平成16年度第6回教育委員会定例会
平成16年度 第6回日野市教育委員会定例会会議録要旨
開催日時
平成16年(2004年)9月29日
開催場所
日野市教育委員会
議事(要旨)
議案
第28号 教育委員会委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定について
第29号 日野市立学校の通学区域に関する規則の一部を改正する規則の制定について
第30号 教育管理職の異動について第31号 教育委員会職員人事について
請願審査(継続)
第16の3号 日野市の特別支援教育の発展を願う請願
報告事項
第17号 平成17年度「選べる学校制度」希望調査中間集計 学校課
第18号 行政情報の公開請求 学校課
第19号 平成16年4月から9月までの不審者の状況 学校課
開会午後2時
[田口委員長]
ただいまから、平成16年度第6回教育委員会定例会を開会いたします。
議事に入ります前に、本日は傍聴希望者がいらっしゃいますので、傍聴を許可したいと思いますが、異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
[田口委員長]
異議なしと認め、傍聴を許可します。
(傍聴者入室)
[田口委員長]
本日の会議録署名は馬場委員にお願いします。
本日の案件は、追加案件を含め、議案4件、請願審査1件、報告事項3件です。
追加案件の議案第30号と第31号ですが、本件は人事案件ですので、公開しない会議としたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
[田口委員長]
異議なしと認め、会議規則第12条により議案第30号と第31号は、公開しない会議の中で審議します。
会議の進め方ですが、議案第30号と第31号は、会議の最後に審議したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
[田口委員長]
異議なしと認め、会議の最後に審議いたします。
[田口委員長]
それでは、議事に入ります。
議案第28号・教育委員会委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定について、を議題といたします。事務局より提案理由の説明をお願いします。
議案第28号・教育委員会委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定について
[小川庶務課長]
議案第28号・教育委員会委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定について、ご説明申し上げます。
議案書の2ページをお開きください。2ページに参考法令が出ております。
平成16年10月1日をもちまして、田口委員長の任期が満了となります。あわせて、委員長職務代理者を現在、馬場委員にお願いしておりますが、職務代理者の任期も委員長の任期に合わせて満了となります。
次期の委員長の任期につきましては、平成16年10月2日から平成17年10月1日まででございます。職務代理者につきましては次の職務代理者が指定されるまででございます。慣例によりまして、職務代理者につきましては委員長選挙に合わせて指定を行っております。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第12条並びに日野市教育委員会会議規則第7条及び第8条の規定に基づき、委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定を行うものです。よろしくお願いいたします。
[田口委員長]
ただいまの説明のとおり、委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定を行います。この件につきましては、慣例により事務局がその執行の任に当りますので、庶務課長にお願いいたします。
[小川庶務課長]
ただいまから、日野市教育委員会委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定を行います。最初に委員長の選挙、続いて職務代理者の指定という順序で行います。
選挙の方法ですが、日野市教育委員会会議規則第7条に、「委員長の選挙は、指名推薦の方法により行う。」、但し書きで、「これにより難いときは、単記無記名投票の方法によるものとする。」と規定されています。
それでは、委員長について推薦をお願いしたいと思います。
