職員インタビュー

message:日野市役所は型にハマりすぎない行政を行っています!

事務

総務部
防災安全課

Tさん

Part1

民間企業にはできないことが
公務員ならできる

新卒で入ったのは地元・北海道の市役所です。そこで5年ほど働いた後、若いうちにいろんな経験をしたいと思い、退職して上京。都内の学習塾にしばらく勤めましたが、再び公務員に戻りました。
理由は、民間企業のサービスには限界があるとわかったから。例えば、学習塾の場合、家庭の事情で授業料が払えなくなると、生徒は授業を受けられなくなります。苦手克服のために努力したいのに、経済的な理由によって通えなくなってしまう。そうした生徒を十分にサポートできないことは非常に歯がゆいものでした。そこで再認識したのです。公務員の仕事こそ、真に支援が必要な人に奉仕できるものなのだということを。
日野市役所を選んだのは、市の取り組みを調べているうちに「型にハマりすぎない行政」を行っていると感じたからです。日野市をより良くするために、誰もが頭を働かせ、行動に移している。実際、入所してみるとその通り。いい意味で入所後のギャップはなかったですね。

Part2

防災安全課における
唯一の女性職員として

配属されたのは総務部防災安全課。正直言って、辞令を二度見するほど驚きました。というのも、女性の視点を取り入れた災害対策が喫緊の課題であるにもかかわらず、全国の多くの自治体で防災担当の部署に女性職員がゼロ。日野市も然りで、そうした状況を打開するための任命だったからです。
戸惑いはありましたが、実際に働いてみると、居心地の悪さはなく、仕事上でも性差を感じることはありません。確かに、防災訓練ではフィジカル的に難しい力仕事があります。しかし、困っていることがあれば、担当業務の枠を超えて助け合う組織風土なので、そんな時は男性職員の手を借りています。
この部署は警察や消防署など連携することが多く、そうした方々から教えていただくこともたびたび。市民の暮らしをより良いものにするには、市役所だけでなく、さまざまな機関や団体と協働することが大切なのだと改めて感じています。

とある1日

  • 8:30

    出勤

    朝礼後、メールチェックをして1日の予定を確認。

  • 9:00

    関係者と連絡

    警察関係者や業者、職員とメールや電話でやりとり。

  • 12:00

    昼休み

    ランチタイムはゆっくり食事を味わってリラックス。

  • 13:00

    事務処理

    伝票整理や各種文書作成などデスクワークを。

  • 15:30

    警察署を訪問

    交通安全の啓発活動に関する会議や打ち合わせ。

  • 17:15

    翌日の準備

    翌日のスケジュール確認と翌日業務の準備。

  • 17:15

    帰宅

    残業はほとんどないため、プライベートの時間が充実。

オフの過ごし方

NHKの大河ドラマ「新撰組!」をきっかけに、その生き様に惹かれ、土方歳三のファンに。日野市役所を選んだのも彼の生まれ故郷だったから(笑)。資料や小説を集める日々ですが、いずれ市として何か企画できたらいいなと模索中です。