SDGsシリーズ(1) SDGs(エス・ディー・ジーズ)って何だろう?

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ページID1012038  更新日 令和1年6月26日

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持続できる社会の実現と日野市での取り組みについて掲載します。

持続できる社会の実現と日野市での取り組み

SDGsの17の目標ロゴ

最近、「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」という言葉を耳にしませんか。ビジネスや学校教育現場では、SDGsが盛んに取り上げられるようになっています。

その理由として、気温の上昇や食料の大量廃棄といった身近で複雑な問題への対応が私たちに求められていることが挙げられます。将来世代にバトンを渡すために、私たちは何ができるのでしょうか。複数回にわたって、SDGsを解説していきます。

持続可能な開発目標(SDGs)とは

SDGs(Sustainable Development Goals:エス・ディー・ジーズ)とは、「2030年までに私たちの社会をもっとよくしていく」ことをめざして、2015年9月の国連サミットで採択された国際目標、行動計画です。17の大きな目標で成り立っています。

SDGsの17目標の紹介

  1. 貧困をなくそう(あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ)
  2. 飢餓をゼロに(飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する)
  3. すべての人に健康と福祉を(あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する)
  4. 質の高い教育をみんなに(すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する)
  5. ジェンダー平等を実現しよう(ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
  6. 安全な水とトイレを世界中に(すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する)
  7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに(すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する)
  8. 働きがいも経済成長も(すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用および働きがいのある人間らしい仕事を推進する)
  9. 産業と技術革新の基盤をつくろう(強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る)
  10. 人や国の不平等をなくそう(国内および国家間の格差を是正する)
  11. 住み続けられるまちづくりを(都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする)
  12. つくる責任 つかう責任(持続可能な消費と生産のパターンを確保する)
  13. 気候変動に具体的な対策を(気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る)
  14. 海の豊かさを守ろう(海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する)
  15. 陸の豊かさも守ろう(陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る)
  16. 平和と公正をすべての人に(持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する)
  17. パートナーシップで目標を達成しよう(持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する)

私たちとどう関わるの?SDGsは発展途上国の支援や援助だけを目的としたものではなく、私たちの身近な地域とつながっています。

私たちとどう関わるの?

「国連で採択されたものが、日野市とどう関わるの。」「外国での話ではないの。」

SDGsの17の目標を個別に見ていくと、そのように感じるかもしれません。しかし、SDGsは決して発展途上国の支援や援助だけを目的としたものではありません。例えば、目標2「飢餓をゼロに」は食料を生産する農地にも関係するように、私たちの身近な暮らしにもつながります。

また、SDGsは一つの目標に取り組むことで、複数の目標の達成にもつながるという特徴があります。例えば、目標2「飢餓をゼロに」に取り組むことで、自分や家族が食べる野菜がどのように作られているのか(目標12「つくる責任つかう責任」)、農地や緑地があることによる住みやすさ(目標11「住み続けられるまちづくりを」)といった私たちの身近な地域課題にもつながるのです。

最も重要な目標「パートナーシップで目標を達成しよう」

大きな目標を実現していくためには、私たち一人ひとりが普段からどのような行動をするかが重要です。近年、極小サイズのプラスチック(マイクロプラスチック)が河川や水生生物に影響を与える問題が注目されていますが、日野市においても「第二次ごみ改革」として、プラスチックを含むごみをできるだけ排出しないための取組を強化していきます。

SDGsを実現するためには、1つの目標だけを見るのだけではなく、それ以外の目標への影響や互いのバランスを考えることが重要です。日野市では、多くの分野や関係者(ステークホルダー)との連携が重要だと考えています。これからも、市民・企業・教育機関など、さまざまな方と連携する機会を増やしていきます。

市内で行われているさまざまな取り組みをご紹介します

ビジネス、教育、まちづくりの分野などでSDGsをテーマにした取り組みが行われています。

SDGsビジネスセミナーの様子
「SDGsビジネスセミナー」では2030年の未来像を描くとともに、自身のビジネスや取り組みの持続可能性を検討しました。
日野台高校探求学習の様子
都立日野台高等学校では探求学習にSDGsを取り入れ、生徒と大人がチームを組み「持続可能な日野の未来を考える研究チーム」の活動をしています。
SDGsゼミの様子
SDGsと地域づくりをテーマとした「SDGsゼミ」では、市民・企業・行政などが一緒に学びあいました。

このページに関するお問い合わせ

企画部 企画経営課
直通電話:政策調整係 042-514-8047 戦略係 042-514-8038 経営係 042-514-8069
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所4階
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