[渡辺委員]
引き続きご苦労さまですが、田口委員に委員長をお願いしたらいかがかと思います。
[小川庶務課長]
委員長としまして田口委員の推薦がありました。いかがでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
[小川庶務課長]
異議なしということでございますので、田口委員、お引き受けいただけますでしょうか。
[田口委員]
はい。
[小川庶務課長]
よろしくお願いいたします。
選挙の結果、田口委員が委員長に選任されました。
[小川庶務課長]
引き続きまして、委員長職務代理者の指定を行います。日野市教育委員会会議規則第8条により、委員長職務代理者の指定は、委員長選挙の方法を準用することになっております。したがいまして、推薦という形になりますので、ご推薦をお願いいたします。
[渡辺委員]
引き続きご苦労さまだと思いますけれども、馬場委員に職務代理者をお願いしたいと思います。
[小川庶務課長]
委員長職務代理者として馬場委員の推薦がありましたが、いかがでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
[小川庶務課長]
異議なしということでございますので、馬場委員、お引き受けいただけますか。
[馬場委員]
はい。
[小川庶務課長]
馬場委員が委員長職務代理者に指定されました。
日野市教育委員会の次期委員長は田口委員、次期委員長職務代理者は馬場委員と決まりました。
それでは新委員長及び新委員長職務代理者から、それぞれごあいさつをいただきたいと思います。
まず、新委員長の田口委員長からごあいさつをお願いいたします。
[田口委員長]
今までも教育委員の皆様並びに事務局の皆様のおかげでまずは無事に務めてまいりました。これからもこの緊張感を忘れずにやっていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
[小川庶務課長]
続きまして、職務代理者の馬場委員からお願いいたします。
[馬場委員長職務代理者]
また1年間、よろしくお願いします。
[小川庶務課長]
ありがとうございました。
以上で教育委員会委員長の選挙及び委員長職務代理者の指定を終了いたします。
[田口委員長]
議案第28号はこれにて終了いたしました。
続きまして議案第29号・日野市立学校の通学区域に関する規則の一部を改正する規則の制定について、を議題とします。事務局より提案理由の説明をお願いいたします。
議案第29号・日野市立学校の通学区域に関する規則の一部を改正する規則の制定について
[佐々木学校課長]
議案第29号・日野市立学校の通学区域に関する規則の一部を改正する規則の制定について、ご説明いたします。
提案理由としては、万願寺土地区画整理区域内の町名地番変更に伴いまして規則の一部を改正するものでございます。
万願寺の区画整理事業地の学区域は、小学校でいえば一小と四小、中学校でいえば一中でございます。新旧対照表で説明したいと思いますので、6ページ、7ページをお開き願いたいと思います。きょうお手元に配付しました新設参考図もご覧ください。
今回は、あくまでも町名地番の変更に伴うもので、学区域の変更をするものではございません。町名地番を整理するものでございます。7ページの旧、一小の方にあります大字日野の一部が左側の新の方の6ページですが、万願寺三丁目45~52番地、四丁目24~32番地、六丁目7から48番地に変わったものです。大字日野の一部がこのように変わったものでございます。
次に第四小学校でございます。7ページの旧の方ですが、大字新井から大字万願寺まであります。この内、旧の大字新井、大字下田、大字万願寺の3つの地名がなくなりまして、それぞれが石田一丁目、二丁目、万願寺一丁目から六丁目までに変わっております。あわせて石田の一部と日野の一部もこのように変わっております。旧の大字新井、石田、下田、万願寺あたりは入り組んで宮とか上田などがありますけれども、かなり入り組んでいますので古い方の地図の作成がなかなか難しかったものですから、新しい方の地図を参考にしていただければ幸でございます。このように石田一丁目、二丁目、万願寺一丁目から六丁目が新しくできたということでございます。
一番下の八小でございます。八小は町名地番の変更はございませんでしたが、この四小と一小の作業をしている中で、大字新井の、旧は173からなっていますが、新の方は172からなっています。172番地は浅川の南ですが、大字新井172番地というものが存在していたということで、ここで訂正して今回の規則改正をするものでございます。
