職員インタビュー

message:障害者も健常者も働きやすい環境づくりに取り組みます!

事務

総務部
職員課

戸谷 嶺太

Part1

自分からどんどん動いて
周りを変えていく

日野市役所を選んだ決め手は、障害の有無に関係なく、平等に働くことができる環境だったから。私は聴覚に障害があり、補聴器を装用すれば音自体は入るものの、内容を明確に聞き取ることができません。そのため、相手の口の動きから読み取って会話をしたり、手話や筆談を用いたりしています。
しかし、私が入所した当時はコロナ禍の真っ只中。マスクの着用が必須だったため、口の動きが読み取れず、職員とのやりとりに大苦戦。どうすれば自分のことをわかってもらえるのか。上司に相談し、私の障害について対応マニュアルを作成してみました。その結果、私と話す際には基本的にマスクを外し、口の動きを見せてくださるようになり、コミュニケーションがスムーズに。
思うに、自分から動かなければ、何も変わりません。あきらめずに自分から動いていけば、周りが変わってくれる。私はそう信じています。

Part2

日野市役所における
障害者採用の一人として

現在、私は総務部職員課に所属し、給与厚生係の一員として、福利厚生に関する業務を担当しています。職員の皆さんがより充実した生活を送れるように、共済組合や互助会、福利厚生サービスなどの情報の中からニーズに合ったものをピックアップして紹介しています。それに伴い、旅行先でのホテルの予約や共済貯金の手続きなど、職員からの問い合わせに応じるのも私の仕事。電話ではなく、チャットで連絡してもらうことで、迅速かつ的確な対応を心がけています。
日野市役所にとって初めての聴覚障害者の採用だったため、入所当初は職員の方々にも戸惑いがあったようです。しかし、お互い相談することで、自分に合った仕事にたどり着くことができました。
障害者も健常者も理解し合い、誰もが暮らしやすい社会が理想です。まずは、障害に対する理解が広がるように、私自身も率先して働きやすい環境づくりに取り組んでいきたいと思います。

とある1日

  • 8:30

    出勤、メールチェック

    月に2回、朝礼の時間を使って手話講座を開催。

  • 9:00

    デスクワーク

    給与関係システムの入力作業や郵送物の確認など。

  • 12:00

    昼休み

    課内は和気あいあいと雑談し、にぎやかな雰囲気。

  • 13:00

    問い合わせ対応など

    職員からの問い合わせ対応や福利厚生に関する業務を。

  • 17:15

    帰宅

    問い合わせ対応が多い時は終日かかってしまう場合も。

オフの過ごし方

映画鑑賞とカフェ巡りが趣味の私。映画はジャンルを問わず、年間100本ぐらい観ます。字幕機能が付いているDVDが多いかな。カフェはネットで調べて、一人で行ったり友人と一緒に出かけたり。コーヒーを飲みながらおしゃべりしてまったり過ごしています。