国民年金保険料の学生納付特例制度

学校教育法に規定された大学（大学院）、短大、高等専門学校、専修学校及び各種学校などに在学する学生は、本人の前年所得が一定以下の場合、申請により保険料の納付が猶予される制度です。

ただし、学生納付特例制度を利用したとき、将来受け取る年金の受給資格期間に含まれますが、年金額には反映されず、受け取る年金額は減額されます。

学生納付特例制度の承認期間は、現年度のものであれば4月（または20歳の誕生月）から翌年の3月までです。

また、平成26年4月から法律の改正により、申請時点から2年1カ月前までさかのぼって学生納付特例等申請ができるようになりました。

なお、猶予が承認された学生納付特例期間から10年以内であれば、一定の金額を加算して国民年金保険料を納めることができ、将来支給される年金額に反映されます。

申請できる方

学校教育法に規定された大学（大学院）、短大、高等専門学校、専修学校及び各種学校などに在学する学生。

期限

国民年金に加入する20歳に達し、学生特例納付（猶予）を希望する場合は、速やかにお手続きしてください。

手数料

特にありません。

申請に必要なもの

1. ご本人確認できるもの
   （例）免許証、マイナンバーカード、パスポートなど
2. 基礎年金番号がわかる書類
   （例）年金手帳、基礎年金番号通知書、日本年金機構が発行した基礎年金番号が記載されている書類（納付書など)
3. 学生証または在学証明書
   ※就労していた方が退職をして学生になった場合も申請できます。
   ※前年所得が一定以上となる場合は、「退職（失業）による保険料免除の特例」があります。

　手続きには、公共職業安定所が発行する雇用保険受給資格者証、雇用保険受給資格通知または雇用保険被保険者離職票が必要ですので、併せて持参してください。

申請方法

申請に必要なものを持参のうえ、保険年金課にお越しください。

※マイナポータルを利用したインターネットからの申請も可能です。

所要時間

約15分程度