子宮がん検診の精密検査

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ページID1018766  更新日 令和5年6月15日

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子宮がん検診の結果、精密検査が必要と言われたら

がん検診は、がんの疑いがあるか異常がないかを判定する検査です。がんの疑いがあると判定された場合は、医療機関での精密検査を指示されます。
精密検査が必要と言われた方がすべて「がん」というわけではありませんが、「症状がない」「健康だから」といった理由で精密検査を受けないと、がんを放置してしまう可能性があります。

子宮頸がんは、「異形成」と呼ばれるがんになる前の状態が数年あります。この時期は症状がなく、おりものや出血、痛みもありません。
精密検査が必要と判定されたら必ず精密検査を受けましょう。

子宮がん検診における精密検査方法

主な検査方法を紹介します。
子宮がん検診における精密検査はコルポスコピー検査や、それを用いた組織診や細胞診、HPV(ヒトパピローマウイルス)検査を組み合わせたものです。
検査の詳細については受診される医療機関におたずねください。
(疑わしい部分や悪性の可能性の有無等により精密検査の方法は異なります)

コルポスコピー検査

コルポスコープという拡大鏡のような機械で子宮頸部の粘膜表面を拡大して観察します。検査時間は10~15分程度で、強い痛みを感じることはありません。

組織診

コルポスコピー検査で異常箇所を見つけたら、もっとも異常が出ている部分を少しだけ採取してより詳しく調べるのが組織診です。採取できる組織が少ないため、何度か組織診を行うことがあります。

細胞診

ブラシなどで子宮内を優しくこすり細胞を採取し、顕微鏡で細胞が正常かどうかを検査します。

HPV検査

HPV(ヒトパピローマウィルス)の中でもがんのリスクの高いタイプに感染しているかどうかを調べる検査です。子宮の入口の部分の粘膜をブラシのような器具でこすり、感染の有無を検査します。

精密検査を受ける医療機関について

精密検査は市内・市外いずれの医療機関でも受診できます。
受診前に医療機関に精密検査についてご相談ください。

精密検査の費用について

精密検査は通常の保険診療として、健康保険を適用した際の自己負担分をお支払いいただくことになります。
その他詳細については、受診する医療機関にお問い合わせください。

がん検診の精度管理について

がん検診の質を高く保ち、正しく行われているかを管理することを「精度管理」といいます。厚生労働省や東京都から示されている「精度管理」の方法に基づき、精密検査が必要と判断された方の精密検査結果の把握と集計を行っています。
そのため、精密検査を受診されたかたは、その結果についての情報提供にご協力をお願いいたします。
精密検査の結果について連絡をさせていただくことがあります。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課
直通電話:042-581-4111
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
健康福祉部健康課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。