外国人転入者への個人番号（マイナンバー）の誤登録について(令和5年9月4日プレスリリース)

外国人転入者への個人番号（マイナンバー）の誤登録について

　当市市民窓口課の外国人住民の転入処理において、誤って別人の個人番号（マイナンバー）を登録してしまう事故が発生しましたのでお知らせします。

　関係者の皆様には、多大なるご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます。今後、このようなことの無いよう慎重な事務処理を徹底します。

1． 事故の概要

　海外から日野市へ転入した外国人住民について、転入処理をした際に、国内他市に居住する氏名・生年月日・性別が一致する別人の（個人番号）マイナンバーを登録してしまった。

2． 経過

　令和5年8月30日、他市のマイナンバー担当課より連絡があり、日野市に在住の同姓同名の外国人住民の方にマイナンバーが誤って登録されている可能性があるとの照会があった。

　当市で調査した結果、令和5年4月6日に海外から日野市に転入された外国人住民に、別人の個人番号（マイナンバー）を登録していたことが判明した。

3．対応

　マイナンバーの管理をする地方公共団体情報システム機構（J-LIS）、東京都、健康保険などの関係機関に連絡し、対応協議中。なお、現時点では両氏とは直接連絡が取れておりませんが、連絡が取れ次第、個人番号の変更等に関する説明や支援などを行います。

　マイナンバーカードの一時停止手続き済、保険証情報のオンライン資格確認の停止手続き依頼済み。

4．原因

　転入手続きの際、住民基本台帳ネットワークを用いて本人情報を確認したところ、氏名・生年月日・性別が一致する方が1名表示された。処理担当者は、窓口に来庁した代理人に、当該外国人住民が初入国であることを確認したが、表示された他市在住の別人を同一人物と誤認し、別人の個人番号（マイナンバー）を登録してしまった。

5．影響

　現時点で、個人情報の漏洩等は確認されておりません。

6．今後の対策

• 外国人住民の本人特定の際には、氏名・住所・生年月日・性別の確認だけでなく出入国の履歴や、必要に応じて該当住所地へ照会するなど、詳細な情報の確認を徹底いたします。
• 個人の特定が困難な場合は、特定できるまで手続きを保留する等の対応を行います。
• マイナンバー取扱い事務に関するフローを組織内で改めて確認するとともに、職員への指導を徹底します。