平成19年度第2回指定管理者候補者選定委員会

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ページID1005169  更新日 平成30年2月27日

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第2回日野市指定管理者候補者選定委員会議事要点録

日時

平成19年10月26日(金曜)午後6時から午後9時30分

場所

市役所4階 庁議室

出席者

坪島委員長、岩崎委員、鈴木委員、西山委員
小川総務部長、高橋企画部長、池田企画部参事、萱嶋環境共生部長

議題

日野市地区広場、日野市遊び場、日野市立地区センターの指定管理者候補者プレゼンテーション

  1. 本日の流れ説明
  2. 審査手順の説明
    1. 地区広場、遊び場
    2. 地区センター
  3. 施設概要説明、採点表の説明
    1. 地区広場、遊び場
    2. 地区センター
  4. 審査1(地区広場、遊び場:株式会社日野市企業公社)
  5. 審査2(地区センター:B社)
  6. 審査3(地区センター:テルウェル東日本株式会社)
  7. その他

議題1

本日の流れ説明

事務局(企画調整課より)次第の確認

議題2

審査手順の説明

事務局(企画調整課より)

  1. 地区広場、遊び場
    応募者1社のため、2施設続けてプレゼンテーションの実施。
    地区広場、遊び場(応募団体による説明各施設15分、質疑10分)
    採点(2施設まとめて10分)
  2. 地区センター
    応募者2社のため1社40分
    地区センター(応募団体による説明20分、質疑10分、採点10分)

議題3

施設概要説明、採点表の説明

  1. 地区広場、遊び場…緑と清流課長より説明
    緑と清流課より施設の概要及び採点表の説明
  2. 地区センター…地域協働課長より説明
    地域協働課より施設の概要及び採点表の説明

議題4

審査1(地区広場、遊び場:株式会社日野市企業公社)

日野市企業公社 (地区広場)
事業計画書によるプレゼンテーション

主な質疑
(地区広場)

(質問)巡回点検が重要視されているが、何時ごろを予定しているのか。こどもの登下校時に合わせることはできるか。
(回答)午前10時から午後3時を考えている。登下校時の実施は安全パトロールと合わせればできる。

(質問)おちかわ地区広場に野球のフェンスがあったら、いい広場になるとおもうが
(回答)市と相談しながら進めていく。

(質問)樹木のないあずまちょう地区広場に植樹が考えられるが、指定管理者としての対応予定は
(回答) 原則現状のままと考えている。

(質問)ほどくぼ地区広場に放置されている枝については
(回答)きれいにしていく。周辺にひまわりを植えるなど、人が集まるように改良していきたい。

(質問)ホームページ内の予定表は必要なのか
(回答)周知の関係で、情報提供をしていきたい。

(質問) バリアフリーはどのように考えているか
(回答)出入口の段差の解消を考えている。地域の障害者の意見も取り入れたい。

(質問)経費削減について
(回答)豊富な人材を生かし、中低木剪定、軽修繕、簡易トイレ清掃等を直営でやる。
ただし、高木剪定やトイレの汲み取りは専門業者に委託する。

(質問)指定管理者候補者として、売りの部分は
(回答)広々とした空間を生かした憩いの場として、利用者にくつろぎを提供したい。

日野市企業公社 (遊び場)
事業計画書によりプレゼンテーション

主な質疑

(質問)遊具の事故が多いがどのような点検を実施するのか
(回答)週1度の巡回点検、3カ月に一度の市のマニュアルに沿った点検、年1度の専門業者による点検を予定している。

(質問)遊具の点検によって安全性は高まるのか
(回答)安全性の基準がはっきり明示されているわけではないが、高まる。

(質問)下田こども広場はブランコ1つだけある広場で、魅力を感じない
(回答)市と相談しながら進めていく。

(質問)福祉センター前児童遊園のブランコは老朽化しているが、どのような対応をする予定なのか
(回答)撤去、新設はかなりの予算が必要となる。少なくともペンキぐらいはやりたい。

