集中改革プラン取組結果
集中改革プランは、日野市の行財政改革の取り組みを定めた第3次行財政改革大綱(以下、行革大綱という)の実施項目の中から、(1)事務事業の見直し(2)民間委託の推進(3)職員数の適正化(4)手当の総点検をはじめとする給与の適正化(5)第三セクター(外郭団体)の見直しなど、市が集中して確実に取り組むべき課題を抽出し、作成した計画です。
このほど、取組期間(平成17年度から21年度)が終了しましたので、成果を公表します。
取組成果は、約9割の項目が達成していますが、それ以外の項目については第4次行財政改革大綱に引き継ぐ項目として検討していきます。
集中改革プランの主な成果(概要)
集中改革プランにおける取込目標 |
5年間の取組成果 |
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水道業務を東京都へ全面移管
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水道業務の移行計画に基づき、平成20年度水道業務を東京都に全面移管 |
老人憩いの家「かしの木荘」のあり方を抜本的に見直す
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図書館業務に嘱託職員を導入
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平成18年度4人、19年度2人、20年度2人、計8人の正職員を嘱託職員化 |
集中改革プランにおける取込目標 |
5年間の取組成果 |
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小学校給食調理業務の民間委託を実施
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平成18年度3校、19年度2校、20年度1校、22年度1校の計7校の学校給食調理業務の民間委託を実施 |
クリーンセンター償却業務の民間委託を実施
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ごみ焼却炉の運転管理業務(24時間稼動)の民間委託を実施(平成20年度) |
公共施設に指定管理者制度を導入など
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平成18年度から市民会館、七生公会堂などの公共施設に指定管理者制度を導入(平成21年度現在、計134施設導入)など |
集中改革プランにおける取込目標 |
5年間の取組成果 |
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職員適正化計画を策定し、退職者不補充により定数を削減
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目標の150人を上回る155人を純減し、1,344人体制とした(平成18年51人、平成19年44人、平成20年39人、平成21年12人、平成22年9人) |
集中改革プランにおける取込目標 |
5年間の取組成果 |
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人事院及び東京都人事委員会勧告に沿った適正な給与改定を実施 |
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職務給の徹底(平成18年4月1日実施)
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給与制度運用措置(わたり運用)を廃止(平成18年度) |
管理職手当の見直し(平成18年度中に検討) | 定率制から定額制に改善し、年功序列要素を排除した(平成20年度) |
係長職手当の廃止
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平成18年度から係長職手当を段階的に縮小し、平成20年度に全廃 |
退職時特別昇給の廃止(平成18年4月1日実施) | 退職時特別昇給を廃止(平成18年度) |
住居手当、扶養手当、通勤手当の見直し
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国及び他市の状況を踏まえ見直しを行い、住居手当、扶養手当は東京26市の平均支給額より下位となった |
互助会運営費に対する市交付金の見直し | 互助会運営費に対する市交付金の見直しを実施(平成17年度2,800万円→平成22年度500万円) |
集中改革プランにおける取込目標 |
5年間の取組成果 |
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市の直営施設(福祉事業団運営)を抜本的に見直し
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特養浅川苑、浅川苑サービスセンターを民間移譲(平成20年度) |
日野市社会福祉協議会の運営の見直し
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平成18年度から3ヵ年計画で給与体系を見直し、適正化を図った(平成20年度完了) |
シルバー人材センターの運営の見直し
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平成18年度から3カ年計画でプロパー職員給料の13%削減を行い、適正化を図った(平成20年度完了) |
集中改革プランにおける取込目標 |
5年間の取組成果 |
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市税の徴収率の向上
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使用料・手数料などの見直し |
下水道使用料、一般廃棄物(し尿)処理手数料を見直し |
市有財産などの有効活用 |
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未達成項目について
1.事務・事業の見直し
- 地方公営企業法の全部適用を実施し、市立病院の健全化を推進する。
→地方公営企業法の全部適用については、病院改革プランを策定する必要が生じたため検討を一時
休止し、病院改革プランを実施する中で検討する。 - 日野山荘の閉鎖
→閉鎖に向け検討
2.民間委託の推進
- 学校用務員業務の民間委託
→引き続き導入の検討を行うが、費用対効果の観点から当面再任用職員を活用し、将来的には嘱託
員化を推進する。 - 土木、公園関係作業の民間委託化
→費用対効果の観点と現状の作業員体制を踏まえ、今後のあり方を検討する。 - 少子化に伴う保育園等の改革計画に基づき保育園等の改善を図る。
→待機児解消に向けた保育園増設が求められている中、当面保留とする。
3.手当の総点検をはじめとする給与の適正化
- ラスパイレス指数の適正化を図り、給与水準の目標はラスパイレス指数100以下とする。
→平成17年度は100を下回り、平成21年度は101.4となったが、東京26市の平均101.8より下回った。
なお、詳しい報告書の内容は、添付ファイルのほか市内各図書館でご覧になれます。
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