大腸がん検診の精密検査

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページID1018764  更新日 令和5年6月15日

印刷 大きな文字で印刷

大腸がん検診の結果、精密検査が必要と言われたら

がん検診は、がんの疑いがあるか異常がないかを判定する検査です。がんの疑いがあると判定された場合は、医療機関での精密検査を指示されます。
精密検査が必要と言われた方がすべて「がん」というわけではありませんが、「症状がない」「健康だから」といった理由で精密検査を受けないと、がんを放置してしまう可能性があります。

大腸がんは、早期に発見できた場合、5年後の生存率(診断から5年後に生存している割合)が90%以上と極めて高いです。また、がんが見つからなくても、将来がんになる可能性のあるポリープを見つけて切除することもあります。その他の病気が見つかることもあります。

精密検査が必要と判定されたら、便秘や痔などの他の原因だと思わずに大事なサインと捉え、必ず精密検査を受けましょう。

大腸がん検診における精密検査方法

主な検査方法を紹介します。
大腸がん検診における一般的な精密検査は、全大腸内視鏡検査です。難しい場合は、S状結腸内視鏡検査とX線検査を併用した検査を行います。
検査の詳細については受診される医療機関におたずねください。
(疑わしい部分や悪性の可能性の有無等により精密検査の方法は異なります)

なお、便潜血検査の再検査は適切ではなく、他の方法での精密検査が必要です。

主な検査方法

全大腸内視鏡検査

下剤で大腸を空にしたあとに、内視鏡を肛門から挿入し、直腸から盲腸までの大腸の全部位を観察し、がんやポリープなどの病変の有無を確認する検査です。必要に応じて組織を採取し悪性かどうか調べます。

S状結腸内視鏡検査
下剤で大腸を空にしたあとに、内視鏡を肛門から挿入し、肛門からS状結腸まで(大腸の約3分の1)の内部を詳細に調べる検査です。全大腸内視鏡検査に比べて、検査前の処置が容易です。
X線検査
下剤で大腸を空にしたあとに、肛門からバリウムを注入し、空気で大腸をふくらませて大腸全体のX線写真をいろいろな方面から撮影する検査です。

精密検査を受ける医療機関について

精密検査は市内・市外いずれの医療機関でも受診できます。
受診前に医療機関に精密検査についてご相談ください。

精密検査の費用について

精密検査は通常の保険診療として、健康保険を適用した際の自己負担分をお支払いいただくことになります。
その他詳細については、受診する医療機関にお問い合わせください。

がん検診の精度管理について

がん検診の質を高く保ち、正しく行われているかを管理することを「精度管理」といいます。厚生労働省や東京都から示されている「精度管理」の方法に基づき、精密検査が必要と判断された方の精密検査結果の把握と集計を行っています。
そのため、精密検査を受診されたかたは、その結果についての情報提供にご協力をお願いいたします。
精密検査の結果について連絡をさせていただくことがあります。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課
直通電話:042-581-4111
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
健康福祉部健康課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。