日野市国民健康保険データヘルス計画を策定しました

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ページID1002764  更新日 平成30年2月21日

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「国民健康保険法に基づく保健事業の実施等に関する指針(平成16年度厚生労働省告示307号)」の一部改正を受け、日野市は平成28年3月に「日野市国民健康保険データヘルス計画」を策定しました。

「日野市国民健康保険データヘルス計画」を策定

日野市では、日野市国民健康保険被保険者(以下、国保被保険者)の医療レセプトデータ(診療報酬明細書の情報)及び健診データ(特定健康診査結果の情報)等の分析を、平成26年度より実施してきました。

この分析結果から現状の健康課題を明らかにし、これらの課題を解決するための保健事業の実施について、平成28年度から平成29年度の2カ年の計画を策定しました。

1.特に高い傾向にある「血糖値」の対策に取り組みます

健診データの分析により、日野市の国保被保険者は、全国や東京都と比較して「血糖値」の値が特に高い傾向にあることがわかりました(表1・表2参照)。

未病の方、治療中の方、それぞれの方々への手立てとして、以下の取り組みを開始します。

  • 糖尿病性腎症の早期発見、早期治療のための「微量アルブミン尿検査」(特定健診2次検診)
  • 人工透析の導入を抑制するための「糖尿病性腎症重症化予防事業」
表1 血糖値が保健指導判定値以上の者の割合(平成26年度)(男性)
男性区分

受診者

85以上

割合
(%)

年齢調整
(%)

標準化比
(全国)

標準化比
(都)

40から64歳:全国

1,269,158

298,604

23.5%

23.5%

100(基準)

※104.0

40から64歳:東京都

207,743

44,897

21.6%

22.6%

※96.2

100(基準)

40から64歳:日野市

1,861

529

28.4%

29.2%

※124.2

※129.1

65から74歳:全国

2,144,854

619,609

28.9%

28.9%

100(基準)

99.9

65から74歳:東京都

228,787

66,144

28.9%

28.9%

100.1

100(基準)

65から74歳:日野市

4,166

1,672

40.1%

40.1%

※139.3

※138.8

総数:全国

3,414,012

918,213

26.9%

26.9%

100(基準)

※101.6

総数:東京都

436,530

111,041

25.4%

26.6%

※98.5

100(基準)

総数:日野市

6,027

2,201

36.5%

36.1%

※135.3

※136.3

表1 血糖値が保健指導判定値以上の者の割合(平成26年度)(女性)

女性区分

受診者

85以上

割合
(%)

年齢調整

(%)

標準化比
(全国)

標準化比
(都)

40から64歳:全国

1,683,310

211,722

12.6%

12.6%

100(基準)

※101.9

40から64歳:東京都

236,338

26,944

11.4%

12.3%

※98.2

100(基準)

40から64歳:日野市

2,657

412

15.5%

15.7%

※125.3

※127.7

65から74歳:全国

2,833,210

509,467

18.0%

18.0%

100(基準)

※98.5

65から74歳:東京都

324,665

59,323

18.3%

18.2%

※101.6

100(基準)

65から74歳:日野市

5,948

1,521

25.6%

25.4%

※142.1

※139.7

総数:全国

4,516,520

721,189

16.0%

16.0%

100(基準)

99.5

総数:東京都

561,003

86,267

15.4%

16.0%

100.5

100(基準)

総数:日野市

8,605

1,933

22.5%

21.8%

※138.1

※137.0

表2 標準化比における全国との比較のグラフ(血糖値)

棒グラフ:全国・東京都・日野市の血糖値の比較

※国保データベース(KDB)のCSVファイル(厚生労働省様式(様式6-2~7) 健診有所見者状況(男女別・年代別))より計算。

※年齢調整(%)は全国受診者数(男女別)を基準人口とした直接法による。従って、厳密な男女比較はできない。受診者が少ない地域では、年齢調整(%)がエラーまたは異常な値となることがあるため、標準化比で評価することが望ましい。

※標準化比は全国または県を基準とした間接法による。標準化比に(注意)が付記されたものは、基準に比べて有意な差(p<0.05)があることを意味する。

※Ver. 1.2 (2014.11.20) 平成26年度厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業)健診・医療・介護等データベースの活用による地区診断と保健事業の立案を含む生活習慣病対策事業を担う地域保健人材の育成に関する研究(H25-循環器等(生習)- 一般-014)(研究代表:横山徹爾)

2.医療・健診データの「地区分析情報」を活用します

高齢化率や疾病の状況など、医療及び健診データを地区別に分析し、日野市の地図情報に落とし込み、可視化しました。関係各課と連携し、この分析情報を日野市の「ヘルスケア・ウェルネス戦略」関連事業へ活用していきます。

また、まちづくり施策や超高齢社会に対応するための地域との協働について、他課及び市民の方々とともに考えていく資料としても活用していきます。

イラスト:GISによるデータ活用

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