市長の行政報告(令和5年第4回定例会)

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ページID1025422  更新日 令和5年12月4日

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1.市制施行60周年記念式典・記念イベントを開催

 11月3日の市制施行記念日に、ひの煉瓦ホール(市民会館)で市制施行60周年記念式典および記念イベントを盛大に開催しました。記念式典には、日野市の発展にご尽力いただいた方々をお招きするとともに、姉妹都市である米国カリフォルニア州レッドランズ市長や岩手県紫波町長、多摩26市の市長・議長など市内外から450人に参加いただきました。併せて、市政の各分野において功労のあった28人の方へ表彰も行いました。
 午後に行われた記念イベントでは、市内の小・中学生が中心となって作成したマップや動画のお披露目があり、日野の魅力を再発見するとともに、これからの未来に残したい日野らしさを共有する時間となりました。60周年という節目の年を、ともに祝っていただいたすべての皆さまに、改めて多大なる感謝を申し上げます。

2. 北川原公園ごみ搬入路の違法性解消に向けた検討会を発足

 10月7日に、北川原公園ごみ搬入路の違法性解消に向けた検討会を立ち上げました。この検討会は、都市計画や公園・景観などの専門家をはじめ、公募市民、北川原公園ごみ搬入路住民訴訟の原告団代表、市関係者から構成されています。
 本検討会は、月1回のペースで開催し、周辺地域の意見も踏まえながら違法性解消に向けた、あらゆる方策について慎重に議論し、公平、公正な判断を行ってまいります。今後は、一日も早く最適な違法性解消策を導き出し、実行していけるよう取り組んでまいります。

3.第57回日野市産業まつりを開催

 第57回日野市産業まつりを11月11日、12日に開催しました。令和元年の開催以降、4年ぶりの開催となり、2日間で延べ55,000 人の来場がありました。
 商工展、工業展では市内事業者による飲食・物販、展示など、さまざまな出展が会場を彩りました。農業展では日野産農産物の即売や農産物品評会が賑わい、改めて日野市の産業を多くの市民の皆さまへPRすることができました。
 姉妹都市の岩手県紫波町や新選組ゆかりの地の福島県会津若松市などの都市間交流ブースでは、各地のPRや特産品の販売を行っていただきました。また、市民団体による各種ステージイベントでは日野第一中学校、日野高校の吹奏楽部による演奏や多数のダンスチームなどが演技を披露するなど、コロナ禍を乗り越えて「未来へ輝く日野の産業」を市内外にPRしました。

4.自殺対策SNS等相談事業における「連携自治体事業協定」を締結

 9月27日に、自殺防止対策に先進的に取り組んでいる、NPO法人ライフリンクと自殺対策SNS等相談事業における「連携自治体事業協定」を締結しました。これは東京都26市初、東京都内では4番目の取り組みとなります。
 アクセスしやすいSNSやメールなどを活用し、生きづらさや生活のしづらさを感じている方々に対して、市役所をはじめ、学校、警察、消防などのさまざまな関係機関と連携し、包括的な支援を実施してまいります。
 全国的に子ども・若者・女性の自殺者が増加している中、引き続き「誰も自殺に追い込まれることのない日野」の実現を目指してまいります。

5.がん患者へウィッグ等購入費補助を開始

 9月1日より、がん治療に伴う外見(アピアランス)の変化の悩みを抱えているがん患者に対し、ウィッグなどの補整具購入費用やレンタル料の補助を開始しました。市立病院や関係団体と連携し、支援が必要な患者に周知を行い、11月15日までに46件の申請をいただきました。
 がん患者が、治療を受けながら、がんに罹患する前と変わらず、人とのつながりや人間関係を築くことで前向きに生きる一助となるよう、引き続き制度の周知及び支援に努めてまいります。

6.18歳までのすべての子どもの医療費を無償化

 10月1日より、子育て支援の一環として、0歳から18歳までの、すべての子どもの医療費を無償化しました。
 0歳から6歳までの乳幼児を対象とした「マル乳」に加えて、15歳までの義務教育就学児を対象とした「マル子」、および18歳までの高校生相当年齢までを対象とした「マル青」においても、所得制限などを撤廃し、子どもの保険診療の自己負担分を全額助成いたします。
 引き続き、すべての子どもの健やかな育ちと子育て世帯への支援に努めてまいります。

7.子ども食堂推進事業補助金を創設

 急激な物価高騰などを受け、子ども食堂の運営の継続と拡充を後押しするため、7月より、運営費および設備整備費を補助する「子ども食堂推進事業補助金」を創設しました。
 子ども食堂は、地域の住民や民間団体などにより、地域の子どもやその保護者が気軽に立ち寄り、無料または安価で栄養バランスの取れた食事をしながら、相互に交流を行う場を提供する取り組みです。また、支援が届いていない子どもや家庭を、必要な支援に繋げる窓口の役割を担っています。
 これからも、活動団体と情報や課題を共有し、子ども食堂の活動を支援してまいります。

8.手をつなごう・こどもまつりを開催

 11月5日に、手をつなごう・こどもまつりを市民の森ふれあいホールおよび仲田の森蚕糸公園で開催しました。天候にも恵まれ、4,000人近い子どもや そのご家族の方々などで賑わい、工作やレクリエーション、展示や模擬店などのブース、子どもたちのダンスやバンド演奏などのステージを楽しんでいただいた一日となりました。また、これらに加えて、日野市出身の画家・蟹江(かにえ)  杏(あんず)さんと一緒に子どもたちが絵を制作するライブペインティングイベントを行いました。「みらいくのはじまり『日の出』」をテーマにしたこの絵は、開設後の(仮称)子ども包括支援センターみらいくに飾られます。
 開催にあたっては、市内で活動する子どもに関わる39団体の方々に、連携・協働いただきました。今後も、子どもの育ちを地域で支えていく活動を繋げてまいります。

9.「ひのっ子」頑張っています

 東京都内の中学校などに在籍する生徒が理科・数学などの能力を競い合う「令和5年度中学生科学コンテスト」において、日野第四中学校の生徒3人によるチームが、公立中学校としては8年ぶりの快挙となる銀賞を受賞しました。
 コンテストには、全213チーム、総勢639人の中学1・2年生が参加し、科学の知識を問う筆記競技と実技競技が行われました。実技競技では、鉄球や消しゴムなどを運ぶ装置を製作して、制限時間内に障害物を乗り越えてどれだけ運べるか、また、紙の橋を製作してどれだけの重さに耐えられるかが競われました。
 “ひのっ子”たちの日々の努力をたたえ、ご指導いただいた先生方、さまざまな形でご支援をいただいている保護者の皆さまに感謝申し上げます。

このページに関するお問い合わせ

企画部 市長公室
直通電話:市民相談係 042-514-8094 広報係 042-514-8092
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 市民相談:日野市役所1階、広報・秘書:日野市役所4階
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