コロナ禍における高齢者の見守りや交流の取組について(1)

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ページID1016001  更新日 令和3年4月27日

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「濃厚接触者」の定義を知って感染対策と見守り・声かけの両立を!

日野市では、地域ぐるみで高齢者を支える見守り支援活動を行っています。
コロナ禍で「ご近所に声をかけづらくなった」という声が聞かれますが、感染リスクを正しく認識し基本的な対策を徹底すれば、見守り・声かけを継続していただくことが可能です。


「濃厚接触者」は、ご近所付き合いの中では、「感染するかも知れない期間(発症の2日前から隔離されるまでの期間)」に、感染者と「1m以内」かつ「必要な感染予防策なし(マスクなし)」かつ「15分以上の会話等」の接触をした方 が該当します。(ただし、会話や歌唱など発声を伴う行動や対面での接触の有無、「3密」の状況などにより感染の可能性は大きく異なるため、最終的に濃厚接触者にあたるかどうかは、保健所がこのような具体的な状況を聞き取り調査して判断します。)

ポイント(1)「マスクをして、1m以上離れて、玄関先や路上で、ちょっと立ち話」は○

上記の「濃厚接触者」の条件を避ければ、感染のリスクを低減することができます。ただし、「感染ゼロ」を保証するものではないため、「適切な手洗いや手指の消毒(接触感染対策)」や「三密の回避(密集・密接・密閉の回避)」などの対策を引き続きお願いします。

ポイント(2)「発熱や咳などの症状が出ていないから大丈夫」は×

発症2日前から「感染するかも知れない期間」に該当します。どんなに元気でも、人にうつしてしまう可能性があると考え、「マスクの着用(飛沫感染対策)」を心がけましょう。

 

【濃厚接触者の定義に関する情報提供】

【その他の感染予防策に関する情報提供】

人が集まる活動を上手に再開する方策は?

それでは、人が集まる「サロン活動」や「歌の会」などを開催する場合はどうでしょうか。
感染予防のポイントが明らかになり、また涼しい季節になってきたことで、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」に則った新しい取組が少しずつ始まっています。
以下では、このような市内の活動事例をご紹介します。
市内ではこの他にもスマートフォン講座やリモート俳句会、青空体操などの魅力的な取組が行われています。今後もこうした活動を随時紹介していく予定ですが、「自分の活動の参考のため今すぐ事例を知りたい」という方は、市が支援する活動団体一覧(下のリンクよりページ中程の「補助金交付決定一覧」へ)をご覧ください。

 (注 補助金の募集期間は終了しています)

・活動紹介1 山野草観察ウォーキング(主催:百草団地ふれあいサロン)

皆さんの周りにも「感染が怖くてサロンに行けない」「外に出ないようにしている」という人がいるのではないでしょうか。毎日30人以上が集まっていたサロンも例外ではありません。
このサロンでは、利用者が大きく減少していること、なにより「馴染みの友人の顔が見られず寂しい」という声を受けて、心配で外に出られない人を誘い出しウォーキングを企画・開催しています。ウォーキングは筋力低下の対策にも効果的です。

 

【取組のポイント】

  • 3密を避けるため外へ
  • 参加者には消毒グッズとお茶を配布(感染対策と熱中症対策を徹底)
  • 会話は1列に歩きながら かつ マスクをつけて(飛沫感染のリスクを低減)
写真:一定の間隔を保ってウォーキング(おしゃべりも)
一定の間隔を保ってウォーキング(おしゃべりも)
写真:道中で拾ったカツラの葉の香りを確かめる
道中で拾ったカツラの葉の香りを確かめる写真

・活動紹介2 青空うたごえ広場(主催:メロディアス)

「歌の会」は市内でも人気の取組ですが、大きな声を出すと飛沫が通常より多く出るため感染リスクが高まります。しかし、工夫を施すことで感染リスクを減らして活動することができます。
ご紹介するのは、屋外で大きく距離を空けることで感染予防を図った事例です。青空の下で歌を歌うのは、しばらく集まれなかった鬱憤を解消できそうです。まるで野外ライブのようにも見える生ギターの伴奏も素敵です。

 

【取組のポイント】

  • 応募多数の場合は抽選で決定(間隔を空けて歌うため参加人数の上限を設定)
  • 歌うときは向かい合わず、フェイスシールドをつけて(さらなるリスクの低減)
  • 演奏者は持ち運びが容易なアンプ等を使用(市内には電源が確保できる公園もあり)
写真:近所の公園が開放感のある特設会場に早変わり
近所の公園が開放感のある特設会場に早変わり
写真:歌う前には体操も実施
歌う前には体操も実施

・活動の前後に潜む感染リスクにご用心!

活動場所を屋外に移しても、その前後に感染する可能性があります。特に以下のような状況には注意が必要です。

  • 活動場所まで車(相乗り)で長時間移動する

  • 活動後に集まって食事をする など

コロナ禍でも感染対策を講じながら地域で助け合っていきましょう!

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 高齢福祉課
直通電話:福祉係 042-514-8495 在宅支援係 042-514-8496
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-583-4198
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所2階
健康福祉部高齢福祉課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。