安量はどのくらいでしょうか?
1回量の目安は穀類:全粥90g~軟飯80g、肉魚:15g豆腐:45g、野菜・果物:30~40g程度です。しかし、あくまで目安量なので、赤ちゃんの食欲や発育状況によって異なります。定期的に体重や身長を測定し、成長曲線のカーブに沿って成長しているか確認してみましょう。
食べ過ぎている気がします。
身長・体重は成長曲線内に沿っていますか?成長曲線に沿っているようであれば、心配いらないでしょう。食べすぎが気になる場合は、離乳食がやわらかすぎないか(口をモグモグ動かしているか)を見てください。口をほとんど動かさず、丸飲みしているようだったら、やわらかすぎるかもしれません。
少ししか食べてくれません。
「固すぎる」「味付けが物足りない」などの原因が考えられます。固いときは、もう少し煮たり、刻んだり、つぶしたり食べやすい形状にしてあげましょう。色々な味を覚え、味覚を発達させるためにも、だしや少量の調味料を使ってみましょう。
母乳やミルクをたくさん飲んでいて離乳食が進まない場合もあります。「泣いたら飲ませる」はそろそろ卒業し、食事が中心になるようにしていきましょう。母乳やミルクを飲みすぎる場合は、本当にお腹がすいているのかどうか様子を見てください。のどが渇いているようなら湯冷ましや麦茶をあげてみてはどうでしょうか。泣くのは、空腹以外の理由も考えられるので、外に出て気分転換するのもよいでしょう。
噛んで食べているかわかりません。
【離乳食後期の食べ方】
離乳食後期になると、舌が前後・上下に加えて、左右に動かせるようになります。そのため、舌と上あごでつぶせないものを舌で左や右に寄せ、上下の歯茎でつぶして食べることを覚えていきます。
食べる時は、上下の唇をしっかり閉じてもぐもぐします。この時、片側の歯茎で噛むため、噛んでいるほうの唇が縮み、唇がねじれているように見えます。
噛んでいるかどうかは、ほほが動いているか、唇を閉じてもぐもぐしているかをチェックしてみましょう。
ほほをふくらませてかみかみするため、ほほが動いているということは、奥歯や歯茎で食べ物をすりつぶしていることになります。ほほが動かず食べ物が口の中からなくなっている場合は、食べものを噛まずに飲み込んでいることが考えられます。また、口を閉じてモグモグしないと食べ物をしっかり飲み込むことができません。大人が横でお手本を見せながら、「かみかみしようね」「もぐもぐしようね」と声かけをしましょう。
【食事の姿勢】
食事する時の姿勢も、大切なポイントです。少し前傾で、ぐらつかないように調整してあげます。タオルで腰や背中を安定させ、足の裏が足板や床につくようにしましょう。足がつかない場合は、雑誌や台などを使用して高さを調整します。姿勢が安定することで、食べものを噛む・飲み込むためのあごの力や舌の動きが身につきやすくなります 。
【固さの目安】
この時期の固さの目安は、歯茎でつぶせるバナナくらいの固さが目安です。歯茎でつぶすには硬すぎる、やわらかすぎて舌でつぶせてしまう、とろみがつきすぎている場合は、丸のみの原因になってしまいます 。様々な食材や切り方、手づかみ食べ等を通して、食体験の幅を増やしていきましょう。
丸飲みしてしまいます。
食材の固さ・大きさが赤ちゃんに合っているか、口の動きをよく確認してみましょう。
【食材の固さ】
食材がやわらかすぎる場合は、離乳食の形態がやわらかすぎて、ほとんど口を動かさずに丸飲みしているのかもしれません。また、固すぎる食材や繊維の多い食材は、歯茎でつぶすことができず、丸飲みしてしまうこともあります。この時期は歯茎でつぶせるバナナくらいの固さのものが食べられます。
【食材の大きさ】
食材の大きさが細かすぎると丸飲みしてしまうことがあります。様子をみながら、少し大きめにするなど調整してみましょう。
また、保護者の方は、同じものを一緒に食べて、かむ様子を見せてあげたり、「モグモグしようね」と声をかけてあげましょう。たまに、食べ物を口に含んだまま、かまずに水分で流し込んでしまうことがあります。食事中の水分摂取にも少し気を配るとよいでしょう。
一気に口にいれたがります。
この時期は、本人の食べたい意欲が育ってきて食べ物に触りたがるのですが、まだ量の加減が難しく、口いっぱいにすることもあるでしょう。
歯ぐきで咀しゃくすることを覚えていく時期です。一気にいれてオエッとなるようであれば、歯ぐきでつぶしやすい一口大に調整してあげます。だんだん慣れてきたらスティック状にしていくと前歯でかじりとることを覚えていくでしょう。
