日野市東豊田緑地保全地域(黒川清流公園)における湧水白濁及び湧水枯渇の再発防止に向けた今後の日野市の対応について(令和元年6月7日プレスリリース)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページID1012021  更新日 令和1年6月8日

印刷 大きな文字で印刷

令和元年5月10日、日野市東豊田緑地保全地域(黒川清流公園)湧水対策検討委員会委員長 二木幹夫氏より提出された湧水対策検討委員会報告において、湧水白濁と湧水枯渇の原因については、

  1. 平成30年7月21日に東豊田緑地保全地域(黒川清流公園)内の「わきみず池」において発生した白濁は、多摩平の森マンションの基礎工事で使用したベントナイトが湧水地に漏えいしたものである。
     
  2. 平成30年7月22日以降、黒川清流公園内の「あずまや池」下流の湧水の枯渇は、マンションの基礎工事で使用したベントナイトや掘削による泥水が地盤中の地下水の「水みち」で目詰まりしたことと推定された。

と示されたことにより、湧水白濁及び湧水枯渇の再発防止に向けた今後の日野市の対策方針を別紙のとおり定め、これに基づき、事業者と合意文書を取り交わしました。

湧水白濁及び湧水枯渇の再発防止に向けた今後の日野市の対策方針

黒川清流公園内の湧水白濁及び湧水枯渇の原因がマンションの基礎工事に起因したことを受け、

 (1) 現在中断している杭打ち掘孔箇所

 (2) 既に基礎工事が完了している多摩平の森マンションB棟の建築工事

 (3) 今後の基礎工事

について、日野市の対策方針を定める。

 

(前提)

  • 市は、平成30年11月から既に実施しているモニタリング調査(地下水位、湧水量、水質、濁度等)について、工事完了後最低1年後までは継続して実施させることとし、事業者から適宜、調査結果の報告を求める。なお、モニタリング調査に異常値が測定された場合は直ちに作業を中止させることとする。
  • 市においても、継続して黒川清流公園での湧水量調査等を実施する。
  • 専門家を交えた『(仮称)モニタリング管理協議会』を設置し、杭打ち基礎工事着工前、施工中、施工後のモニタリング調査等を確認し、杭打ち基礎工事が地下水や湧水へ与える影響の検証を行うこととする。

 

(1) 現在中断している杭打ち掘孔箇所について

  • 現在中断している3か所の掘孔箇所の埋戻しに先立ち、日野市清流保全―湧水・地下水の回復と河川・用水の保全―に関する条例(以下清流保全条例)の手続きに基づき、事業者による住民説明会を実施すること。
  • 埋戻し実施にあたっては、日野市東豊田緑地保全地域(黒川清流公園)湧水対策検討委員会(以下湧水対策検討委員会)で確認された管理項目に従い、埋戻し作業を実施すること。
  • C1棟の掘孔箇所については、掘孔部に空洞がある可能性があることから、サウンディング調査を実施し、空洞の有無を確認すること。
  • A棟の掘孔箇所については、沈殿部に空洞がある懸念が少ないこと、また、D棟の掘孔箇所については、掘孔部に土砂の崩壊がないことから、現場の状況に変化の無いことを再確認すること。
  • サウンディング調査の結果及び現場の状況に異常がないことを確認後、3か所の掘孔箇所の埋戻し作業を実施すること。
  • 3か所の掘孔箇所の埋戻しに用いる材料は、湧水対策検討委員会の報告書のとおり洗い砂や砕石等を用い、杭打ち掘孔箇所の埋戻し作業完了後、速やかに作業報告書を提出すること。

 

(2) 多摩平の森マンションB棟の建築工事について

  • 既に杭打ち基礎工事が完了している多摩平の森マンションB棟については、上記(1)の3か所の杭打ち掘孔箇所の埋戻し作業報告書により工事が適切に実施されたことを確認後、事業者による住民説明会を開催し、工事内容を近隣住民に周知させた上で、建築工事を開始すること。

 

(3) 今後の基礎工事について

  • 湧水白濁・枯渇の再発防止策として、一切ベントナイトを使用しない湧水対策検討委員会で示された工法で行うこと。
  • 杭の材料は、羽根つき鋼管杭を使用し、羽根つき鋼管杭の杭長を短くし、設計地下水位よりも高い位置が杭の先端となるよう、地下水位のモニタリング調査を徹底させ、羽根つき鋼管杭が日野礫層を貫通しない工法とすること。
  • 杭については、湧水対策検討委員会で確認されたとおり、複数の杭によって支持する工法とすること。
  • 工事にあたっては、施工上の管理項目を適切に設定し、清流保全条例の手続きを行うこと。
  • また、基礎工事の設計変更については、日野市まちづくり条例の手続きを行うこと。
  • 湧水対策検討委員会で確認された内容を基準として杭打ち工事前最低1年間、杭打ち工事中、建築工事竣工後最低1年間、モニタリング調査を継続すること。
  • 杭打ち工事に先立ち、清流保全条例及び日野市まちづくり条例に基づく住民説明会を開催し、工事内容を近隣住民に周知させた上で、作業手順に従い試験杭打ちを行うこと。

 

このページに関するお問い合わせ

環境共生部 緑と清流課
直通電話:公園緑政係 042-514-8307 水路清流係 042-514-8309
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-583-4483
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所3階
環境共生部緑と清流課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。