(質問)下村児童遊園の砂場は使っている形跡がない
(回答)市と相談する。塞いで花壇にするなど別の使い方も考える。

(質問)委託先はどのように選定するのか
(回答)市内の業者との連携が当社の方針。ただし、いままで市と契約していた業者にこだわるつもりはない。

(質問)意見交換会という説明があったが、どのようにするつもりか
(回答)広場を迷惑施設にしないように、利用者への声かけや近隣住民との意見交換をしたい。

(質問)利用率の向上のため、児童館等の施設との連携はできないか
(回答)まずは安全重視であるが、こどもたちが集まれる施設づくりの一環として連携していきたい。

議題5

審査2(地区センター B社)
事業計画書によるプレゼンテーション

主な質疑

(質問)担当課に伺いたいが、募集要項の中で4.の市が負担する経費のところで、(1)指定管理料に含まれる修繕費と(2)の関係がどうなっているのか説明してもらいたい。
(回答)指定管理料の中で50万以内の修繕は指定管理者が行うということで、その修繕費の予算については指定管理者が考えて行うものです。

(質問)収支計画書の修繕費450万の積算根拠は。
(回答)経験測から計上しています。

(質問)担当課に伺いたいが、決算資料にAEDを購入したとあるが、これは全地区センターに配置したのか。
(回答)七生台地区センターのみです。有人で受付を行っているので、いざというときに利用できるからです。

(質問)カーペットが汚れているような地区センターがあるが、募集要項の仕様書に書いてあるような定期清掃は行うつもりなのか。
(回答)定期清掃の中で対応します。ひどい汚れの館はジュータンの張り替えも担当課と協議していきます。

(質問)高齢者の方で地方から転入してきた際に、無料で利用できるような施設はないかと聞かれたが、3階にあるような地区センターもあるのでこのあたりの対応も考えてもらいたい。
多摩平中央公園地区センターには自治会の方が受付としているが、これはどういうことなのか。

(回答)今までの経緯もあり、地域の実情に応じてと仕様にもあるように、全63館その実情をふまえて地区センターごとの管理が必要と考えています。

(質問)自治会には地区センターは自分たちのものという意識があるので、ある程度自治会に管理運営を任せたほうがよいのでは。あまり指定管理者が画一的にしないほうがいいのではないか。

  • 使用状況について、利用件数等を集計しているが、利用状況(実態)も把握する必要があるのでは。
  • 高齢者が利用することが多いので、非常ベルのようなものの設置は考えていないのか。
  • 10月から11月にかけていっきに定期清掃を行っているが、もっと細かく分けてできないのか。

(回答)定期清掃は各館年1回のみのため、専門業者に年度末にお願いしています。
非常ベルについては、地域との話し合いの場を設けてやっていきたい。利用状況については地域の今までの経緯や実情をふまえ、柔軟に対応していきたいと思っています。

(質問)子育てサークルグループが雨の日に地区センターを利用した際に、周辺住民から「うるさい」との苦情を受けたが、こういった場合も対応するということか。
(回答)周辺住民の方と話をして、うまく調整できるようにやっていきたいと考えております。

(質問)午後5時15分以降や土曜、日曜、祝日の対応について、例えば電気・ガスがつかないといったことや、苦情が入ったときはどのように対応するのか。
(回答)電気・ガス等は地域の業者にお願いして対応になるかと思います。

(質問)緊急時の体制については。
(回答)地区センターには団体Bの電話番号を掲示します。夜間あるいは休日については、市の宿直室の電話番号を掲示しそちらにかけていただき、宿直室から我々の緊急体制の先頭の誰かへ連絡してもらいます。その後は社内で対応いたします。

(質問)「利用者の声を反映していく」とあるが、具体的にはどのようなことを考えているのか。
(回答)1年に1回、管理者との説明会の場を設けます。市のほうで地域サポーター制度があり、サポーター制度にも目的があるので、なかなか踏み込むことは難しいこともあるかと思うが、それぞれの自治会役員からの意見集約は、できるものと思っています。もっと細かい要望等については、3カ年で63館全ての意見交換を行い、集約していこうと思っています。

