画家・作家の蟹江杏さんと日野市の連携プロジェクト
日野市出身の画家・作家の蟹江杏さんの初の小説『あの空の色がほしい』(河出書房新社)が市内小中学校、各図書館に寄贈されました。
これを受けて、下記のとおり蟹江杏さんと日野市との連携プロジェクトを企画しました。
連携プロジェクト
連携プロジェクト発表会
連携プロジェクト発表会を開催しました
令和7年7月30日(水曜日)に、蟹江杏さんと日野市の連携プロジェクト発表会を開催しました。
蟹江杏さんの小説『あの空の色がほしい』が市内小中学校、各図書館に寄贈され、感謝状贈呈式が行われました。
連携プロジェクトの背景・目的
蟹江杏さんの小説『あの空の色がほしい』(河出書房新社)
本小説は、お絵描きが大好きな主人公マコの成長を、日野市の豊かな自然とともに描いた作品です。多摩川の土手沿いにある、屋根の上に巨大な足形の鉄のオブジェをのせた風変わりな家を見つけた小学4年生のマコは、そこで近所で「変人」と噂される芸術家に出会います。学校で浮いていたマコは、やがて「オッサン先生」との奇妙な美術教室を通して、表現することの楽しさ、自分の思いを他者に伝えることの大切さにも気づいていき、さまざまな友だち関係の悩みや不安を乗り越えていきます。
蟹江さんは幼い頃から、絵を描くこと、アートの力に、自分は支えられてきたと強く感じてきました。
現在、学校生活を送る子どもたちも、主人公マコが経験したような思いを抱えていることが想定されます。そこで蟹江杏さんと子どもたちがワークショップやトークセッションを通じて直接交流し、子どもたちの成長を応援する「蟹江杏さんと日野市の連携プロジェクト」を企画しました。
このプロジェクトは、子どもたちが自身の感情と向き合い、他者と繋がり、そして未来への希望を見出すきっかけとなることを目指しています。
連携プロジェクトの内容
(1)市内小中学校における特別授業ワークショップ
小学校
実施校:日野市立日野第四小学校(4年生)
実施日:令和7年12月実施予定
中学校
実施校:日野市立大坂上中学校(1年生)
実施日:令和7年11月実施予定
(2)小説の読書感想ポップ賞(『あの空の色がほしい』POPアワード)
蟹江杏さんの小説『あの空の色がほしい』をテーマにしたPOP募集イベントを開催します。
※イベントの詳細については、後日公開予定です。
このページに関するお問い合わせ
教育部 教育指導課
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