平成18年度第5回指定管理者候補者選定委員会
第5回日野市指定管理者候補者選定委員会議事要点録
日時
平成18年11月10日(金曜) 午後6時から午後9時
場所
市役所4階 庁議室
出席者
酒井委員長、岩崎委員、川瀬委員、鈴木委員
樫村総務部長、堀之内企画部長、小川企画部参事、関田まちづくり部長、大場子ども部長
議題
まとめ
- 採点について各自確認
- 採点全体について質疑
- 施設ごとのまとめ
- その他
議題1
採点について各自確認
採点表の確認
議題2
採点全体について質疑
(委員)プレゼンテーターによって採点が左右されるように感じた。
(委員)平均が何なのか、選定委員それぞれ違うため、なかなか難しい。
議題3
施設ごとのまとめ
日野市立乗鞍高原日野山荘
応募団体名:株式会社 日野市企業公社、株式会社 レパスト、日野山荘愛好会
結論:株式会社 レパストを指定管理者候補者とし、市民サービスの向上と経費削減を含めた施設の運営管理を適切に実行できると認定する。
委員からの主な意見
- 選定のポイントである市民サービスの向上においては、新たな提案があり、「経費の縮減」「施設管理運営実績」等の内容も他より優れている。
- 熱意、意欲等においても事業計画書およびプレゼンテーションにおいて感じるものがあり、今後、市民サービス及び利用率向上に期待できる。
日野市市民農園
応募団体名:株式会社 日野市企業公社
結論:指定管理者候補者として、指定期間内において、市民サービスの向上と経費削減を含めた施設の運営管理を適切に実行できると認定する。過去の事業実績もあり、事業内容において熟知しているため、より幅広い事業展開が期待できる。
委員からの主な意見
- 1社のみの選定であったが、今までの実績を踏まえて採点し、十分な得点であるので、認めるものとする。
児童館選定の経過
児童館については、子育て支援施設であることを踏まえて十分に慎重かつ活発な議論が行われた。
選定の重点ポイントの再確認
- 地域、関係機関、ボランティア等との連携について
児童館が地域の子育て支援の拠点施設となり、子育て相談等も行うことが出来る団体を選定する。
単に行事が多いだけではなく、地域の自治会その他の組織との連携した取り組みを実施する団体を選定する。
ボランティアを雇うのではなく、地域に密着した行事の中から、ボランティアを育成していくことが望ましい。 - 施設の特性を活かしたサービス内容について
他の自治体の真似ではなく、日野市の児童館として特色ある運営が期待できる団体を選定する。 - 安定したサービスを提供するための職員体制の充実、研修によるレベルアップについて
若い職員が数年のサイクルで頻繁に入れ替わったり、若い職員のみの職員体制では施設は任せられない。ベテランの責任者と若い職員の調和がとれていて、職員一人一人が安定した雇用体制が確保された団体でなければならない。
地域の市民を積極的に雇用することが望ましい。
そうすることにより、地域で育てるという意識を養い、また地域に精通した人物が施設を管理運営することにより、子どもたちも親しみやすく、安心できる。
通常時でも現在より充実した職員体制をとることが望ましい。特に行事の時には、育成したボランティアを活用してほしい。
職員体制が整っている団体を選定する。
利用者のニーズを的確にとらえまたすぐに実行、改善できるしくみを持った団体を選定する。 - 児童の健全育成及び安全に配慮した事業運営(安全、安心の居場所づくり)
家に帰っても孤独になりがちな子どもの家がわりとなれるような安心した居場所になれること。
不登校児やひきこもり児の居場所になれること。
安全管理体制が整っている団体を選定する。(危機管理マニュアルの作成も義務付ける) - 市の施策が反映できる事業展開
日野市において実績がある団体又は地域で子育て支援や青少年育成において実績がある団体が望ましい。
市の施策を十分に理解して柔軟な事業展開ができる団体が望ましい。 - 経費縮減について
単に人件費が少ないだけで、指定管理料が安いという視点では選定は行わない。安定したサービスが提供できるとともに、その他の部分で経費縮減の工夫を行っている事業者であるかを重視し選定する。
以上の観点から以下のとおり指定管理者候補者を選定するに至った。
日野市立たまだいら児童館ふれっしゅ
応募団体名
株式会社 日本デイケアセンター
社会福祉法人 雲柱社
財団法人社会教育協会 日野社会教育センター
株式会社 こどもの森
結論:社会福祉法人 雲柱社を指定管理者候補者とし、今までの実績を鑑み、地域・関係機関・ボランティア等との連携及び市民サービスの向上と安定したサービスを提供するための職員体制の充実、経費削減を含めた施設の運営管理を適切に実行できると認定する。
委員からの主な意見
- 来年度以降、市職員が引き上げとなる。今まで独自に活動することに制限があった事もこれからはノウハウを最大限発揮し、管理・運営ができるようになるので以下の項目について今まで以上に努力することを希望する。
地域との連携
地域住民の取りこみ
防災・防犯に関する訓練及び対応策の再確認
苦情及び意見の集約方法の検討実施
個人情報保護対策
地域ボランティアの育成
他児童館との連携・連絡調整 - 中高生対応館として市内で初めて運営し、実際に来館者も市内児童館の中で一番多く、実績はみとめられる。市立児童館への貢献度は高いと認められる。
- 今までの実績においても、特に問題もなく、大きな苦情もないことで安定した運営を行っていると認められる。
- 地域との連携、他児童館との連携、市内行事への参加については行政側の強力な支援、指導(条件・環境づくり)を望む。
日野市立みなみだいら児童館ぷらねっと
応募団体名
株式会社 日本デイケアセンター
社会福祉法人 雲柱社
財団法人社会教育協会 日野社会教育センター
株式会社 こどもの森
結論:財団法人社会教育協会 日野社会教育センターを指定管理者候補者とし、地域・関係機関・ボランティア等との連携について今まで培ったノウハウを活かし、市民サービスの向上と経費削減を含めた施設の運営管理を適切に実行できると認定する。
委員からの主な意見
- 多摩平地区では地域に根付いた事業実績があり、児童館業務で新たに開拓していただきたい。
- 地域住民の特性を活かした活動、今までの人的なつながりを駆使しての地域の拠点となるよう期待している。
議題4
その他
- その他の意見
- プレゼンテーションの得て不得手があり、混乱しやすい。
- 問題が生じた場合における責任の所在を明確に提示していると審査しやすい。
- 市内児童館全体に関わることとして、今後障害児の受け入れや対応が課題である。
※次回 11月13日(月曜)午後6時から庁議室 まとめ、報告書の作成
第5回日野市指定管理者候補者選定委員会終了
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