誤嚥が怖くて形態があげられません。
離乳食の調理形態を少しずつステップアップさせていくことで、赤ちゃんは“噛む”動きの基礎を学習していきます。最初はペースト状のものを喉に送って飲み込むことを覚え、次に少し形のある食べ物を舌と上あごでつぶしていく動きを覚えます。舌が口の中で動きやすくなると、舌でつぶせない固さの食べ物を歯茎に移動させ、上下の歯茎でつぶすことを覚えていきます。これらの動きを引き出すためには、それぞれの時期に合わせた離乳食の調理形態の工夫が必要です。
食べものの固さや調理形態は、お子さんの口の発達に合った調理形態で少しずつステップアップしていきましょう。あげる大人側も落ち着いて食事があげられるように、ゆとりある食事時間を確保しましょう。
【離乳食の硬さ・調理形態の目安】


下記の表を参考に、誤嚥や窒息につながりやすい食材に注意しながら、子どもの成長段階に応じて食品の種類や固さ、大きさ、形状、一口量を調整しましょう。
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食品の形態・特性 |
食材 |
食べ方・注意点 |
|---|---|---|
| 丸いもの |
ミニトマト ぶどう さくらんぼ 球形チーズ うずら卵 |
・丸い形のものは四等分にカットする ・皮が口に残るものは、皮を除く |
| つるっとしているもの |
カップゼリー |
カップゼリー(こんにゃくゼリーなど)はつるっと しているため、誤嚥を防ぐために避ける |
| 粘着性が高いもの |
餅 白玉団子 |
餅・白玉団子ともに粘着性が高く、白玉団子はつるっと していて噛む前に誤嚥する危険性が高いため、避ける |
| 固いもの |
あめ類・ラムネ 乾いたナッツ・ 豆類(節分豆等)
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丸い形や大きさから、気道に入りやすくつまりやすい食材。 硬さがあるナッツや豆類は、5歳ごろまで食べさせないよう にする |
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固くて噛み切れない もの |
いか えび たこ |
固くて噛み切りにくいため、1~2歳ごろは避ける |
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粘着性が高く、 唾液を吸収して 飲み込みづらいもの |
ごはん パン 焼きいも カステラ |
・水分を摂ってのどを潤してから食べる ・一口にたくさん詰め込みすぎないようにする ・よく噛んで食べているかを確認する |
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切り方によっては つまりやすいもの |
りんご 梨 |
離乳食完了期までは加熱する |
| 噛みちぎりにくいもの | 焼きのり | 噛みちぎりにくいため、小さくちぎる・きざみのりを使う |
| 唾液を吸収して 飲み込みづらいもの |
ひき肉 ゆで卵 煮魚 |
・ひき肉は片栗粉でとろみをつける ・ゆで卵は細かくし、おかゆやうどん等他のものと混ぜる ・煮魚は煮汁を含ませ、やわらかくしっかり煮込む |
食品の固さや大きさだけでなく、集中して食事ができる環境づくりも大切です。あげる大人側も落ち着いて食事があげられるように、ゆとりある食事時間を確保するようにしましょう。
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項目 |
詳細 |
|---|---|
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食事提供のポイント |
・ゆとりある食事時間を確保する ・食事の時は水分を摂らせてのどを潤すようにする |
| 食べる時の環境づくり |
・食事に集中できるよう、テレビを消す、おもちゃは片づける・ 目に見えない場所に置く等環境を整える 「ながら食べ」で食べることのないようにする |
| 食べる時の量や食材・あげ方 |
・避ける・注意が必要な食材に配慮する 調整する |
| 食べる時の姿勢 |
・子どもにあった椅子を用意する 雑誌などで高さを調整する |
食事に飽きて、遊びだしてしまいます。
お腹がいっぱいになっているのかもしれません。食事の時間は30分位を目安とし、ひと通り食べていたら「ごちそうさま」をして、お皿は片付けます。遊びとの区別がつきにくい時期なので、追いかけて食べさせる習慣をつけないようにしましょう。
