毎日のコツコツ習慣で骨を強くする『ほね活』

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ページID1027766  更新日 令和7年2月28日

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毎日の習慣で骨を強くしましょう

毎日のコツコツ習慣で骨を強くする『ほね活』

骨を強くするには『10代で高めて、20代以降は維持』

骨量は10代に急激に増え、20代で最大骨量に達します。40歳頃までは横ばいですが、50歳近くから減少していきます。

(画像)年齢に伴う骨量の変化。骨量は10代に急激に増加し、閉経を境に、50歳頃から急激に減少していきます。

どの世代も『カルシウム』が不足しています

強い骨を作るためには、骨の主成分である「カルシウム」が欠かせません。
特に骨量が急激に増加する10代はカルシウムの必要量が多くなります。

カルシウム摂取量と推奨量の男女別グラフです。

食事に気を付けることで、骨を強くすることができます。

1日3食バランスよく食べることが大切です。
そのうえで「カルシウム」をはじめとする栄養素を含む食品を意識してとりましょう。

POINT1 骨の主成分 カルシウム を多く含む食品をとる

(画像)牛乳コップ1杯200gはカルシウム220ミリグラム、ヨーグルト(100g)はカルシウム120ミリグラム、スライスチーズ(1枚18g)はカルシウム110ミリグラム、スキムミルク(大さじ1杯6g)はカルシウム66ミリグラム

【POINT】
牛乳はカルシウムの吸収率が約40%と、ほかの食品に比べて高い食品です。毎日とるように意識しましょう。スキムミルクはコーヒーや紅茶に加える、ヨーグルトに混ぜて食べるなど、普段の食事に“ちょい足し”がしやすいのでおすすめです。
 

(画像)大豆製品:納豆(1パック40g)はカルシウム36ミリグラム、絹ごし豆腐(160g)はカルシウム120ミリグラム、魚介類:しらす干し(大さじ1杯5g)はカルシウム26ミリグラム、ししゃも(3尾40g)はカルシウム150ミリグラム、野菜類:小松菜のナムル(小鉢1杯50g)はカルシウム75ミリグラム、ひじきの煮物(小鉢1杯50g)はカルシウム50ミリグラム

POINT2 カルシウムの吸収を高める ビタミンD・ビタミンK も一緒にとる

ビタミンD (必要量9.0㎍/日)

(画像)さんま(1尾120g)はビタミンD15.6㎍、まいたけ(50g)はビタミンD2.5㎍、適度な日光浴

ビタミンK (必要量150㎍/日)
 

(画像)納豆(1パック40g)はビタミンK350㎍、ほうれん草1/4束60gはビタミンK160㎍、ブロッコリー1/4個60gはビタミンK130㎍

POINT3 一番大切なのは、1日3食 & バランスのよい食事

カルシウムを積極的にとることも大切ですが、骨を強くするためにはバランスのよい食事が基本です。主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上食べるように意識しましょう。

(画像)主食:米、パン、めん類などの穀類を主材料とする料理で、炭水化物の供給源になります。主菜:魚や肉、卵、大豆製品などを使った料理で、たんぱく質の供給源になります。副菜:野菜などを使った料理で、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを補う重要な役割を果たします。

POINT4 とりすぎに注意する食品

インスタント食品、スナック菓子、加工食品にはリンや食塩が多く含まれており、カルシウムの吸収を妨げます。また、コーヒーなどに含まれるカフェインもとりすぎるとカルシウムが排出されるため注意が必要です。

(画像)ポテトチップス、即席めん、コーヒー

日常的に運動を

食事に加え、運動によって骨を強くすることができます。ポイントは“骨に刺激を与えるような運動”です。 
ウォーキングのほか、エレベーターを使う場面であえて階段を使う、スキマ時間にかかと落としやジャンプをするのも効果的です。

【かかと落とし】
つま先立ちをしたら、かかとをストンと落とします。
 

(画像)かかとを上げたりおろしたりする

学校給食アレンジレシピ

  • (画像)ヨーグルトポムポムの写真

    ししゃもの春巻き
    材料(1人分):
     ししゃも   2尾

     春巻きの皮 2枚
     ミックスチーズ  適量
     しその葉 2枚

     薄力粉 適量
     揚げ油 適量

    作り方:
    (1) のり用に薄力粉を水に溶かしておく。
    (2) 春巻きの皮にしその葉、ししゃも、チーズの順にのせて、春巻きと同様に巻き、(1)ののりでとめる。
    (3) きつね色になるまで揚げて、できあがり。

