日野市立小・中学校の学校給食における産地偽装食材使用の可能性について

令和5年10月31日に、神奈川県の自治体における学校給食食材について、食材加工業者（株式会社寿食品、以下「当該加工業者」という。）が外国産豚肉を国内産と偽って納入（産地偽装）していたことが判明したとの報道がありました。この報道を受けて、現在、日野市教育委員会では、学校給食食材の仕入れ先等の調査を行っています。現時点で把握している状況等について、以下のとおり報告いたします。

日野市における対応について

日野市の学校給食で使用する豚肉は、国内産を指定しており、納入時に産地名を確認したうえで、複数の食材納入業者から購入しております。

この度、日野市教育委員会で確認したところ当該加工業者の精肉の使用はございませんでしたが、一部の小中学校において加工食品（ハムやベーコンなど）を使用していたことが判明しました。

今回の報道にありました精肉とは異なりますが、当該加工業者から購入した加工食品が産地偽装されたものか現時点では把握はできておりません。

なお、当該加工業者の食材については、食材納入業者から商品の提供ができない旨の連絡があり、令和5年10月20日以降納入を停止しております。その後、他の食材加工業者に変更しているため、献立の変更など学校給食の提供に影響はありません。

また、この件に関する健康への影響等については、これまで報告を受けておりません。
本件に該当する小中学校の保護者の皆様には、別途、各学校から通知を送付いたします。

引き続き、報道等を注視するとともに、安全で安心な学校給食の提供に努めてまいります。