椅子が高すぎて床に足が届かないと、あごや舌に力が入れにくいので、食事に集中できないことがあります。足元にマットを敷くなどして、姿勢を安定させましょう。
テレビを消す、おもちゃを見えないところに片付けるなどして、食事に集中できる環境を作りましょう。食事のときは空腹になるように生活リズムを見直すことも大切です。たくさん遊んで体を動かしてお腹を空かせる、食事の時間をずらすなどの工夫をしてみましょう。
ミルクを飲まなくなりました。
離乳食をしっかり食べて、食後のミルクを欲しがらない赤ちゃんもいるようです。食後のミルクは飲まなくても大丈夫ですが、離乳食だけでは必要な栄養が取りきれないので、1歳頃までは食後以外のタイミングで飲ませてあげてください。ミルクだったら400mlが目安です。どうしても飲んでくれない場合は、離乳食の材料としてミルクや牛乳・乳製品を利用しましょう。牛乳の飲用は、内臓に負担がかかるので1歳を過ぎてからにしてください。
自分で食べようとしません。
赤ちゃんの「できた(食べられた)」という気持ちを大切にしてあげましょう。こぼしたり、汚れたりするたびに、口や手を拭かれることが苦手な赤ちゃんもいます。上手に使えなくても、スプーンやフォークを持たせてあげて、口に入れるところを手伝ってあげましょう。
赤ちゃんは一緒に食事をする大人の真似をすることで、「口に入れる量」や「かむ」ことなどを覚えていきます。家族で一緒に食事をして、食べることの楽しさを教えてあげましょう。
好き嫌いがでてきました。
いつもと同じように作ったつもりでも、野菜に苦みがあったりして食べにくいことがあります。赤ちゃんに食べさせる前に味見を忘れずに。今まで好んで食べていたものを突然食べなくなったり、好きなものばかりを食べたがることもあります。新しい食材には、なかなか手を伸ばさない慎重な赤ちゃんもいます。1回の食事で栄養のバランスを整えることは難しいので、1週間単位で栄養のバランスを考えましょう。すんなり食べてくれなくても「苦手な食材」と決めつけずに、回数を重ねてみましょう。
調味料は使っていますか?塩・しょうゆ・みそ等使い、味付けを変えてみるのもよいでしょう。また、固さを変えてみるのもよいかもしれません。
食べムラが出てくることもありますが、たいていの場合、赤ちゃんが必要な量を自分で調整して食べているので心配はいりません。まわりの大人が好き嫌いせずに、色々な食材を食卓に出してあげましょう。
便が硬めになってしまうことが多いです。
水分の摂り方と離乳食の内容を見直してみましょう。9カ月以降は食べる量や水分、野菜が少ないと便秘になることが多いです。水・お茶などの水分補給のほかに、スープや汁の多い食事を加えます。離乳食は主食の量を少し増やしたり、食物繊維を多く含む野菜(ごぼう、にんじん、大根、ほうれん草)・いも類・きのこ類・果物(りんご、いちご、柑橘系)・納豆・ヨーグルトなどを取り入れてみましょう。油やバターを少量、調理に使うのも効果的です。
便秘が続く場合は、かかりつけの医師に相談してみましょう。
フォローアップミルクは飲ませた方がよいでしょうか?
フォローアップミルクは、牛乳の代用として開発された食品で、母乳やミルクの代替品ではありません。離乳食が順調に進まず、鉄不足(貧血)のリスクが高い場合などに飲ませてあげるとよいでしょう。9カ月頃から飲むことができますが、母乳やミルクをやめてフォローアップミルクに切り替える必要はありません。
水分補給はどのようにすればよいでしょうか?
9~10カ月からは、コップやお椀から水分補給ができるようになります。唇を閉じながら前方に突き出すような動きができるようになると、すすり込む動きができるようになっていきます。はじめは連続して上手に飲み込むことができないので、赤ちゃんがゴックンと飲む様子を確かめながら傾けます。
ストローも9カ月以降から使えるようになります。はじめは口径が小さくて短いものが飲みやすいでしょう。ただ、ストローの扱いがうまくいかないときはとくに急ぐ必要もありません。
水分を欲しがりません。
水分をあまり欲しがらないのは、母乳・ミルクから水分がとれているためでしょう。欲しがらなければ無理に与える必要はありません。離乳食や果物からも水分がとれているので安心してください。
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