平成19年度第4回指定管理者候補者選定委員会
第4回日野市指定管理者候補者選定委員会議事要点録
日時
平成19年11月5日(月曜) 午後6時から午後7時30分
場所
市役所4階 庁議室
出席者
坪島委員長、岩崎委員、鈴木委員、西山委員
小川総務部長、高橋企画部長、池田企画部参事、萱嶋環境共生部長
議題
審議報告書確認
- 審議報告書(選定結果報告書)の確認
- その他
- 議事録について
- 審議報告書市長提出日について
- その他
議題1
審議報告書(選定結果報告書)の確認
総括部分
指定管理者候補者選定委員会から市長へ厳正なる審議結果の報告であるため、「選定までの経過、選定基準、選定方法、選定の結果、審議全体の総括、審査委員名簿」の順で構成する。
具体的には
- 指定管理者候補者選定までの経過
- 審議を行う施設一覧
- 候補者の募集
- 応募状況
- 選定委員会の概要
- 選定基準
- 選定方法
- 選定の結果
- 審議全体の総括
- 審査委員名簿
とする。
2の選定基準について別紙にて施設ごとに記載する。
3 選定方法は選定委員会での審議方法を記載する。「応募事業者の事業計画書の書類審査、プレゼンテーション、委員による意見交換等、総合的審議の実施」に、「一社応募についても、同様に評価して指定管理者候補者として選定いたしました。」という一文を追加する。
5 審議全体の総括としては
- 応募事業者により提出された事業計画書は創意工夫にあふれた提案がなされていたこと
- 特にプレゼンテーションでは事業者の熱意ある説明がなされていたこと
- 選定委員による活発な質疑応答が行われていたことを踏まえ、総合的に審議により最も優秀な事業者を選定したことを記載する。
それとともに、選定委員会では指定管理者制度を導入するにあたり、更なる市民サービス向上の実現のために留意してほしい意見を明記する。
留意点については
- 評価を実施し、常に管理・運営についてチェックしていく必要があります。
- 指定管理者導入をしても行政の責任が無くなる訳ではないので、今まで以上に運営状況の適切な指導をして欲しい。
- 指定管理者導入にあたり、指定管理者の権限の範囲内による自由な発想と運営をしていただきたい。
- 管理基準仕様書を基本にして、住民サービスにつながる提案項目を織り込んで指定管理者と協定締結をしていただきたい。
地区広場部分
【選定理由】
応募団体が1社であったが同様に評価し、その結果「すべての項目において、安定した公共のサービスの提供が可能であると判断し、選定した」とする。
【付帯意見】
仕様書を基本に、事業計画書で提案したことは実施すること。具体的には次の事項とする。
- 週1回以上の頻度で巡回点検を行い、現地で近隣住民や利用者の要望を把握し、すみやかな対応をすることにより、地区広場の安全性・快適性を確保すること
- 禁止事項実施者に、適正な使用の指導をすること。
- 地区広場が地域コミュニティに有効活用されるよう、さまざまな取組みを実施し、より市民が魅力を感じる地区広場への工夫をすること。
- 利用者同士のコミュニケーションの場となるよう休憩施設(机、ベンチ)の設置をし、だれもがくつろげる空間を確保するよう努力すること。
- 魅力ある地区広場にするために、ワンポイント芝生や花壇等リニューアルを実施し、環境緑化や地区広場の美化の継続維持に努力すること。
- 土曜、日曜、祝日や夜間の緊急時に直接受ける連絡体制を作り、看板に明示すること。
- バリアフリー化を促進すること。
遊び場部分
【選定理由】
地区広場と同様
【付帯意見】
基本的に地区広場と同じ。違う点としては遊具に対する安全点検についてである。
具体的には
- 遊具を専門家によって年1回安全点検し、遊具の管理を適正に実施し、老朽化した遊具で事故がおこらないよう対応すること。
委員 遊具修繕の項目がないのではないか。
事務局 予算的には指定管理者候補者の見積もりに合わせるのは厳しい現状がある。市としては、可能な限り修繕をしてから指定管理者に引き継ぐ予定でいる。
地区センター部分
(3) 採点表について
委員長 採点表の応募団体の表記について選定された候補者以外の名称も明記すべきかどうか。
選定委員 委員会は応募者の順位付けをしているのではない。選定した事業者が最も優秀だったということの説明責任として、全応募者の点数を記載している。その趣旨から考えるとB社、C社という表記の仕方が望ましいのではないか。今回はたまたま2社であったが、今後もそう表記すべきではないか。
委員長 では今回の採点表の表記については選定された事業者以外の者について「B社」とすることとするがよろしいでしょうか。
委員 異議なし
(6) 総評について
【選定理由】
委員長 前回出された意見を、まとめた「施設の特性を生かしたサービスにより、地域コミュニティの活性化につながる自主事業の積極的提案があった。また類似施設の管理運営に実績があり、安定した企業力により施設運営能力があるものと判断した」でよろしいでしょうか。
委員 異議なし
【付帯意見】
委員長 前回の意見を羅列すると以下のとおり
- 防犯対策に力を入れ、提案のあったエマーコム(非常通報機)や防犯カメラの設置について計画的に実施すること。
- 土曜、日曜、祝日及び夜間の職員配置を徹底し、市民サービスの向上に取組むこと。
- 提案のあった自主事業については、市や地域と連携を図り事業を進めながらコミュニティの活性化を図ること。
- 各施設の状況把握に努め、地域の特性に合ったサービスを提供すること。
いかがでしょうか。
委員 第3項目に「コミュニティの活性化を図ること」とあるが、コミュニティの活性化は市の管轄だと思うので、「コミュニティの活性化に貢献すること」にしたらどうか。
委員 コミュニティの活性化は市だけがやるものではない。変更は必要ないのではないか。
委員長 変更なしでよいでしょうか。
委員 異議なし
委員長 他に何かありますか。
委員 その他に、地区センターは土曜、日曜、祝日及び夜間の閉館時に施設に何かあった場合の連絡先を施設外に表示することを追加すべきであると考える。
委員長 土曜、日曜、祝日や夜間の連絡先を施設外に表示する旨の項目を追加することでよろしいでしょうか。
委員 異議なし
委員長 他に何かありますか。
委員 項目文言そのものについて「付帯意見」というよりはこの選定委員会の要望事項とすべきではないか。
委員長 「協定締結にあたっての要望事項」とすることでよろしいでしょうか。
委員 異議なし
議題2
その他
- 議事録について
項目の重複、各自持ち帰り検討し、修正、追加箇所があれば、随時事務局へ連絡のこと。 - 審議報告書市長提出 11月14日(水曜)午前9時30分から 402応接室
- その他
※12月3日から 平成19年度第4回定例会議案提出
※指定管理者と協定締結
※平成20年4月1日 指定管理開始
第4回日野市指定管理者候補者選定委員会終了
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