平成18年度第6回指定管理者候補者選定委員会

第6回日野市指定管理者候補者選定委員会議事要点録

日時

平成18年11月13日（月曜）　午後6時から午後7時30分

場所

市役所4階　庁議室

出席者

酒井委員長、岩崎委員、川瀬委員、鈴木委員
樫村総務部長、堀之内企画部長、小川企画部参事、関田まちづくり部長、大場子ども部長

議題

まとめ、指定管理者候補者の選定に係る審議報告書の確認

1. 本日の流れの説明
2. まとめ
3. 選定結果報告書の確認
4. その他

議題1

本日の流れの説明

事務局（企画調整課より）

次第の確認

議題2

まとめ

前回までの議論の総括

児童館2施設の採点表の再確認

• たまだいら児童館ふれっしゅ
  指定管理者候補者：社会福法人　雲柱社　
  全ての項目において3点以上得られている。
• みなみだいら児童館ぷらねっと
  指定管理者候補者：財団法人社会教育協会　日野社会教育センター
  全ての項目において3点以上得られている。　

議題3

指定管理者候補者の選定に係る審議報告書の確認

日野市公の施設の指定管理者の選定に係る審議報告書（案）を参照

委員からの意見
各施設の選定結果について記述項目の統一を図るべきである。

各施設の選定結果については以下のとおりである。

日野市立乗鞍高原日野山荘

選定のポイント

• 市民サービスの向上
• 経費縮減
• 安定したサービスの提供（同種の施設管理運営実績等）
• 熱意、意欲

総評

• 従来の手法に加え、インターネット予約・フリーダイヤルの設置・新規イベント企画等の新たな提案があり、市民サービス及び利用率向上に期待のもてるものとなっている。
• 「経費縮減」については、市が期待する削減額をクリアしていた。
• 「施設管理運営実績」から安定したサービスの提供ができるものと判断した。
• 従来の指定管理者の実績を評価しつつも、今回の提案において更に優れた提案をした新たな指定管理者の手腕に期待したい。

付帯意見
熱意、意欲等においても事業計画書及びプレゼンテーションにおいて感じるものがあり、今後、市民サービス及び利用率向上に期待する。

日野市市民農園　

選定のポイント

• 市民の平等な利用
• 市民サービスの向上
• 事務効率の向上及び経費の縮減

総評
全ての項目において安定した公共サービスの提供が可能であると判断し、また、当事業にかつてかかわっていた実績もあることから上記候補者を選定した。

付帯意見

• 定期的に施設を巡回し、使用者に農園の適正な利用を指導すること。
• 使用料の徴収は的確に行うこと。
• 通路部分の除草は通路に面した使用者が責任を持って行うべき。
• ごみ置き場の設置の仕方を考えること。
• ホームページを利用できない方への周知活動も行って欲しい。
• 市内農業者等との連携を図ること。
• 援農ボランティアなどとの有効活用をすること。
• 日野市の農業に関しての理解を高めるとともに、より一層農業の楽しさを実感していただけるよう、さまざまな取り組みを行って欲しい。

日野市たまだいら児童館ふれっしゅ

選定のポイント

• 地域、関係機関、ボランティア等との連携
• 施設の特性を活かしたサービス内容
• 安定したサービスを提供するための職員体制の充実、職員研修によるレベルアップ
• 児童の健全育成及び安全に配慮した事業運営（安全、安心の居場所づくり）
• 市の施策が反映できる事業展開
• 経費縮減等の工夫がされているか

総評

• 中高生対応館として市内で初めて運営し、実際に来館者数は市内児童館の中で一番多いことからも、実績は評価できる。日野市児童館全体への貢献度は高い。
• 今まで安定した事業運営を行ってきたこと
• 現在、労作活動など、1年間を通して体系的な事業展開を行っており、今後も期待できること。
• 児童館における重要なポイントとしての安定した人材の確保により、児童・生徒・関係機関・保護者・地域の様々な方との長期的交流が可能であり、地域に根付いた子育て支援の拠点施設となることが期待できること。
• 事業費、人件費等経費全般についても妥当であり、職員配置内容も十分である。また、ボランティアを上手く活用し、充実した職員配置が期待できること

日野市立みなみだいら児童館ぷらねっと

選定のポイント

• 地域、関係機関、ボランティア等との連携
• 施設の特性を活かしたサービス内容
• 安定したサービスを提供するための職員体制の充実、職員研修によるレベルアップ
• 児童の健全育成及び安全に配慮した事業運営（安全、安心の居場所づくり）
• 市の施策が反映できる事業展開
• 経費縮減等の工夫がされているか

総評

• 子育てに関するこれまでの事業実績は、地域に根付いたもので、事業者として高く評価できること。
• 地域住民を巻き込んでの活動には様々なノウハウを持ち、児童館事業においても実践できること。
• 南平地区周辺施設等の特性、南平地域に在住する方の特技を生かしたサービス内容が提案されていたこと。
• 安定したサービスを提供するための人材の確保によって、児童・生徒・関係機関・保護者・地域の様々な方との長期的な交流が可能であり、地域に根付いた子育て支援の拠点となることが期待できること。
• 事業費、人件費等経費全般についても妥当であり、職員配置内容も十分であること。またボランティアを上手く活用し、充実した職員配置が期待できること。

付帯意見

• 多摩平地区はすでに地域に根付いた事業実績があるため、児童館事業では是非南平地区にて新たな人材発掘・新規開拓をして、日野市全体の子育て支援のためにも貢献していただきたい。
• 地域住民の特性を活かした活動、今までの人的なつながりを駆使しての地域の拠点となるよう期待している。

議題4

その他

付帯意見

• 児童館について、お母さんの活動記録の本の紹介
  →児童館の運営は集館率、イベント開催のみではない。
  これまで築きあげてきたすべてのことに対し、是非引き継いでほしい。以上の観点から、児童館運営は単独ではなく、他の児童館及び地域との連携をしていくことが非常に大切である。
• 今後第三者による評価を導入し、常に管理、運営についてチェックをしていく必要性がある。
• 指定管理者導入しても行政の責任が無くなる訳ではない。今まで以上の指導と運営状況の把握をしてほしい。
• 従来の行政の管理運営下ではなく、指定管理者の権限の範囲内による自由な発想と運営をしていただきたい。（垣根を取り払って）
• 指定管理者の違いにより相互に触発されてよりよい事業展開を図って欲しい。
• 子どもたちや子育て中の母親達の地域の居場所としての児童館であって欲しい。

第6回日野市指定管理者候補者選定委員会終了