次の8ページ、9ページでございます。これは中学校でございます。今回の区画整理地内の学区域は中学校では一中でございます。先ほどの四小、一小と同様でございますが、大字新井、大字下田、大字万願寺が地名がなくなりまして、すべて石田一丁目、二丁目、万願寺一丁目から六丁目になっております。あわせて石田の一部と日野の一部も同様に変わっております。
三沢中学校の場合は先ほどの八小と同じで、大字新井172番地が浅川の南側にありましたので、これを訂正したものでございます。以上、今回の規則改正でございます。
なお、8月6日に万願寺の換地処分公告がありましたので、その翌日ということで、この規則は平成16年8月7日から適用するものでございます。以上で説明を終わります。
[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がありましたらお願いします。
[馬場委員長職務代理者]
ここに町区域新設参考図というのがありますが、万願寺六丁目のこの区切りが大変不自然なんですね。普通ですと六丁目と五丁目で分けるのがすっきりしていいのではないかなというのですが、これはどういうわけでしょうか。
[佐々木学校課長]
現行の一小と四小の学区域がこのような線になっています。それで、馬場委員さんがおっしゃるとおり、万願寺五丁目の線を学区域の境にすればよろしいのですが、そうなると学区域が変わる方がいますので、一応現行にあわせて線を引いたということです。現行の学区域にあわせました。ですから学区域は町名ごとにきれいになっておりません。皆様のお手元の図ですと太い赤の線ですが、それが現行の学区域です。
[馬場委員長職務代理者]
確かにそうかもしれませんが、現実的には非常に不自然だと思うのですね。学区域というのはあまり不自然に切るのはよくないのではないか。例えば自治会との関係とか、あるいは地域、地元の関係とか、学校が地域とつながりを深めていく場合には、やはりある程度まとまった方がいいと思います。
そしてこの六丁目のところは、団地を区切って、道路ではないですよね。番地でやっている。そしてこちら側の道はたぶん新しくできた道で、コスモスの植わっている大きい道ですね。ですから、ここで分ける方が自然なのではないかな。特に現在、学区域はあっても選択制ですので、特に支障がないのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
[佐々木学校課長]
あくまでもこの周辺に住んでいる方の混乱を考えまして、現行の学区域にあわせたものですからこのような形になりました。
[馬場委員長職務代理者]
住んでいるといってもここは公園になっているのですよね。こちら側に新しくマンションができて、ここは団地を分けていますよね。この方が不自然なのではないかなというふうに思いますけれどもね。地図上の六丁目の目のあたりはだいたい公園になっていて、ここのところに今、1棟マンションがあって、ここに何軒かあるというような感じですね。
[佐々木学校課長]
確かに川原付団地の中を縫っていますが、現状もそうなので単純にそこにあわせたというところです。
[馬場委員長職務代理者]
ですから現状を変えるということは、難しいのかどうかということです。
[加島教育長]
現状を変えることがどうかという調査や、意向調査等はしていないのですね。
[佐々木学校課長]
はい、しておりません。今回はあくまでも町名地番変更に伴う改正です。
[加島教育長]
そういうことですね。
[田口委員長]
馬場委員に伺いますけれども、これをこのようにしたらよいのではないかということですか。
[馬場委員長職務代理者]
そうです。要するに五丁目と六丁目で分けたらどうかと。
[田口委員長]
これを見ますと、六丁目だけでなく、三丁目も四丁目も一部ですね。
[馬場委員長職務代理者]
そうですね。
[田口委員長]
万願寺三丁目も四丁目も六丁目も一部の番地が四小の学区域です。全部が学区域ではありません。
[馬場委員長職務代理者]
こちらは一小の方が少し出ていますね。
[田口委員長]
そうです。
[馬場委員長職務代理者]
ただ、前に二小と滝合小でも、大きな道路で区切られたのですね。豊田があって、それから細い道があってかなりそこで誤解があったりしました。