(質問)事業者が地域に密着した事業をやるとしたらどういうものを考えているのか。
(回答)何かを提案していくというより協力していく方向でやっていきたいです。

(質問)事業計画書の「日野市立地区センター現状評価一覧表」について、指定管理業者になったらこれは全て行うということでよいか。
(回答)小規模なものは速やかに行っていきます。大規模修繕は優先順位を決めて市と協議をしていきます。

(質問)バリアフリー等についても随時巡回をした際に発見し、それを市のほうへ提案し、行っていくというやり方でよいのか。
(回答)そのとおりです。また、軽い机や回転椅子も備えていく考えです。

(質問)地区センターは貸館であるが、指定管理者になったときは公民館のような事業を展開していくのか。
(回答)地区センターへ周辺住民が気軽に集まり利用してもらい、コミュニティの場としていくことが前提です。

(質問)大坂西地区センターの老朽化がひどいが、地域の自治会の利用が少ないからなのか。
(回答)そういったことも気づいた際に行っていきたいです。確かに大坂西地区センターは利用率も低いです。

(質問)収支計画書に人件費が入っていないのはなぜか。
(回答)委託料(1)の中に約450万円が入っています。

(質問)地域との調整等の人件費も収支計画書に科目としてないが。
(回答)本社経費を10%いただいているので、そちらに入っています。

(質問)お任せくださいという覚悟と自信はあるのか。
(回答)あります。

議題6

審査3(地区センター テルウェル東日本株式会社)

テルウェル東日本 (地区センター)
事業計画書によりプレゼンテーション

主な質疑

(質問)収支計画書の説明をお願いしたい。
(回答)平成18年度の地区センター実績を維持。その中でも特に施設点検保守等委託料に関しては特に意識し、NTTグループを使い、努力していきたいです。また、収入部分については、自動販売機を設置して考えていきたいです。

(質問)63箇所すべての地区センターを調査して提案書を作成したのか。その関係がわからないので説明してほしい。
(回答)全箇所は確認していないが、だいたい3分の1を確認しました。その中で、自主事業としてこういうものがあればいいなと思われるものを今回事業計画書へ記載させていただいています。

(質問)事業計画書に書かれている事業の費用はどうなのか。
(回答)基本的には自社負担と考えています。

(質問)非常通報機(エマーコム)や防犯カメラも貴社の負担なのか。
(回答)自社負担です。新しい施設や利用率が高いところから随時おこなっていきます。いきなり63箇所すべてに行うといったことではないことはご理解いただければと思います。

(質問)20年度収支計画書の中で、収入欄に記載された指定管理料と支出の合計の差は何か。
(回答)約50万円ほど差があるかと思うが、諸経費です。

(質問)土地借上料は支出合計からは、ずれるのではないか。
(回答)市の負担なので、はずれます。

(質問)テルウェルの利益はなしでもいいのか。
(回答)株式会社として利益を追求しなくてはならない部分もありますが、今回の事業に関してはこのような仕事をいただくことによって次のビジネスチャンスを追及していきたいと考えています。目先の利益というよりも、テルウェルという事業体が地域に対してどういう貢献ができるかという視点を見ていただきたいと考えています。

(質問)それでは、このような自主事業の例はないのか。
(回答)すべてではないが、イベント等はすでに実施しています。

(質問)パソコン教室の参加費や講師料等はかかるのか。
(回答)無料です。

(質問)ページ3の自主事業については、市民はコストがかからないということか。
(回答)そのとおりです。

(質問)はつらつ製造器の導入実績は。
(回答)仙台の施設等、導入しています。

(質問)地区センターでは、介護支援センター等が様々な介護予防教室等を行っているが、そのあたりは市と提携して行っていくのか。
(回答)もちろん提携して行っていきたいです。

