ナラ枯れの被害拡大について
ナラ枯れの概要
カシノナガキクイムシという虫が樹木に侵入し、菌(ナラ菌)を樹木内で媒介する事により、樹木に水分が通らなくなるため、枯れてしまう現象です。枯れてしまった樹木は倒木の危険性があるため、伐採する必要があります。主にコナラ・ミズナラの枯死被害が見受けられ、人体や他の動物への影響は確認されていません。
ナラ枯れの特徴
- 木の根元に大量のフラス(木くず)がある
- 幹に直径約1~2mmの穴がたくさん空いている
- 夏季(7月~9月頃)に急速に葉の色が赤褐色に変色し枯れる
倒木、落枝の危険性があるため、市民の皆様におきましては、被害が見受けられる樹木にはなるべく近づかないようお願いします。
日野市の被害状況
- 市内発生時期については、令和2年の夏季から被害の兆候が見受けられました。
- 市内発生場所については、当初、百草や多摩平の緑地、南平丘陵公園周辺が多くを占めていましたが、市内全域へ広がってきています。
- 令和2年度は最終的に約35本のナラ枯れ枯損木を業務委託及び市直営作業で伐採しました。
- 令和3年8月末時点 49箇所の公園・緑地で約200本の被害を確認しています。
今後の対応
- ナラ枯れ枯損木の内、危険度の高いもの(公園内の樹木、住宅や道路などに隣接している緑地内の樹木)から優先的に市直営作業等で順次伐採作業を進めています。
- 被害が急速に拡大していることから、早急に市内全域の公園・緑地等におけるナラ枯れ対策について、必要な予算措置を含めて検討の上、計画していきます。
ナラ枯れ被害の一般的な対策などの詳細は下記をご参照ください。
このページに関するお問い合わせ
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