禁煙について

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ページID1016881  更新日 令和5年11月8日

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禁煙治療や、たばこについてのご案内

やってみよう 思った時がはじめ時

「禁煙をしても、すぐにたばこを吸いたくなってしまう」
「何度も禁煙に失敗していて、意志が弱いのでは…」

そんなことを思っている方はいませんか?
禁煙できないのは、決してあなたの意思が弱いからではありません!

喫煙を続けてると『ニコチン依存症』という状態になります。禁煙を開始して2~3日をピークにイライラや落ち着かないなどのニコチン切れ症状(離脱症状・禁断症状)が現れます。

仕事や家庭のストレスが原因と思っているイライラの正体は、タバコを吸っているが故に生じているニコチン切れ症状である可能性が高いのです。
中でも、『タバコを吸いたい気持ち』や、『気分の落ち込み』は、再びたばこを吸うきっかけになりやすいのです。

禁煙をする時は、この二つへの対応を工夫しながら実施してみましょう。

ニコチンの離脱症状

症状 持続時間 出現頻度
喫煙欲求 2週間 70%
食欲増進 10週間 70%
集中力低下 2週間 60%
気分の落ち込み 4週間 60%
イライラ 4週間 50%

(参考文献:Manual of Smoking Cessation A Guide for Counsellors and Practitioners,2006)

タバコを吸いたい時の対応

ポイントは、行動を切り替えること!

  • 朝、起きて吸いたくなったらコップ1杯の水を飲む
  • 食後すぐ歯磨きをする
  • 喫煙したくなる場を避ける
  • 禁煙仲間を作る

気分の落ち込みへの対応

休息や気分転換をはかる!

  • 散歩や軽い運動をする
  • 熱めのシャワーを浴びる
  • 睡眠(仮眠)をとる

タバコをやめたい方へ

禁煙外来など病院のサポートを受けながら、禁煙を続けてみませんか?

ニコチンによる離脱症状をおさえて禁煙しやすくするために、禁煙補助剤を使うことも有効です。
また、禁煙治療では、自力でやめるよりも、「楽に」「確実に」「あまりお金をかけずに」禁煙ができます。禁煙するためにも医療機関を受診して禁煙治療を受けることをおすすめします。

禁煙治療は次の3項目全てに該当する場合、健康保険が適用されます。
※2020年から加熱式たばこ使用者にも適用されることになりました!

  1.  ニコチン依存症に係るスクリーニングテストでニコチン依存症と診断された方(5項目以上当てはまる場合)
  2. 35歳以上の者については、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が、200以上である方 
    例:1日10本喫煙×30年間=300
  3. ただちに禁煙することを希望している方であって、「禁煙治療のための評価手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意された方

ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト

質問項目
1.

自分が吸うよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまう事がありましたか。

2.

禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。

3.

禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。

4.

禁煙したり本数を減らそうとしたときに、次のどれかがありましたか。
(イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)

5.

上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。

6.

重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。

7.

タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。

8.

タバコのために自分に精神問題(※)が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。

9.

自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。

10. タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。

※禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態

参考文献:禁煙治療について(ニコチン依存症治療に保険が適用される医療機関一覧)|とうきょう健康ステーション (tokyo.lg.jp)(最終アクセス2021年5月26日)

 

健康課では、禁煙方法の情報提供や市内の禁煙外来をご案内しています。

市内禁煙外来休止のお知らせ
日野市内の禁煙外来は医療用禁煙補助薬の出荷保留に伴い、現在中止しています。再開時期は未定です。
薬の供給が確保でき次第、禁煙外来を再開予定です。市内禁煙外来の再開の情報が入りましたらご案内します。※鈴木内科クリニック、関根クリニックのみ、貼り薬での禁煙外来を実施しています。

自分にあった禁煙方法やたばこの害について、日野市内禁煙外来のご案内など、
下記のリンク「上手に禁煙するために」に詳しい情報がございます。

ぜひご覧ください。

お問い合わせ 健康課(☎581-4111)

加熱式たばこについて

加熱式たばこは、たばこ葉等を電気的に加熱し、エアロゾル状になったニコチンと、化学物質を吸入するたばこ製品です。

紙巻きたばこの主流煙よりも発がん性物質が少ないと言われる一方、ニコチンは同程度に含むものがあり、ニコチン依存症になる可能性があります。

また、販売されて間もないため、将来的な健康影響はまだ明らかになっていませんが、健康に悪い影響を与える有害物質が含まれていることは明らかです。

加熱式たばこから、もうワンステップ、禁煙にチャレンジしてみませんか。

イラスト:たばこの煙

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プリントサービスのご案内

ご自宅にプリンタなどの印刷機器をお持ちでない方は、お近くのコンビニエンスストアなどのプリントサービスを利用して申請書等を印刷することができます。詳細はプリントサービスのご案内ページをご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課
直通電話:042-581-4111
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
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