小児接種(5歳から11歳)
ワクチン接種は強制ではありません。周りの方に接種を強制したり、接種していない人に対して差別的な対応をすることのないようにお願いします。
初回接種(1・2回目接種)
- 接種対象者
- 1回目接種日時点で5歳以上11歳以下の方
※接種当日は保護者の同伴が必要です - 使用するワクチン
-
- ファイザー社製オミクロン株(XBB.1.5)対応ワクチン(5歳から11歳の小児用)
- モデルナ社製オミクロン株(XBB.1.5)対応ワクチン(6歳から11歳の小児用)※日野市内では実施していません
- 接種間隔
-
ファイザー社:2回目接種は1回目の接種から3週間の間隔をあけて接種
モデルナ社:2回目接種は1回目の接種から4週間の間隔をあけて接種
- 注意事項
- 原則として、同じワクチンを2回接種します(1回目はファイザー社で2回目はモデルナ社製など、1回目と2回目で他のワクチンを使用することはできません)。
追加接種(3回目接種以降)
- 接種対象者
- 初回接種(1・2回接種)が完了した5歳から11歳の方
※ 接種当日は保護者の同伴が必要 です - 使用するワクチン
-
- ファイザー社製オミクロン株(XBB.1.5)対応ワクチン(5歳から11歳の小児用)
- モデルナ社製オミクロン株(XBB.1.5)対応ワクチン(6歳から11歳の小児用)※日野市内では実施していません
- 接種間隔
- 最終接種から3カ月以上
- 接種により期待される効果
-
- 5~11歳の子どもに対するワクチンの追加接種後は、オミクロン株を含む新型コロナウイルスに対する中和抗体価(ウイルスの感染力や毒素の活性を中和できる抗体の値)が上昇します
- 時間経過とともに低下した初回接種(1・2回目接種)による発症予防効果が、追加接種により回復すると報告されています
接種券(クーポン券)
未使用の乳幼児用ワクチン接種券がお手元にある場合、そのまま接種券を使用できます
初回接種(1・2回目接種)
乳幼児用(6カ月~4歳)の初回接種券をお持ちで、1回目接種前に5歳を超えた場合は、小児用ワクチンを接種することになります。その場合は、お手元の乳幼児用接種券をそのまま使用できます。ただし、乳幼児接種券には同封の予診票が1枚しかありませんので、不足の予診票(2回目接種用)の送付をコールセンター(0120-950-734)にご依頼ください。
追加接種(3回目接種以降)
乳幼児用(6カ月~4歳)の追加接種券をお持ちで、接種前に5歳を超えた場合は、小児用ワクチンを接種することになります。その場合は、お手元の乳幼児用接種券をそのまま使用できます。
※いずれの場合も、転入した方は発行申請が必要になりますので、ご注意ください
予約方法
初回接種(1・2回目接種)
日野市内で接種を希望する方は、システムの仕様上、予約サイトから予約ができません。下記のお手続きが必要です。
- かかりつけ医、または前回接種を受けた個別医療機関に直接連絡し、接種可能か相談、また接種日時を調整する
- 健康課(042-581-4111)に架電し、「小児の初回接種の予約を取りたい。医療機関には承諾を得ている」と伝え、予約を取る
追加接種(3回目接種以降)
下記リンク先をご確認ください。
※電話予約の際は必ず「5歳から11歳の予約をしたい」とお伝えください
予約の注意事項
- 初回接種(1・2回目接種)は、1回目の接種時の年齢に基づいて判断します。11歳のお子さまは、12歳になる前に2回目の接種が完了するように、余裕をもって予約をおとりください。なお、2回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目の接種でも小児ワクチンを使用します
- 2回目接種時に11歳で、3回目接種の実施日に12歳に到達する場合、3回目接種では12歳以上用のワクチンを使用します。予約枠が異なりますのでご注意ください
接種会場
当日の持ち物
- 接種券(クーポン券)
- 予診票
※追加接種(3回目接種)の方は、接種券一体型予診票(A3の用紙)になります
※予診票には当日の体調や病名、治療内容などを正確にご記入ください。接種前の予診で医師が内容を確認し、接種の可否を判断します - 接種を受ける本人の身分証明書(健康保険証、マイナンバーカード、パスポートなど)
- 母子健康手帳
※接種日前2週間以内に他のワクチン接種を行っていないことを確認するために必要です
接種当日の注意事項
