【9~11カ月】よくある質問

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ページID1015254  更新日 令和2年10月2日

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まずはじめに下記リンクをご覧ください。

3回食

いつから3回食にすすめればよいでしょうか?

豆腐ぐらいのやわらかいかたまりを、口を動かして食べられるようになったら3回食に進めましょう。慣れるまでは、3回目の食事は少なめでも構いません。また、すべての料理を一気にステップアップ(固く・大きく)してしまうと食べが悪くなることがあるので、赤ちゃんの口の動きをよく見ながら、ゆっくりとステップアップしていきましょう。2回食で食べる量が少ない場合や食事量にムラがある場合も、口の機能が発達していれば3回食に進めても問題ありません。

1回あたりの目安量はどのくらいでしょうか?

1回量の目安は穀類:全粥90g~軟飯80g、肉魚:15g豆腐:45g、野菜・果物:30~40g程度です。しかし、あくまで目安量なので、赤ちゃんの食欲や発育状況によって異なります。定期的に体重や身長を測定し、成長曲線のカーブに沿って成長しているか確認してみましょう。

食べ過ぎている気がします。

身長・体重は成長曲線内に沿っていますか?成長曲線に沿っているようであれば、心配いらないでしょう。食べすぎが気になる場合は、離乳食がやわらかすぎないか(口をモグモグ動かしているか)を見てください。口をほとんど動かさず、丸飲みしているようだったら、やわらかすぎるかもしれません。

少ししか食べてくれません。

「固すぎる」「味付けが物足りない」などの原因が考えられます。固いときは、もう少し煮たり、刻んだり、つぶしたり食べやすい形状にしてあげましょう。色々な味を覚え、味覚を発達させるためにも、だしや少量の調味料を使ってみましょう。
母乳やミルクをたくさん飲んでいて離乳食が進まない場合もあります。「泣いたら飲ませる」はそろそろ卒業し、食事が中心になるようにしていきましょう。母乳やミルクを飲みすぎる場合は、本当にお腹がすいているのかどうか様子を見てください。のどが渇いているようなら湯冷ましや麦茶をあげてみてはどうでしょうか。泣くのは、空腹以外の理由も考えられるので、外に出て気分転換するのもよいでしょう。

丸飲みしてしまいます。

食材の固さ・大きさが赤ちゃんに合っているか、口の動きをよく確認してみましょう。

【食材の固さ】
食材がやわらかすぎる場合は、離乳食の形態がやわらかすぎて、ほとんど口を動かさずに丸飲みしているのかもしれません。また、固すぎる食材や繊維の多い食材は、歯茎でつぶすことができず、丸飲みしてしまうこともあります。この時期は歯茎でつぶせるバナナくらいの固さのものが食べられます。

【食材の大きさ】
食材の大きさが細かすぎると丸飲みしてしまうことがあります。様子をみながら、少し大きめにするなど調整してみましょう。

また、保護者の方は、同じものを一緒に食べて、かむ様子を見せてあげたり、「モグモグしようね」と声をかけてあげましょう。たまに、食べ物を口に含んだまま、かまずに水分で流し込んでしまうことがあります。食事中の水分摂取にも少し気を配るとよいでしょう。

一気に口にいれたがります。

この時期は、本人の食べたい意欲が育ってきて食べ物に触りたがるのですが、まだ量の加減が難しく、口いっぱいにすることもあるでしょう。

歯ぐきで咀しゃくすることを覚えていく時期です。一気にいれてオエッとなるようであれば、歯ぐきでつぶしやすい一口大に調整してあげます。だんだん慣れてきたらスティック状にしていくと前歯でかじりとることを覚えていくでしょう。

食事に飽きて、遊びだしてしまいます。

お腹がいっぱいになっているのかもしれません。食事の時間は30分位を目安とし、ひと通り食べていたら「ごちそうさま」をして、お皿は片付けます。遊びとの区別がつきにくい時期なので、追いかけて食べさせる習慣をつけないようにしましょう。

