あなたの心疲れていませんか?

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページID1013212  更新日 令和2年10月21日

印刷 大きな文字で印刷

ストレスや不安などで、心に疲れがたまっていませんか?
心の健康のためにできることや相談先をご紹介します。

新型コロナウイルス感染症の蔓延で、普段通りの仕事や生活ができずストレスを感じたり、
日々流れる刺激的なニュースなどで、不安や恐怖を強く感じている方も増えているのではないでしょうか。
心配事が積み重なっていくと、心も体も疲れやすい状態になります。
今の自身の気持ちを振り返り、心の健康を保つためにできることをを知りましょう。

コロナ疲れに負けないために

新型コロナウイルスは目に見えません。
また、新しい病気であるため、薬やワクチンなど、明確な予防方法や治療法も確立していません。
わからないことが多いため、わたしたちは強い不安恐れを感じたり、振り回されてしまうことがあります。

感染流行期の反応

気分・感情
感染と死への不安・怒り・隔離への恐怖・不信感
考え方・感じ方
他人を責める・他人の意見を聞き入れようとしない・過度な原因の追究
行動
感染症とそれによる危機から逃れるための行動(買い占め・拒絶・孤立・過剰な情報収集)

日本赤十字社ホームページより抜粋(一部改変)

心の健康を保つためにできること 一息入れて、ひとつでも試してみましょう

リラクゼーション

音楽を聴く、ストレッチ、呼吸法など心と体を休める時間を作る

自分が心地よいと思う環境を整える

コミュニケーション

家族や友人など信頼している人とのつながりを持つ

趣味や、親しい人と交流を楽しむ時間を作る

必要な情報を見極める

新型コロナウイルスに関する情報やニュースから距離を置く時間を作る

自分の安全や健康のために必要なことを見極めて選択する

感情の共有

感情を抑え込まず、周囲の人と意見や感情を共有する

不安な気持ちを抱え込まず、安心できる相手に打ち明ける

生活を整える

食事、睡眠、運動などいつもの生活リズムや習慣を保つ

今自分ができていることや、いつも通り続けられていることを認める

日本赤十字社ホームページより抜粋(一部改変)

気づいてください体と心の限界サイン(うつ病について)

あなた自身や、あなたの周りの方でこのような症状がある方はいませんか?

周りの人が気づく症状

心の症状

からだの症状

  • 反応が遅い、表情が暗い
  • 人との交流を避ける
  • 体調が悪いと訴えることが多くなる
  • 飲酒量が増える
  • 遅刻、早退、欠勤が増える
  • 仕事の能率が落ちる、ミスが増える
  • 気分が落ち込む、悲しい
  • イライラする、おっくう
  • 集中力がなくなった
  • 好きなこともやりたくない
  • 自分を責めてしまう
  • 決断が下せない
  • 死にたくなる
  • 食欲がない
  • 便秘や下痢
  • 体がだるい、疲れやすい
  • 頭痛、肩こり、胃痛
  • 動悸や、息苦しさ
  • 眠れない

思い当たることがあったでしょうか。
これは、心や体が不調をうったえている、とても大切なサインです。

頑張りすぎているときは、自分の疲れや不調に気づけずに、疲れ切ってしまうことがあります。
そんな時は、周りの人が気づいて、声をかけてあげることが大切です。

「元気がないけど、大丈夫?」
「何か悩んでいるの、よかったら話して」

いつもと違うと感じたら、あなたが心配しているというメッセージを伝えてください。

うつ病とは

「うつ病」とは、ストレスなどの様々な原因により生じる、心と体の両方の症状からなる病気です。
脳のエネルギーが欠乏して、憂うつな気分になったり、何に対しても興味を失い、活力が低下する「うつ」状態が続きます。

「うつ」は、ガソリンが切れたり、オイルが汚れたりして元気がなくなった自動車のような状態です。
そのような状態の自動車を走らせ続けていたら壊れてしまうので、適切な点検工場で調整をします。

「うつ」状態の人も同じです。
脳がSOSを出していたら、きちんと休養をとって、適切な相談機関などで相談をすることが大切です。
5人から10人に1人は、一生のうちに一度はうつ病にかかると言われており、決してまれな病気ではありません。
また、休養と治療で回復する可能性が高い病気です。

心配な時にはまず、疲れた心と体を十分に休めてあげましょう。
医学的な治療が必要な場合には、医師による診察の後に必要に応じて適切な治療法を選択し、十分に時間をかけて治療することも大切です。

うつチェックリスト

「うつ」や「うつ病」に自分自身で気づいたり、家族や職場などの身近な人が気づくことはとても大事です。
当てはまる項目をチェックしてみましょう。

うつチェックリスト

  1. 暗く悲しい気分が一日中続く。
  2. これまで好きだったことが楽しめない、興味がわかない。
  3. 食欲がなくて体重が減ってきた、または、食べ過ぎる。
  4. 毎日眠れない、または寝すぎてしまう。
  5. イライラして、怒りっぽい。あせる。
  6. 疲れやすくて、元気がない。なにもやる気がしない。
  7. 自分が役に立たない人間だと感じる。
  8. 集中力がなくなって物事を決断できない。
  9. 将来に希望が持てず、死んでしまいたいと思う。

チェックリストの症状のうち、1か2を含む5個以上が2週間以上続いた場合は、うつ病の可能性があり心配な状態です。
専門家や、相談機関に相談をしましょう。

心の健康に関する相談窓口

電話での相談
名称 相談内容 連絡先・受付時間
東京都南多摩保健所 心の健康・病気に関する相談 042-371-7661(代表)9時から午後5時(月曜から金曜)

東京都自殺相談ダイヤル

~心といのちのホットライン~

生きるのがつらいと感じた時の悩み相談 0570-087478 午後2時から翌朝5時(年中無休)
東京多摩いのちの電話 悩み苦しんでいる方のための電話相談

042-327-4343 10時から午後9時(年中無休)

※毎月第3金曜日 10時から翌々日曜午後9時まで

SNSで相談ができます

相談ほっとLINE@東京友達登録用QRコード
相談ほっとLINE@東京 友達登録用QRコード

LINEアプリによる相談ができます。
右の2次元バーコードから友達登録ができます。

相談内容:生きるのがつらいと感じた時の悩み相談
相談時間:午後3時から午後9時30分(年中無休)

その他のSNS相談は以下のリンクをご確認ください。

メンタルヘルスに関する情報サイト

新型コロナウイスル感染症に関わるメンタルヘルスについての情報サイト

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課
直通電話:042-581-4111
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
健康福祉部健康課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。