これは大きな道路がここのところは通っているんです。新しい、今度幹線道路になる道路がね。ですから、ここはここで分けてもいいかなと思います。六丁目は団地の中を横切っていますし、ちょっと不自然かなというので。だから町名がこういうふうに整理されたときには学区を変更しても昔ほど、特に境目というのは自由に希望によってどちらの学校でもいいということになっているので、変えてもいいのではないかなと私は思うんですよ。こういうふうにしてしまったら、どうしてもこっちの学区にいかなければいけないという状況だったら今おっしゃることはよくわかるのですけれども、そうではないから、素直にすっといってもいいかなというふうに、そのくらいの柔軟さがあってもいいのかななどとちょっと考えたものですから。
[田口委員長]
いかがしましょうか。
[渡辺委員]
この町名地番整理のときに、住民の皆さんから学区についての変更とか何かの要望は特に出ていなかったですか。
[佐々木学校課長]
特に区画整理の担当の方からは聞いておりません。
[清水教育部長]
今回の通学区域の規則改正につきまして、先ほど来、説明をしてまいりましたとおり、万願寺区画整理事業の完了に伴って、その地域に町名地番の変更があったことによるものでございます。どうしてもこの時期に別表の変更をしなければならないという事情がありました。
学区域の変更につきましては、この地域に限らずいくつか課題となっているところがあると思いますけれども、その場合には、やはり保護者、地域の方と十分な協議をして、ご理解を得るというようなことが必要だと思っています。今回の改正はあくまでも町名地番の変更で不都合になった部分を直したものでございますので、そのような点でこの議案についてはご理解をいただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
[田口委員長]
事務局よりご質問に対する回答が出ましたけれども、ほかにご質問はございませんか。
[田口委員長]
ないようですので、ご意見を伺います。
[加島教育長]
今、部長が言いましたように、線引きをするというのは一つの考え方だと思います。その線引きをするためには、それなりに地元の意向を調査する必要があると思いますので、ご意見は承りましたけれども、今回は町名地番変更の部分だけを新しいものに直すということでお願いできればと思います。
[田口委員長]
ほかにご意見はございますでしょうか。
[田口委員長]
ないようですので、ご意見、ご質問はここで終結します。
お諮りします。議案第29号・日野市立学校の通学区域に関する規則の一部を改正する規則の制定について、を原案のとおり決することに異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
[田口委員長]
異議なしと認めます。議案第29号は原案のとおり可決されました。
[田口委員長]
次に請願第16-3号・日野市の特別支援教育の発展を願う請願、を議題とします。
本件は継続審査になっている案件です。8月12日以降の経過につきまして事務局より説明をお願いいたします。
請願第16の3号・日野市の特別支援教育の発展を願う請願
[佐々木学校課長]
請願第16の3号・日野市の特別支援教育の発展を願う請願について、先月の第5回教育委員会定例会から現在までの経過報告をいたします。
平成19年度から予定されています特別支援教育に向け、昨年末に日野市特別支援教育あり方検討委員会を設置しまして、19年度までどのように環境整備をしていくのかを検討し、先月末に第1次報告を受けました。
その主な内容は3点あります。1点目は、検討内容ということで現状分析。2点目は、緊急に対応すべき課題として、小学校の固定心障学級を2校から4校、一小と京王線東側地域に増設。また、通級の情緒障害学級を1校から2校に早期に増設することで五小が望ましいとなっております。3点目は、今後の課題として教員の研修、市民、保護者への情報提供や啓発、養護学校などとの連携と8項目ありますが、それは第2次検討委員会を設置して検討するというふうに今回の第1次報告はなっております。
この報告を受けまして先日、三小のひばり学級、平山台小のわかくさ学級、百草台小のつくし学級の保護者を対象に特別支援教育の説明、また今後の見通しということで、仮に来年4月に固定心障学級を一小と潤徳小、通級の情緒障害学級を五小に設置した場合、転校を希望するかどうかのアンケートを行いました。
なお、同様の趣旨で市議会に同じ請願者から陳情がありまして、市議会の方は全会一致で採択されております。以上で経過説明を終わります。
[田口委員長]
事務局からの説明が終了しました。ご質問がございましたらお願いします。
[田口委員長]
ご質問がないようですので、ご意見を伺います。
[渡辺委員]
