(仮称)西豊田駅誘致事業の断念に関する説明会を実施しました

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ページID1012704  更新日 令和1年12月18日

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(仮称)西豊田駅誘致事業の断念に関する説明会を実施しました

第1回

日時:令和元年12月13日(金曜日)午後7時00分~午後8時00分

場所:西平山まちづくり事務所

第2回(第1回と同内容)

日時:令和元年12月14日(土曜日)午前10時00分~午前11時00分

場所:第四中学校 食堂

(仮称)西豊田駅誘致事業について

1.経緯

 日野市は平成9年に「西豊田駅誘致事業推進本部」発足させ、20年以上に渡り、JR中央線に新駅となる「(仮称)西豊田駅」の誘致活動を行ってまいりました。

 この間、西豊田駅誘致促進に向け定期的に「同本部会議」を開催するほか、JR東日本への要請行動や新駅誘致にかかわる調査を行ってきました。

2.周辺の基盤整備状況

周辺地図

 日野市はこの間、周辺の基盤整備を進め新駅の早期実現に向け努力をしてきました。

  • 国道20号バイパス延伸においては土地区画整理事業で国道の用地確保を進め、また国土交通省への要請行動を行うことで未事業化区間の1.5kmが平成29年度に事業化
  • 新駅予定地の東側に位置する都市計画道路(日3・4・24)においては、平成29年度より着工
  • 西平山土地区画整理事業を進め、新駅予定地周辺の着実な基盤整備(進捗率約40%以上)

3.新駅誘致の実現可能性

新駅誘致の条件

 JR東日本への要請行動においては、JR東日本の新駅設置に関する見解が示されていました。

(1)日野駅と同等の利用客数の純増

(2)日野市が整備費用を全額負担すること

西平山地区JR中央線西豊田駅(仮称)検討業務における調査結果

「西平山地区JR中央線西豊田駅(仮称)検討業務」を行い、新駅誘致の実現の可能性について詳細に検討し、報告書にまとめました。この報告書では、新駅の開業を2025年度と想定し、主に新駅誘致の実現可能性に関わる利用者数の推計と概算建設費を算出しました。

(1)利用者数の推計
駅名

2015年

2020年

2025年

2030年

日野

27,179

27,740

27,911

27,938

豊田

33,254

34,258

27,550

27,712

西豊田

-

-

10,226

10,783

 この利用者数の推計を分析すると、2025年の西豊田駅の利用者数は10,226人ですが、豊田駅の利用客が西豊田駅に流れる人数が6,700人程度おり、西豊田駅を利用する乗車人数の純増は約3,500人であることが判明しました。この数字はJR東日本が示す「日野駅と同等の利用客数の純増(約27,000人)」に遠く及ばない数字でありました。

(2)概算建設費

 約80億円(駅新設,南口駅前広場・北口駅前広場整備含む)

 調査結果より、JR東日本の利用者数に関わる条件が満たされないこと、また建設費が膨大であることが確認でき、これらを鑑みて新駅の整備については断念せざるを得ないと判断させていただきました。

4.日野市の公共交通

 西豊田駅の誘致について断念するため、それに代わる新たな公共交通の構築が必要になります。旭が丘地区や西平山土地区画整理事業地区の西側については交通空白地域が存在し、市民の移動手段が確保できていない箇所もありますので、新駅誘致の代替案としては、西平山土地区画整理事業による道路整備に合わせたミニバスの再編や交通事業者による大型バスの一般路線化など公共交通の充実化を図っていきたいと考えております。

 

このページに関するお問い合わせ

まちづくり部 都市計画課
直通電話:計画係 042-514-8354 交通政策係 042-514-8369 住宅政策係 042-514-8371 開発指導係 042-514-8374
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所3階
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