    Memo:ししゃもが苦手なお子さんでもペロッと食べられる!大人のおつまみにも♪

  • 大豆とじゃこの甘辛揚げのイメージ画像です。

    大豆とじゃこの甘辛揚げ
    材料(4人分):
     大豆(乾燥)・・・20g
     片栗粉・・・・・・小さじ1
     揚げ油・・・・・・適量
     ちりめんじゃこ・・20g
     ごま・・・・・・・小さじ1弱
     砂糖・・・・・・・大さじ1強
     しょうゆ・・・・・小さじ1
     みりん・・・・・・小さじ1

    作り方:
    (1) 大豆は水で戻して、片栗粉をまぶす。カラッと揚げる。
    (2) 鍋でちりめんじゃことごまを乾煎りする。砂糖、しょうゆ、みりんを加えて水分をとばす。
    (3)(2)に(1)を加えて合わせ、できあがり。

    Memo: 1人分で約100mgのカルシウムを摂ることができます。お弁当の副菜として作り置きにもおすすめです。
    ※小さなお子さんは咀嚼機能に合わせて、大豆をつぶして与えてください。

保育園給食アレンジレシピ

  • さつまいものミルクかりんとうのイメージ画像です。

    さつまいものミルクかりんとう
    材料(作りやすい分量):
    さつまいも 250g(中1本)
    揚げ油 適量

    スキムミルク 大さじ1弱
    砂糖 大さじ2弱
    水 大さじ1

    作り方:
    (1) さつまいもはよく洗い、拍子切りにし、
     水気を切っておく。さつまいもを揚げる。
    (2) スキムミルクを水で溶き、溶けたら砂糖を入れる。
    (3) 弱火でゆっくりと、ゆるめの練乳状になるまで火にかける。
    (4) (1)と(3)をからめて、できあがり。

    Memo:練乳状にしたスキムミルクはココアや紅茶にもぴったり!毎日のティータイムでコツコツほね活♪

  • やみつきトーストのイメージ画像です。

    やみつきトースト
    材料(1人分):
     食パン(6枚切り)・・・1個
     スライスチーズ・・・・1枚
     砂糖・・・・・・・・・小さじ2弱

    作り方
    (1) 食パンにスライスチーズをのせて砂糖をかける。
    (2) オーブンまたはトースターで焼く。チーズに少し焦げ目がついたら、できあがり。

    Memo:忙しい朝にもおすすめ!簡単レシピでコツコツほね活♪

学校栄養士コラム

「残さず食べよう!給食から始める健康への第一歩」 

 「今日の給食もおいしい!」と、児童から声をかけてもらうことが多いですが、それでも毎日残菜があります。特に魚がメインの日は残菜量が多くなります。また、牛乳も口をつけないまま戻ってくるものがあります。
 そこで、給食委員会では、2学期に4週間の残菜調査を行いました。毎日の残菜量と牛乳の残った本数を調べ、グラフにまとめました。グラフを見た児童は、想像以上に牛乳と料理が残っていることを知り、驚いていました。また、どのような料理の残菜が多いのか、残菜量の多い日と少ない日にはどのような違いがあるのか考え、コメントを書き加えていきました。 そして、この結果を全校児童に伝えようとグラフを掲示し、給食時間の放送で伝えました。残さず食べようと意識する児童は増えたと思います。
 残さず食べることはごみを削減できて地球に優しいだけでなく、自分に必要な栄養をしっかり摂取でき、将来の健康にもつながることをこれからも継続的に伝えていきます。
 

保育園栄養士コラム

 公立保育園では子どもたちの心身共に健やかな成長を願い、食の大切さを伝えながら、安全・安心でおいしい給食作りを心がけています。
 保育園ではカルシウムの摂取の工夫として、スキムミルクをシチューや午後のおやつの手作りビスケットやケーキ、蒸しパンなどに使用しています。
 スキムミルクのレシピをCOOKPADの「日野市公立保育園 公式キッチン」で紹介していますので、参考にしてください。

参考資料:
日本人の食事摂取基準(2025年版)※令和7年4月1日から適用
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
令和5年国民健康・栄養調査

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