請願者の代表の方が、同じ請願者名で同趣旨の請願を市議会の方に提出されて、採択されたというお話を伺って、参考のためにその請願のコピーを見せていただきましたけれども、本委員会の方に提出された請願の方がより具体的なことが記述されていますね。しかし趣旨は同じでありますし、基本的にはこの請願項目の趣旨は賛成してよろしいのではないかと思います。
ただ、今も言いましたように、議会の方に出された請願項目よりも、より具体的な、例えば請願項目の2のところは、三沢中・三中ブロックについて1校設置、ということが記述されたりしておりますので、そういう点を事務局に前向きに検討していただいて、できることから実施してもらいたいという、そういう条件で趣旨は採択してよろしいのではないかと思います。
[馬場委員長職務代理者]
8月30日に出されました日野市特別支援教育のあり方検討委員会の第1次報告、この中の2の緊急に対応すべき課題というのがあるわけですが、この内容と比べましても、完全に一緒ではありませんけれども、ほぼ同じと私は判断していますので、この請願はよろしいのではないかなというふうに思っております。
[山畑委員]
私もこの請願の内容について、渡辺委員から先ほどお話がありましたが、議会に出されたものよりはやや具体的というか、もう少し詰めた話といいますか、そうなっていますけれども、趣旨としては私もこれで十分採択できるという内容だと思いますので、結構だと思います。
[加島教育長]
結論的には、今の3人の委員の方が言われたことと同じです。条件整備というのが2つありまして、1つは学校の教室とかそういうような物的な措置です。もう1つは父母の意向ということがあります。この2つがうまくいけば設置が可能であると思っていますので、この請願については、教育委員会では採択か不採択しかありませんけれども、採択にあたって、渡辺委員もおっしゃったように、趣旨を尊重した形での採択という形にしていただきたいと思います。
[田口委員長]
皆さんからご意見が出ましたけれども、ほかにご意見ございませんか。
[田口委員長]
ないようですので、ご質問、ご意見はここで終結します。
請願第16の3号につきましては、4人の方から趣旨を採択するというご意見が多かったようです。条件整備や保護者の方々の意向を伺いながら、この請願第16-3号につきまして整理をしていっていただきたいということで、これを採択することに異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
[田口委員長]
異議なしとのことですので、請願第16-3号は採択することに決しました。
[田口委員長]
ここで休憩をとりたいと思います。10分間の休憩をとりまして、2時40分から再開いたします。
休憩午後2時30分
再開午後2時40分
[田口委員長]
再開します。
報告事項第17号・平成17年度「選べる学校制度」希望調査中間集計、について事務局より報告をお願いします。
報告事項第17号・平成17年度「選べる学校制度」希望調査中間集計
[佐々木学校課長]
報告事項第17号・平成17年度「選べる学校制度」希望調査中間集計についてご報告いたします。
14ページをお開き願いたいと思います。来年の小学校1年生の希望調査でございます。本来の学校以外の学校を選んでいる児童ですが、234名で15.12パーセントでございます。ちなみに、昨年度は16パーセントで0.88ポイントのマイナスとなっております。
中学校におきましては、136名が本来の学校以外の学校を選んでおります。9.74パーセント。昨年度は11パーセントで1.3ポイントのマイナスとなっております。
昨年度も本年度も、小学校においては15パーセント前後、中学校においては10パーセント前後の方がほかの学校を選んでおります。
ちなみに例年のことですが、万願寺の調整区域の関係で一小、四小の方が潤徳小を選んでおります。14ページの下段にありますが、一小は他校希望者が30名いらっしゃいますが、その内調整区域の方は17名が潤徳小を選んでいます。ちなみに調整区域外も含めて潤徳を選んでいる方は26名。四小は37名が他校を希望しております。その内、調整区域に住んでいる方が27名で、調整区域外も合わせると四小は32名の方が潤徳小を選んでおります。
それから三小と東光寺小の関係でございます。三小の43名が他校を選んでおります。その内、新町一丁目の方は、30名が東光寺小を希望しております。全体で三小の43名の内、34名が東光寺小を希望しております。
中学校におきましては、一中と三沢中の関係でございます。一中の他校希望者58名の内、57名が三沢中を選んでおります。