(質問)高齢者向けの講座をやるにしても、3階にある地区センターや、住んでいるところから遠い場所で実施する場合やバリアフリー化が不十分なところもあるがそのあたりはどう考えるか。
(回答)何箇所か確認した地区センターでも、階段があるところなどが見受けられました。そのあたりの対処については、当社も課題として考えています。

(質問)苦情処理や個人情報の取り扱いについては、事業計画書に書いてある通りでいいのか。
(回答)そのとおりです。

(質問)スタッフについては、他の業務と兼任ということか。
(回答)そうです。現在は、NTT施設の清掃が主な業務となっています。今回提案させていただいて、社員の「複合業務」スキル向上につなげたいと考えています。

(質問)清掃業務と併用して、地区センター業務も行っていくのか。
(回答)そうです。

(質問)人員配置について、パートのみになるということはないのか。
(回答)なりません。ローテーション表にもあるように必ず社員がいるようにします。

(質問)ハード面の事業については理解したが、地区センターを利用した事業展開についてはどのように考えているのか。
(回答)世の中の風潮として、高齢化・少子化等を視野に入れなければならないので、ハード面だけでなくソフト面の展開も考えています。

(質問)本当に採算度外視でやっていけるのか。
(回答)皆様から見るとそう見えるかもしれないが、必ずしも採算を無視した形で展開していこうとは考えていません。スタート時は赤字となっても、必ずや我々のやり方で皆様のご懸念は払拭できると考えています。
赤字が拡大したからといって、地区センター業務から撤退するといったことは決してありません。

(質問)健康やIT活動等で地区センター利用が活発になったとしても、テルウェルの収益にはならないと思うが。
(回答)この事業で収益を上げようとは考えていません。なぜかというと、NTTグループ・テルウェルが地域に対してどういう貢献ができるかということが課題として課せられていると考えています。それを解決していくためには、具体的なビジネスモデルとして地区センターの指定管理者となることを目的としているので、利益の追求は一切考えていません。

(質問)本当にビジネスモデルになると思っているか。
(回答)なると思っています。

(質問)株式会社として利益を追求しなくて問題にならないのか心配だが。
(回答)私どもの企業努力により必ず黒字転換できるものと確信しています。

(質問)3年間限定という考えではないのか。
(回答)もしその後もやらせていただけるのなら、継続して行いたいです。

(質問)地域の細かい要望等に対する処理は大丈夫なのか。
(回答)どういう施設を運営していくにしても、コミュニケーションをいかに確立するかといった姿勢が重要となります。細かい要望等もできるだけ早く把握して解決していきたいです。場合によっては自治会長との話し合い等も必要になってくると思われます。

(質問)各地区センターの常駐2名とあるが、これはどういう意味か。また、シルバー人材センターに頼んで常駐させる人数ということか。
(回答)七生台地区センターに2名を、シルバー人材センター職員を配置ということです。

(質問)平山地区センターは対象外なのでは。
(回答)平成18年度までの資料から作成したので入れてしまいました。平山地区センターは除きます。

(質問)

  • 管理の仕方をどうしていくかといったことが、あまり示されていないように感じた。
  • 地区センターとは地域性・古い慣習のようなものもあるので、プレゼンで提案されたような事業を行うと逆に反発が起きるのではないかという心配もある。

(回答)今までのやり方を否定するという立場ではなく、今までのやり方の中で足りないものを補い、かつ当社の持つノウハウやスキルで新しい提案をしていきたいという基本スタンスであります。コミュニケーションを取れる体制を早く作っていくことが重要であると考えています。

(質問)人の配置について、事務所の人間が全て出払うといったことはないのか。
(回答)基本的には必ず誰かいる形で対応します。バックアップ体制もしっかりとっています。

議題7

その他

今後について

※ 次回10月30日(火曜) 庁議室 午後6時から庁議室 まとめ、審議及び審議報告書作成

第2回日野市指定管理者候補者選定委員会終了

 

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