職員インタビュー

message:ケースワーカーとして障害をもつ方に寄り添い支援したい!

事務

健康福祉部
障害福祉課

桒原 颯夏

Part1

母の影響で
ボランティア活動に関心を抱く

生まれ育った日野で働きたい――。公務員志望だった私は、大好きなまちのために貢献したいと、日野市役所に入所しました。
現在、私が所属するのは健康福祉部障害福祉課。その中の援護係の一員として、障害のある方のケースワーカーを務めています。実は大学時代、障害のある学生を支援するサークルに入っていました。目や耳の不自由な学生に付き添い、教室の移動を助けたり、講義をノートテイクしたり。それがきっかけで、一緒に旅行するほど仲の良い友人もできました。私にとって障害は“大きな壁”ではありません。
そもそも私がボランティア活動に関心をもつようになったのは母の影響です。白杖をもって歩く人がいれば、進んで声を掛けてサポートする。そんな母の姿を見るうちに、自分も障害のある方のために手助けをしたいと思うように。だからこそ、障害福祉課は希望のかなった配属でした。

Part2

障害のある方に
適切な支援を行うために

ケースワーカーの仕事は多岐にわたります。窓口では身体障害者手帳などの発行や障害福祉サービスの申請に関する手続きなどを行う一方、障害のある方のご自宅などを訪問し、日頃の様子を聞く調査も行います。
というのも、必要とする支援の度合いがその人の心身の状態に合ったものかを3年ごとに調査することが法律で定められているからです。寝返りは一人でできるか、読み書きはできるか、感情が不安定になることはないかetc. 約100項目をチェックしていくので、2時間近くかかることも。こうした調査結果と医師の意見書によって、その人が受けられる支援サービスが決まるので責任重大。初めての訪問の時は緊張のあまり、手も声も震えてしまいました。
まだまだ慣れないことも多く勉強の毎日ですが、「丁寧な対応をありがとう」と声を掛けてもらえると本当にうれしく、仕事のやりがいにつながっています。

とある1日

  • 8:30

    出勤、手話講習

    週に一度、障害福祉課全員で手話の練習を行う。

  • 8:45

    メールチェック

    自治体専用アプリ「LoGoチャット」も毎朝確認。

  • 9:30

    区分認定調査

    障害のある方の自宅や施設に赴いて日頃の様子を伺う。

  • 12:00

    昼休み

    普段はお弁当だが、気分転換に食堂を利用することも。

  • 13:00

    窓口・電話対応

    サービスの決定処理や調査の記録などデスクワーク。

  • 16:15

    個別相談

    知的障害者の方からの悩みなどに個別で対応する。

  • 17:15

    帰宅

    月曜日や好天の日は来所する人が多く多忙になる。

オフの過ごし方

趣味は野球観戦で、友人や課の先輩と一緒に球場へ応援に行くことも。野球好きが高じて、所内の野球部にマネージャーとして入部しました。休日には試合に同行して選手と共に一喜一憂。他の課の方と交流をもつきっかけにもなり、入部してよかったですね。