椅子が高すぎて床に足が届かないと、あごや舌に力が入れにくいので、食事に集中できないことがあります。足元にマットを敷くなどして、姿勢を安定させましょう。

テレビを消す、おもちゃを見えないところに片付けるなどして、食事に集中できる環境を作りましょう。食事のときは空腹になるように生活リズムを見直すことも大切です。たくさん遊んで体を動かしてお腹を空かせる、食事の時間をずらすなどの工夫をしてみましょう。

ミルクを飲まなくなりました。

離乳食をしっかり食べて、食後のミルクを欲しがらない赤ちゃんもいるようです。食後のミルクは飲まなくても大丈夫ですが、離乳食だけでは必要な栄養が取りきれないので、1歳頃までは食後以外のタイミングで飲ませてあげてください。ミルクだったら400mlが目安です。どうしても飲んでくれない場合は、離乳食の材料としてミルクや牛乳・乳製品を利用しましょう。牛乳の飲用は、内臓に負担がかかるので1歳を過ぎてからにしてください。

自分で食べようとしません。

赤ちゃんの「できた(食べられた)」という気持ちを大切にしてあげましょう。こぼしたり、汚れたりするたびに、口や手を拭かれることが苦手な赤ちゃんもいます。上手に使えなくても、スプーンやフォークを持たせてあげて、口に入れるところを手伝ってあげましょう。
赤ちゃんは一緒に食事をする大人の真似をすることで、「口に入れる量」や「かむ」ことなどを覚えていきます。家族で一緒に食事をして、食べることの楽しさを教えてあげましょう。

好き嫌いがでてきました。

いつもと同じように作ったつもりでも、野菜に苦みがあったりして食べにくいことがあります。赤ちゃんに食べさせる前に味見を忘れずに。今まで好んで食べていたものを突然食べなくなったり、好きなものばかりを食べたがることもあります。新しい食材には、なかなか手を伸ばさない慎重な赤ちゃんもいます。1回の食事で栄養のバランスを整えることは難しいので、1週間単位で栄養のバランスを考えましょう。すんなり食べてくれなくても「苦手な食材」と決めつけずに、回数を重ねてみましょう。

調味料は使っていますか?塩・しょうゆ・みそ等使い、味付けを変えてみるのもよいでしょう。また、固さを変えてみるのもよいかもしれません。


食べムラが出てくることもありますが、たいていの場合、赤ちゃんが必要な量を自分で調整して食べているので心配はいりません。まわりの大人が好き嫌いせずに、色々な食材を食卓に出してあげましょう。

便が硬めになってしまうことが多いです。

水分の摂り方と離乳食の内容を見直してみましょう。9カ月以降は食べる量や水分、野菜が少ないと便秘になることが多いです。水・お茶などの水分補給のほかに、スープや汁の多い食事を加えます。離乳食は主食の量を少し増やしたり、食物繊維を多く含む野菜(ごぼう、にんじん、大根、ほうれん草)・いも類・きのこ類・果物(りんご、いちご、柑橘系、プルーン)・納豆・ヨーグルトなどを取り入れてみましょう。油やバターを少量、調理に使うのも効果的です。

便秘が続く場合は、かかりつけの医師に相談してみましょう。

フォローアップミルクは飲ませた方がよいでしょうか?

フォローアップミルクは、牛乳の代用として開発された食品で、母乳やミルクの代替品ではありません。離乳食が順調に進まず、鉄不足(貧血)のリスクが高い場合などに飲ませてあげるとよいでしょう。9カ月頃から飲むことができますが、母乳やミルクをやめてフォローアップミルクに切り替える必要はありません。

水分補給はどのようにすればよいでしょうか?

9~10カ月からは、コップやお椀から水分補給ができるようになります。唇を閉じながら前方に突き出すような動きができるようになると、すすり込む動きができるようになっていきます。はじめは連続して上手に飲み込むことができないので、赤ちゃんがゴックンと飲む様子を確かめながら傾けます。

ストローも9カ月以降から使えるようになります。はじめは口径が小さくて短いものが飲みやすいでしょう。ただ、ストローの扱いがうまくいかないときはとくに急ぐ必要もありません。

水分を欲しがりません。

水分をあまり欲しがらないのは、母乳・ミルクから水分がとれているためでしょう。欲しがらなければ無理に与える必要はありません。離乳食や果物からも水分がとれているので安心してください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課
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ファクス:042-583-2400
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