歯周病について

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ページID1019743  更新日 令和4年6月8日

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歯周病とは?

歯と歯ぐき(歯肉)のすきま(歯周ポケット)から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こし、さらには歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてグラグラにさせてしまう病気を歯周病といいます。
むし歯と異なり、痛みが出ないことの方が多いのです。気づかないうちに進行し、歯肉からの出血などが起こった後、歯が自然に抜け落ちるほど重症になることがあります。
歯を失う80%以上の原因は歯周病もしくはむし歯によるものです。

歯周病進行過程のイラスト

歯周病のセルフチェック

下記のような症状がある場合は、歯周病の可能性があります。歯科医院で、歯周病の検査をしてもらうことをお勧めします。 

  • 朝起きたときに、口のなかがネバネバする
  • 歯みがきのときに出血する
  • 硬いものが噛みにくい
  • 口臭が気になる
  • 歯肉がときどき腫れる
  • 歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた
  • 歯がグラグラする

歯周病が起こりやすい方の特徴

これらにあてはまる方は、歯周病のリスクが高いといわれています。定期的に歯科医院を受診しましょう! 

  • 中年期以降の方
  • 喫煙者
  • 妊娠中
  • 糖尿病にかかっている方
  • 歯みがきの仕方が悪い方

歯周病と全身のかかわり

歯周病をお口だけの病気と思っていませんか?
歯周病は、下記のような様々な全身の病気とかかわりがあります。

  • 糖尿病
    歯周病になると、歯肉の中で炎症物質が常に作られる状態になります。その炎症物質がインスリンの血糖値を下げる働きを妨げます。また、糖尿病になると歯肉に炎症が起こりやすくなり、糖尿病と歯周病はお互いに影響し合っています。
  • 肺炎
    歯周病菌やお口の中の細菌等が気管に入り込み、肺炎を引き起こします。
  • 狭心症、心筋梗塞
    歯周病菌が動脈内で作用し、血管壁が厚くなり動脈硬化を引き起こします。
  • 認知症
    噛む能力が低下し、脳への刺激が少なくなることで認知症の発症リスクが高まると言われています。
  • 骨粗しょう症
    全身の骨が弱くなると、歯を支えている歯槽骨も弱くなります。そのため歯周病が進行しやすくなります。
  • 肥満
    歯周病菌の内毒素の影響で肥満が進行すると言われています。 
  • 低体重児出産、早産
    歯周病菌の内毒素が炎症性物質を出し、子宮の収縮を誘発します。

歯周病の早期発見・早期治療は、全身の健康を守ることにもつながります。
定期的にかかりつけ歯科医を受診し、お口の状態をしっかりと管理してもらうことが大切です。

日野市では「お口の健康診査」を実施しています!

歯周病の予防や早期発見のために、日野市では「お口の健康診査」を実施しています。
歯周病を予防・早期発見することは、生涯にわたり健康を維持し、食べることを楽しむことにつながります。
対象となっている方は、ぜひ受診しましょう!

受診方法や対象者等、お口の健康診査の詳細は下記のページをご覧ください。

参考資料

下記のホームページに歯周病に関する情報が掲載されています。
参考にご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課
直通電話:042-581-4111
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
健康福祉部健康課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。