職員インタビュー

message:地域に暮らす人々の健康を守るために支援し続けたい!

保健師

子ども部
子ども家庭支援センター

桑葉 美緒

Part1

理想の保健師像を目指し
地元を離れて日野市へ転職

学生時代は看護師を目指していましたが、病院実習を経験して「入院期間中だけでなく、退院後もサポートしたい」と思うようになり、保健師という職業を選びました。保健師であれば、地域に暮らす人々の健康維持のために長期的に支援することができるからです。
卒業後、地元・福島で県の保健師になりましたが、自治体を取りまとめる事務的な業務が多く、地域住民の方と接する機会が少ないことを実感。自分の理想とする保健師像に近づくには、県ではなく市や町で働きたいと転職を考えるように。そうした中で出会ったのが日野市役所です。地方に住んでいたため、テストセンター方式で受験できることが志望理由でしたが、選考が進む中で実際に日野市を訪れてびっくり。都心から近いのに自然が豊かで、住宅地も多く、幅広い世代の人たちが暮らしているのを肌で感じたのです。「この街で働きたい!」その思いを胸に最終面接に臨んだのでした。
※全国各地の試験会場において、パソコンを使用して受験する方法。

Part2

所内で横の連携を図りながら
母子の悩みに寄り添う

入所以来、子ども家庭支援センターの母子保健係として妊娠から出産、子育てまでをトータルに支援する業務に携わっています。具体的には、出産を控えたご夫婦に向けて育児のアドバイスを行う両親学級や乳幼児健診のサポートのほか、出産したばかりのご家庭を訪問して育児についての悩みを聞いたり、不安を強く訴えた方には個別支援を行ったり。
妊娠、出産、子育ての悩みは母子だけの問題ではなく、経済的な困窮や障害など他の問題が背景にある場合も少なくありません。幸いにも日野市役所には職員内で利用できるチャットが導入されているので、他の部署とも気軽に連絡が取れてとても便利。横の連携を図り、迅速な課題解決に努めています。
また、センター内には20代から50代まで幅広く保健師の先輩が在籍しているので、困った時にはすぐに相談できるのもうれしいところ。この恵まれた環境のもと、一人前の保健師として認められるように日々の業務に励んでいます。

とある1日

  • 8:30

    出勤

    メールやチャットをチェックして、1日の予定を確認。

  • 9:00

    打ち合わせ

    乳幼児検診や両親学級の運営に関して詳細を詰める。

  • 10:00

    記録

    家庭訪問や電話対応したケースの記録をシステムに入力。

  • 12:00

    昼休み

    お弁当を持参、歯科衛生士の同期と一緒にランチタイム。

  • 13:00

    乳幼児健診

    健診に来てよかったと思ってもらえるように会場全体のサポート。

  • 16:00

    健診結果の集計

    健診結果を集計し、気になる点があれば課内で情報共有。

  • 17:15

    帰宅

    残業はほとんどないため、プライベート時間が充実。

オフの過ごし方

青梅の川沿いでデイキャンプをしたり、高尾山に登ったり、多摩地域ならではのアウトドアレジャーを満喫しています。また、電車1本で都心に出られるので、東京で暮らしている地元の友達と会うことも。遊ぶ場所が多いので、この地域での暮らしを満喫しています!