令和6年度春期企画展「千歯扱き探偵団　～文字からたどる農具の流通～」

郷土資料館で春期企画展「千歯扱き探偵団」を4月20日から7月7日まで開催。

春期企画展「千歯扱き探偵団　～文字からたどる農具の流通～」　

4月20日（土曜日）から7月7日（日曜日）まで、日野市郷土資料館で開催

　千歯扱きは、木製の台(台木)に取り付けられた鉄製の歯(鉄穂)に穀物の穂を引っ掛け、米や麦を扱き落とす脱穀用具です。日野市域では、昭和初期に足踏式脱穀機が普及するまで広く使われていました。

　千歯扱きは、民俗資料としては珍しく、比較的多くの文字情報が残されており、鉄穂の錆を落とし、台木の埃をはらうと、製作者名や製作年のほか、使用者、材質、宣伝文句など、様々な文字情報が見つかります。それらは千歯扱きの来歴や使われ方などを知るうえで貴重な手掛かりになります。

　本展では、日野郷土資料館が所蔵する40点の千歯扱きに残された文字情報を見つけ出し、それぞれの千歯扱きの来歴を辿ることを通して、日野市域での人とモノとのかかわり方を探ります。

開催期間

令和6年4月20日（土曜日）から令和6年7月7日（日曜日）まで

開催時間

午前9時 から 午後5時 まで

開催場所

日野市郷土資料館（程久保550）
郷土資料館

費用

不要