それから一中と大坂上中の関係でございます。大坂上中学校17名の内、12名が一中を選んでいます。
七生中と平山中の関係です。七生中17名の内、9名が平山中学校を選んでおります。
これは1回目の中間集計ですので、さらに就学児検診等がありますと、その後また変更がありまして、2回目の集計は11月中ごろになる予定でございます。以上で報告を終わります。
[田口委員長]
事務局からの報告が終了いたしました。ご意見、ご質問がございましたらお願いします。
[山畑委員]
選べる学校制度、学区域ということでいいんですが、例えば潤徳小学校の他学区からの希望が66名ですね。そして入学予定者が159名。4クラスぎりぎり、各クラスめいっぱいの4クラスですね。というようなことで、通学の便の関係もあるかもしれませんが、この小学校がいいということで多くの人が希望して行くのですが、かえってそのことで施設設備や何かの関係で手狭になって、教育活動に支障をきたすまでいくかどうかはわからないけれども、窮屈になるというような懸念がこの数字から想像するのですけれども、その辺はどうでしょうか。
[佐々木学校課長]
確かに潤徳小の場合は、教職員研究室が旧高幡台小、今の教育センターに移りまして、その分を今、活用しております。今後このような状況が続きますと潤徳小は手狭になると思いますので、施設整備の問題、八小も含めてですが施設整備が非常に課題になってくるものと認識はしております。その関係で教育庶務課と連携をとって施設整備の方は準備をしていかなくてはいけないと思っております。
[田口委員長]
ほかにございますか。
[田口委員長]
なければ、報告事項第17号を終了いたします。
報告事項第18号・行政情報の公開請求について、事務局より報告をお願いいたします。
報告事項第18号・行政情報の公開請求
[佐々木学校課長]
報告事項第18号・行政情報の公開請求について報告いたします。
16ページをお開き願いたいと思います。今回行政情報の公開請求についてということで2件ございました。請求者の住所、氏名は記載のとおりで、同一人からありました。
最初8月末にあったわけですが、請求内容は、2005年度使用小学校教科書採択にかかる文書ということで、審議会委員の名前、市民公募の評価表、学校からの調査研究報告書のうち社会科と国語、4番目として教科委員会の調査研究報告書、5番目として審議会の答申書の請求がありました。
この内、審議会委員の市民公募の3名と保護者代表の3名については、住所、電話番号を非公開として、部分公開としております。それから市民公募の評価表でございます。これは3名の市民公募の方ですが、氏名を非公開としてこれも部分公開としております。3番、4番、5番は全部公開としております。
公開日は9月13日です。9月13日に公開したわけでございますが、この9月13日の公開を受けまして、請求者はその公開内容を見て、現在使用している教科書と替わる教科についての請求がありました。それは今回は算数と音楽が現在の教科書会社から替わります。その請求ということで、学校からの算数と音楽の調査研究報告書を全部公開ということで9月17日に公開をしております。以上です。
[田口委員長]
事務局からの報告が終了しました。ご質問、ご意見がございましたらお願いします。
[田口委員長]
なければ、報告事項第18号を終了いたします。
[田口委員長]
続きまして追加案件の報告事項です。報告事項第19号・平成16年4月から9月までの不審者の状況、について事務局より説明をお願いいたします。
報告事項第19号・平成16年4月から9月までの不審者の状況
[青木指導主事]
報告事項第19号について報告させていただきます。
平成16年4月から9月までの不審者の報告をさせていただきます。
この報告につきましては、学校課へ学校より報告されたものでございます。不審者は合計で28件、その内13件は露出でございます。また、午後2時から4時の時間帯の発生が多く、この時間帯にはパトロールを実施しているところでございます。以上でございます。
[田口委員長]
事務局からの報告が終了しました。ご意見、ご質問がありましたらお願いいたします。
[渡辺委員]
今お話がありましたパトロールとの関係などについてご説明いただけますか。パトロールが始まってから、時間帯でかえってそういう事態を掌握できたのか、それとは関係なく報告がなされているのでしょうか。
[青木指導主事]
この報告につきましては、パトロールとは別に学校から学校課の方に報告があったものでございます。昨年度の発生時間帯を見ましても、やはり午後2時から4時の間が多発しています。他市においても同じ時間帯で多発しているという報告を受けております。
