日野市元副市長の兼業に関する再返還請求の実施について（令和2年7月29日プレスリリース）

　日野市元副市長の兼業による二重報酬受取などの問題について、川辺堀之内土地区画整理組合から元副市長の勤務状況を裏付ける勤務簿が新たに市へ提出されたことを受け、市がこの勤務簿に基づき重複時間を改めて精査し再計算した結果、前請求額を上回る返還額となったため、令和2年7月29日付で元副市長に対し、再度返還請求を行いました。

内容

　市は、令和2年3月31日付で元副市長に対し兼業による二重報酬受取などについて返還請求を行ったが、同年4月13日付で返還には応じられないとの返信があった。

　その後の調査において、川辺堀之内土地区画整理組合より元副市長の組合での勤務日および勤務時間を裏付ける勤務簿が新たに提出されたため、市がこの勤務簿に基づき重複時間を改めて精査し再計算した結果、重複時間および二重報酬受取などの額について下記のとおり確認できたので、元副市長に対し、再度返還請求を行った。

• 重複時間　6,194時間（前回請求時5,202時間）
• 請求金額　3,336万6,727円（前回請求時2,409万1,962円）

　なお、再返還請求とともに、元副市長が市立病院に臨時職員として勤務していた平成24年4月1日～平成31年3月31日の期間、実態とは異なる通勤方法の届出をしていたことが判明したため、同期間の通勤手当として支給した額と本来支給すべき額との差額について併せて返還請求を行った。

• 請求額　191万1,412円（支給済通勤手当額　233万1,172円　本来の通勤手当額　41万9,760円）