職員インタビュー

message:技術職として知識と経験を積み重ねていきたい!

技術

まちづくり部
道路課

横瀬 拓実

Part1

市内を走る道路網の
整備・維持管理を担う

土木工学科で学んだ私が目指したのは、公務員の土木職。そのなかで日野市役所を選んだのは、自宅から通える距離にあったからです。大学時代は通学に片道2時間半もかかっていたので、就職するなら自分の時間がとれる職場がいいと考えていました。
入所して配属されたのは、まちづくり部道路課です。その名の通り、市内を走る道路の整備・維持管理が主な仕事。傷んでいる箇所の補修や側溝の新設など、橋や擁壁も含めて道路に関するさまざまな工事を担当しています。
あらかじめ策定された補修計画に基づいて順次着工していきますが、「道路に穴が空いているから埋めてほしい」など市民から通報があれば、現場に急行。軽微な陥没はすぐに対応します。地域と地域を結び、人と人をつなぐ道路はより良い暮らしに不可欠なライフライン。市民の皆さんが安心して使えるように道路網の保全に努めています。

Part2

初めて発注した工事は
試行錯誤の連続

私が担当するのは、道路工事の積算・発注・現場監督です。そもそも道路の補修工事は図面作成から始まります。作成するのは民間の建設コンサルタントですが、実際に工事が始まるまでには、予算の関係上、時間が空いてしまうため、現場は少なからず変わってきます。そこで、私たちが現場を確認し、その変化を図面に落とし込むのです。これが私には高いハードルでした。土木工学科で学んだとはいえ、専攻は都市計画。入所するまで図面を書いたことがなかったのです。
初めて発注した工事は、既存の道路に歩道をつくり、側溝も新設するという規模の大きなもの。四苦八苦しながら図面を仕上げたものの、数字の間違いを施工業者から指摘される始末。それでもやり遂げられたのは、先輩や上司のサポートがあったからこそ。相談に乗ってもらい、アドバイスをいただいたことで無事に完工、達成感を味わいました。今は一人前の技術職になれるように、目の前の仕事に励む毎日です。

とある1日

  • 8:20

    出勤、メールチェック

    席に着いたらパソコンを立ち上げてメールチェック。

  • 9:00

    資料作成

    担当になった道路補修工事の図面を作成。

  • 10:00

    打ち合わせ

    部内や課内、業者との打ち合わせに参加。

  • 12:00

    昼休み

    昼食後に現場に出かけるので、その準備も。

  • 13:00

    現場確認

    補修工事の進捗状況を確認するため現場に向かう。

  • 16:00

    担当案件の積算

    担当になった道路補修工事の見積もりを算出。

  • 17:15

    帰宅

    仕事が立て込んでいる時は残業することも。

オフの過ごし方

休日は同期と遊びに行くこともあれば、平日の疲れをとるために昼近くまで寝てしまうことも(笑)。高校時代はサッカー部だったので、庁内のサッカー経験者やサッカー好きが集まって行うフットサルに参加して汗を流しています。