平成21年度行政評価システム 市民評価報告書

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ページID1005057  更新日 令和6年3月26日

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市民評価委員会が平成20年度事業の評価結果を市長に提出

市民評価とは

市の事務事業にP(計画)D(実施・実行)C(点検・評価)A(処置・改善)サイクルを確立する為、市が取り組む事業の効果や成果を所管部署や庁内の行財政改革推進本部の評価のほかに、公募市民の方にも評価をお願いし、市民の視点に立った評価を行うものです。

評価結果として、今後の方向性を「拡大・充実」「維持・継続」「休止・廃止」に分け、さらに来年度に向けて「改善」「見直し」「縮小」の具体的コメントを盛り込みました。

51事業を市民が評価

平成20年度に実施した事務事業の中から、51事業を選択し市民評価を行いました(別表参照)。委嘱された9人の公募市民委員により7月から9月まで、市民の視点に立って評価作業が行われ、10月6日に「市民評価報告書」が委員長より市長に提出されました。

別表 市民評価の結果

今後の方向性

市民評価

事務事業数

市民評価

割合

拡大・充実

6事業

12%

維持・継続

36事業

70%

休止・廃止

9事業

18%

51事業

100%

写真:市民評価委員の皆さん
市民評価委員の皆さん

主な市民評価意見

【良い評価を受けた事務事業】

楽・楽トレーニングの推進

他の体操教室との重複者をなくし、より多くの市民が参加できるようになった。今後は市民サポーターを養成・活用し事業の拡大と自主グループの支援に注力を。

(ポイント) 市民サポーターの養成・活用

市内21橋の現状調査及びカルテ作成

災害対策や事故発生時の市民生活の影響等を考えると、市内の橋梁は、早急に現状の調査、カルテの作成を実施し、危険度が高い橋から優先順位付けをして補修計画を策定してほしい。

(ポイント) 財源確保の工夫

各種健康診査の実施に伴い生活習慣病及びがんの予防、早期発見の推進

多種多様な機会を捉え受診率アップに努めていただきたい。受診率アップのためにも、特定健診項目数の追加等も視野に入れて検討をしてほしい。

(ポンイト) 受益者負担の検討

【厳しい評価を受けた事務事業】

生活・保健センター温水プールの運営

施設設備が耐用年数を経過していること、設備の老朽化及び規格も通常プール仕様ではない現状等を踏まえ、撤退する戦略計画を早急に作成し、方向性を示す必要がある。

(ポイント) 時代に即した利用方法等の検討

高齢者保養施設利用助成

市を取り巻く財政状況を判断すれば段階的に縮小をしている時ではないと思う。

(ポイント) 現金給付的事業の見直し

観光の振興

観光振興事業は観光客を誘致し経済効果と街の活性化を図るといわれている。しかしながら現状のまちおこしの祭りやイベントの本来の目的は何か、引き続きPRや集客をどうしていくのか等々が見えてこない。ぜひ方向性や市民が一体となって出来る祭りにし、日野市全体の活性化を図ってほしい。

(ポイント) 税収増につながる検討

市民評価委員会から評価を踏まえた取り組みの提案

  1. 本腰を入れた「事務の仕分け」
    事業の優先順位を明確にし、不必要な事務事業は休止・廃止し、必要な事務事業であっても、所管部署や手法を見直し、常に改善を続けるべき。
  2. 入るを計り、出を制す
    歳出を増やす(出を計る)事業が目立っている。積極的に「入るを計る」施策の実現に踏み出して頂きたい。
  3. 情報の開示の徹底
    委託先の管理方法や内容の情報開示、補助金等の使途・適正性の市民評価(第三者評価)を行う仕組みを構築して頂きたい。
  4. 市民にわかりやすい市立病院運営
    市民に対して市立病院運営の実態を情報公開し、市が運営資金を負担することに市民の共感を得ることが必要である。
  5. 行政評価制度に期待すること
    改善の余地のない事業や必要性のなくなった事業は勇気をもって休止・廃止する、などメリハリのある行政運営につながる「日野市行政評価システム」とするべき。

評価を施策に生かす

この報告を踏まえ、市では、平成22年度予算編成、計画立案及び事務事業の改善につなげていきます。

市民評価資料(市民評価実施51事業)

参考資料(評価実施137事業)

平成21年度行政評価システム全評価結果一覧表

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