用水守制度の紹介
日野市の用水守制度のご紹介です。身近な水辺の維持活動にご協力を!
「清流は日野の財産」身近な水辺の維持活動にご協力を
かつて、東京の穀倉地帯と呼ばれた日野市には、江戸時代に多摩川・浅川からひかれた農業用水路が今も市内を網の目のように流れていて、これら水路の延長は116キロにも及びます。また、市内には令和元年4月現在では140箇所ほど湧水が湧いており、たいへん水に恵まれています。
市では、こうした恵まれた水環境を次世代に伝えるため、清掃・維持作業などさまざまな活動を行っています。一方で、市民の皆様の水への関心も非常に高く、多くの市民の皆様が身の回りの水辺を自ら清掃・維持してくださっています。
このようにボランティアで水辺維持の活動をされている皆様を少しでも支えることができればと生まれたのが「
用水守制度とは
「用水守制度」は日ごろ活動をする範囲を決め、あらかじめ「用水守」として登録いただくことで、万一、活動中ケガをしたり、また、他人にケガをさせてしまったりした場合に備え、市がボランティア保険をかけるというものです。
日本水大賞・奨励賞受賞
きれいな水環境づくりに貢献した個人、団体を顕彰する日本水大賞奨励賞(第10回)に、用水守制度が選ばれました。
市民と市行政が参加する仕組みが都市化の進む郊外地域の水辺再生モデルとして、高く評価されての受賞です。
活動内容
あらかじめご自身で定めた活動範囲での清掃・保全・緑化等のボランティア活動。市内の用水路・河川・湧水地を市と連携・協働により維持管理活動を行う。
登録数
個人・グループ・自治会・企業等
(平成31年4月1日現在 団体16組及び個人43名 計408名登録)
市の対応
ボランティア保険への加入・ボランティア袋の配布・ 登録証・腕章の交付
登録申込み
登録は随時受け付けています。
緑と清流課窓口
用水守懇談会
毎年、用水守懇談会を開催し活動の報告や、用水守・用水組合間の交流を図っています。(2018年は12月に開催)
懇談会では、『用水守の高齢化に伴い今後の新規用水守募集など将来どのように用水路を守り次世代に繋げていくか』等の意見が挙げられました。
それにより、多くの人に日野の水環境に関心を持ってもらい、若い人でも積極的に参加できる仕組みを作っていくことが重要であることの認識が強まりました。
このページに関するお問い合わせ
環境共生部 緑と清流課
直通電話:公園緑政係 042-514-8307 水路清流係 042-514-8309
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-581-2516
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所3階
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