[渡辺委員]
パトロールをしてもあまり効果がないという意味ではないのですね。その辺の関連を説明してください。
[青木指導主事]
パトロールをしたから減った、増えたという関連ではございません。パトロール隊のこの時間というのは、小学校、中学校の下校時間帯でございますので、その時間帯にパトロールをお願いしているところでございます。
[清水教育部長]
お手元の資料の説明をさせていただいたところですけれども、表の中で9月からの発生が8件ということになっています。発生の場所をご覧いただきますと、その内のほとんどが第一中学校の区域でございます。それから、状況の欄でも今までと若干違うような内容となっています。特に9月14日の件ですけれども、車に女子中学生が連れ込まれたというようなことです。これは日野市内では過去にあまり例のない深刻な状況だというふうに考えています。
これを受けて一中と一中地域の小学校の校長先生に急遽、お集まりいただきまして協議いたしました。警察にもお願いをしてパトロールの強化をしていただいているということと、それぞれの学校の実情に合わせて地域や保護者の方のご協力をいただいてパトロールを強化するということにいたしました。特に一中地域はモノレールが走るようになってからだいぶまちの状況も変わっているというようなことで、すべての場所をパトロールすることは非常に難しいということもあって、教育委員会もこれを補っていこうということで、10月1日が学校が休みでございますので、週明けの月曜日から職員が2組程度、下校時に合わせて一定期間パトロールをするということで決定をいたしました。まちぐるみで子どもの安全を守るというような体制が犯罪の抑止力につながるというふうに信じておりますので、そのような対応をとらせていただこうと思っています。以上でございます。
[田口委員長]
ほかにございませんか。
[加島教育長]
先ほど渡辺委員からありましたご質問ですけれども、校長先生あるいはPTAからは、シルバーの地域パトロールが大変役に立っていて心強いということは何回も聞いているところです。しかしそうした隙間を縫いながら不審者が出ているということであります。9月からの車の件が1つありましたけれども、あと報告されているのは、小学生などにつばをくれと、唾液をくれということで、校長先生たちは「つばくれおじさん」と呼んでいるというような、特定の人が出ているので、9月になってから件数が増えているということです。そして先ほど申し上げたような対応をとるということであります。
[田口委員長]
ほかにございませんか。
[田口委員長]
今の教育長の話は声かけというところに入るのですか。
[加島教育長]
そうです。
[渡辺委員]
先ほど部長さんから説明いただきました14日の件は、車の中には連れ込まれないで未然に防止できたのでしょうか、叫んだか何かして。
[青木指導主事]
連れ込まれました。
[渡辺委員]
そのあとはすぐ解放されたのですか。具体的に傷害は受けていなかったのですね。
[青木指導主事]
その後病院で特にないということです。今現在、警察の方で捜査中でございます。
[馬場委員長職務代理者]
3時半というのは下校途中ですか。
[青木指導主事]
下校途中でございます。
[田口委員長]
ほかにございませんか。
[田口委員長]
ないようですので、これで報告事項第19号を終了します。
次に平成16年10月の行事予定について事務局より説明をお願いいたします。
※平成16年10月の行事予定については省略
[田口委員長]
これより議案第30号及び第31号に入りますが、本件につきましては、議案審議を公開しない会議の中で行いますので、関係職員以外の事務局説明員も退席していただきたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
[田口委員長]
関係職員以外の事務局説明員も退室してください。
なお、本件の終了をもって平成16年度第6回教育委員会定例会を閉会といたします。
(関係職員以外退室)
※議案第30号・教育管理職の異動について
※議案第31号・教育委員会職員人事について
は、公開しない会議の中で審議
[田口委員長]
以上をもちまして、本日の案件はすべて終了いたしました。
これにて平成16年度第6回教育委員会定例会を閉会いたします。
閉会午後3時5分
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