常設展示
常設展「新選組・新徴組と日野」
これまで新選組のイメージといえば、池田屋事件などに代表される「剣を振るって戦った佐幕派の剣豪集団で、最後は土方歳三が箱館(函館)で壮絶な戦死を遂げて幕府に殉じた」といったような一面的なイメージで見られることが多かったのですが、当館で開催してきた特別展においては、誕生から終焉までを、周辺も含めて通史的に扱うことで、そうしたイメージを超えて、歴史の流れの中での新選組の位置づけを試みたものです。
今回の展示は、これまでに開催してきた4回の特別展の成果を踏まえながら、新出史料や新研究成果を加えての通史的な展示となります。また、展示室の一部を企画コーナーとして、リピーターにも常に新鮮な感覚で見てもらえるような展示を目指し、この部分の展示として、通常は「新選組のふるさと日野」の中心をなす「甲州道中」や「日野宿」についての展示を行っておりますが、定期的に企画展・特別展を開催しております。

展示資料
近藤勇の書状など新選組に関連する書状類、新選組の支援者として知られ幕末期の日野の名主で土方歳三の義兄・従兄でもある佐藤彦五郎の日記、新選組最後の隊長、相馬主殿(主計)が明治初期に著した回想録『贈友談話』、戊辰戦争で使われた武器や戊辰戦争を描いた錦絵など新選組の足跡を辿る資料のほか、新徴組関連資料や明治期の日野についての資料などを展示・公開しています。


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