職員インタビュー

message:大事にしたいのは、目の前の子どもたちと楽しく過ごすこと!!

保育士

子ども部
発達・教育支援課

吉池 珠羅

Part1

志望の決め手は
多様な保育士の異動先

日野市役所を志望したのは、他の自治体に比べて保育士としての異動先が多様だったからです。いろんな人と出会い、関わり合う中で自らを成長させたい。そう願う私にとって、保育園や幼稚園だけでなく、児童館や児童発達支援センターでも働くことができるのは大きな魅力でした。そしてアットホームな街の雰囲気も背中を押した理由の一つです。
入所して最初に配属されたのは児童館です。ここは0歳から18歳までの幅広い年代の子どもが自由に利用できる場所。遊びを通して子どもの心と体が健やかに育つように、私たち保育士は支援します。例えば、幼児を対象に絵本の読み聞かせや簡単な工作を行うほか、小学生に向けてイベントを企画することも。消防署見学やお芋掘りはとりわけ好評で、回を重ねるたびに参加人数が増えたほど。子どもたちにとって、いつでも安心して楽しく過ごせる場所であるように、職員の一人として奮闘した3年間でした。

Part2

正解のない療育に戸惑うも
やりがいを感じる日々

入所4年目に児童発達支援センターに異動。現在は発達がゆっくりなお子さんとその保護者の方への支援を行っています。4歳児と5歳児が6人在籍するクラスを、複数担任制の一人として担当していますが、その日によって子どもたちの状態が異なるため、試行錯誤の毎日。例えば、前日に起きた嫌な出来事がフラッシュバックして突然泣き出す場合もあるので、子どもたちの様子や行動に注意して、その時に必要な手助けを考えながら寄り添っています。なだめるだけでなく、時には離れて見守ることも支援の一つ。自分の力でなんとか気持ちを切り替えていくことも成長につながるからです。距離を置きつつも、しかるべきタイミングで声を掛けることが大事なのですが、その見極めが難しく、経験豊富な先生たちの姿を見て学んでいるところです。
絶対的な正解がない毎日ですが、子どもたちの仕草や表情を通じて気持ちを共有できた瞬間は愛おしく、保育士としてやりがいを感じています。

とある1日

  • 8:30

    出勤、朝礼

    事務所全体の朝礼を行い、連絡事項の確認などを行う。

  • 9:30

    通園全体の朝礼

    通園クラスの保育士と園長が集まり、ミーティング。

  • 10:00

    子どもの受け入れ、療育

    子どもたちがバスで登園。朝の会後に散歩や庭遊びなど。

  • 14:00

    子ども降園、掃除や記録

    昼は給食の介助も。降園後、子どもの一日の様子を記録。

  • 15:00

    休憩

    指導室で遅めの昼食をとりながら、ホッと一息つく。

  • 16:00

    事務作業、会議など

    行事用の作り物や面談資料を制作。月に一度は職員会議。

  • 17:15

    帰宅

    事務作業で遅くなることは滅多になく、ほぼ定時で退勤。

オフの過ごし方

行ったことのない場所に出かけてみるのが大好き! 最近では、麻布の最新スポットに行ったり、奥多摩の山に登ったり。その時々の気分で街も自然も楽しんでいます。友達と連れ立って出かけることが多いですが、一人でのんびりと過ごす時間も大切にしています。