- 接種券(クーポン券)の券面シールは、はがさずにそのまま医療機関にお持ちください
- 予診票は、あらかじめ必要事項を記入してから医療機関にお持ちください
- 予診票の「同意欄」に保護者指名の署名が必要です
- 接種をする医療機関へは保護者の同伴でお越しください
効果と副反応
厚生労働省より
期待できる効果
海外の研究では、オミクロン株流行下における、ファイザー社製ワクチン初回接種による発症予防効果は、接種から2~4週間経過後には5~11歳においては60.1%、12~15歳は59.5%であったものが、接種から5~8週間経過後にはそれぞれ28.9%、16.6%まで逓減。また、12~15歳における追加接種により、2~6.5週後の発症予防効果は71.1%であったと報告されています。
【出典】第34回厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会(令和4年8月8日)提出資料
副反応などのリスク
臨床試験において接種後7日間にみられた副反応の症状(1回目または2回目のいずれか)には、下表のようなものが確認されています。
なお、米国では、5~11歳の男性においても、2回目接種時に心筋炎が報告されていますが、その頻度は12~17歳の男性と比較して低かったことが確認されています。
※詳細は厚生労働省HPをご確認ください
症状が出た人の割合 |
症状(1回目または2回目のいずれか) |
---|---|
50%以上 |
注射した部分の痛み、疲労 |
10~50% |
頭痛、注射した部分の赤み、腫れ、筋肉痛、寒気 |
1~10% |
下痢、発熱、関節痛、嘔吐 |
また、5~11歳の3回目の接種後7日以内に現れた症状発現率の比較(ファイザー社製ワクチン)は下記のとおりです。1・2回目接種後と比べると、おおむね同様の症状が見られ、2回目接種時を上回るリスクは報告されていません。
症状が出た人の割合 |
症状(2回目接種後⇒3回目接種後の症状の発現率) |
---|---|
50%以上 |
疼痛(72.2⇒73.9%) |
10~50% |
疲労(46.6⇒45.6%)、頭痛(30.1⇒34.0%)、筋肉痛(12.5⇒18.3%) 発赤(16.5⇒15.6%)腫張(14.0⇒16.4%)、悪寒(10.3⇒10.5%) |
1~10% |
発熱(8.8⇒6.7%)、関節痛(5.5⇒6.7%)、下痢(6.5⇒4.9%)、嘔吐(1.8⇒2.4%) |
日本小児科学会より
日本小児科学会は下記の理由から、令和5年度秋開始接種を推奨しています。
- 流行株の変化によって今後も流行拡大が予想されるため
- 国内の約半数は未感染者であり今後も感染機会が続くため
- 小児においても重症例・死亡例が発生しているため
- 小児へのワクチンは有効であるため
- 小児のワクチン接種に関する膨大なデータが蓄積され、より信頼性の高い安全性評価が継続的に行われるようになったため
詳細は下記リンク先をご確認ください。
国の通知・新型コロナワクチンQ&Aなど
- 5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ(厚生労働省)(外部リンク)
- 小児接種(5~11歳)について(厚生労働省 新型コロナワクチンQA)(外部リンク)
- 新型コロナウイルスワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方および接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等(日本小児科学会)(外部リンク)
-
5歳以上のお子様と保護者の方へ(ファイザー社リーフレット) (PDF 7.8MB)
-
接種される方とそのご家族様へ(ファイザー社リーフレット) (PDF 341.7KB)
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このページに関するお問い合わせ
新型コロナワクチン接種相談・予約センター
予約用電話番号:0120-950-391
相談用電話番号:0120-950-734
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
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※ただいま多数のお問い合わせをいただいておりますので、回答にお時間をいただいております。