副反応・健康被害救済

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ページID1017688  更新日 令和5年11月15日

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新型コロナワクチンの副反応

コロナワクチン接種後の過ごし方

  • ワクチン接種を受けた後は、15分以上は接種会場、接種した病院で座って様子をみてください。お待ちの間も感染対策をお願いします

  • 過去にアナフィラキシーを含む、重いアレルギー症状を起こしたことがある方や、採血などで気分が悪くなったり、失神などを起こしたことがある方は、30分ほどお待ちください

  • 接種当日の激しい運動や過度の飲酒などは控えてください

  • 接種部位は清潔に保ちましょう。接種当日の入浴は差支えありませんが、注射した部分は強くこすらないようにしてください

起こりやすい副反応

注射した部分の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、発熱などがあります。なお、新型コロナワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談してください。

数日以内に起こりうる症状と発現割合

発現

割合

ファイザー社製

ワクチン

モデルナ社製

ワクチン

アストラゼネカ社製

ワクチン

武田社ワクチン

(ノババックス)

50%

以上

接種部位の痛み、

疲労

接種部位の痛み、

疲労、頭痛

接種部位の痛み、疲労、頭痛  
10から50%

頭痛、筋肉痛、

悪寒、関節痛

筋肉痛、関節痛、

悪寒、リンパ節証

倦怠感、悪寒、関節痛、吐き気、接種部位の熱感・かゆみ

圧痛、疼痛、疲労、頭痛、筋肉痛、倦怠感

10%

以下

38度以上の発熱、

接種部位の腫れ、発赤、リンパ症

38度以上の発熱、

接種部位の腫れ・硬結、紅斑・発赤

発熱、嘔吐、接種部位の腫れ・

発赤・硬結、四肢痛、無力症

関節痛、悪心・嘔吐、

発熱

【出典】

  • ファイザー社製ワクチン、モデルナ社製ワクチン:特例承認に係る報告書
  • アストラゼネカ社製ワクチン:バキスゼブリア(アストラゼネカ社)添付文書
  • 武田社(ノババックス):審査報告書

ごくまれに起こる可能性がある症状

アナフィラキシー(急性のアレルギー反応)

  • 薬や食物が体に入ってから、短時間で起きることのあるアレルギー反応です
  • じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が、急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合を、アナフィラキシーショックと呼びます
  • 接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、接種会場や医療機関では、適切な医療体制を整備しています

心筋炎・心膜炎

1~3回目接種では、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみなどの症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

※1 回目よりも2回目の接種の後に多く、若い方、特に男性に多い傾向が見られます。3回目接種については、接種が進んでいる海外において、2回目接種時よりも心筋炎の報告頻度は低かったと報告されています

ギラン・バレー症候群

mRNAワクチン(ファイザー社製とモデルナ社製)及びアストラゼネカ社製ワクチン接種後にギラン・バレー症候群を発病した報告があります。接種後、手足の力が入りにくい、しびれなどの症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

厚生労働省の審議会において、ワクチン接種と死亡の因果関係が否定できない事例が1件報告されました

 厚生労働省の審議会で、新型コロナワクチン接種と死亡の因果関係が否定できない事例が1件報告されました。
 ワクチン接種により新型コロナウイルス感染症に対する感染や発症、入院の予防効果が高くなる一方、副反応が生じるリスクもまれにあります。
 接種に当たっては、感染予防の効果とリスクの正しい情報を確認し、接種の判断をしてください。

 新型コロナワクチン接種に限らず、ワクチン接種後にはアナフィラキシーショックが現れることがまれにあります。そのため、接種前に医師の予診を十分に行うとともに、接種後一定時間、会場スタッフが被接種者の方の様子に注意を払っています。
 事前の予診で医師が接種の可否を正確に判断するため、予診票には当日の体調や病名、治療内容などを正確に記入するようご協力ください。

副反応についての詳細な情報は、厚生労働省のページをご確認ください

副反応に関する相談窓口

接種後、副反応が出て不安がある場合は、下記の相談センターへご相談ください。

担当
東京都新型コロナウイルスワクチン副反応相談センター
電話番号
03-6258-5802
開設時間
24時間対応(年中無休)

接種後に副反応と疑わしい症状がみられる場合には

画像:東京都のワクチンの副反応への対応

(※1)通常の診療と同様に医療費が発生します。国の救済制度については、ページ下段の「新型コロナワクチンの健康被害救済制度」をご参照ください
(※2)支援病院の受診には、医療機関の紹介が必要です。支援病院への直接のお問い合わせはご遠慮ください

新型コロナワクチンの健康被害救済制度

接種後、極めてまれに脳炎や神経障害など重大な副反応が発生する場合があります。重大な副反応により健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じた場合のため、国(厚生労働省)の制度として、救済制度が設けられています。

しかし、その原因がワクチンの接種ではなく、偶然、ワクチンの接種と同時期に発症した感染症などが原因であることもあるため、予防接種健康被害救済制度では、ワクチンの接種による健康被害であったかどうかを個別に審査します。その健康被害がワクチンの接種によるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金などの給付)が受けられます。

予防接種健康被害救済制度の申請等の状況(東京都)

下記リンク先の「予防接種健康被害救済制度の申請等の状況」をご確認ください。

申請から決定までの流れ

  1. 日野市(住民登録のある自治体)に必要書類を提出してください。ワクチン接種を受けた会場が日野市以外であっても、申請先は日野市です
    ※住民登録は別の自治体にある方が日野市の接種会場で接種をした場合、申請先は日野市でなく「住民登録のある自治体」になります。申請に必要となる手続きなどについては、予防接種を受けた時に住民票を登録していた市町村にご相談ください
  2. 日野市で申請内容を調査し、東京都へ進達します。東京都は国へ進達します(アナフィラキシーなどの即時型アレルギーの医療費・医療手当請求の場合は、様式集の様式6-1-1を使用することで、日野市での調査を省略することが出来ます)
  3. 国は、疾病・障害認定審査会で内容を審査し、東京都へ健康被害救済の認定・否認の通知を行います。通常、国が申請を受理してから結果の通知まで、6~12カ月程度の期間がかかります
     ※現在申請数の増加に伴い、結果の通知が通常より遅くなっています
  4. 東京都から日野市に認定・否認の通知がされた後、日野市から申請者へ、健康被害救済の支給・不支給決定の通知を行います

申請後の流れ

給付の種類

健康被害

給付の種類

医療機関で医療を受けた場合

  • 医療費
  • 医療手当

障害が残ってしまった場合

(予防接種法施行令別表第1・第2に定める程度の障害の状態)

障害児養育年金(18歳未満) または、

障害年金(18歳以上)

亡くなられた場合

  • 死亡一時金
  • 葬祭料

※詳細は厚生労働省ホームページをご確認ください

申請に必要な書類

申請に必要な書類は、給付の種類によって異なります。詳細は厚生労働省のホームページやリーフレットをご確認いただくか、下記に記載の相談窓口までご連絡ください。

様式集

申請に必要な書類の一式です。申請される給付の種類により、必要な書類をご利用ください。

※予防接種との因果関係が比較的明らかなアナフィラキシーなどの即時型アレルギー(接種後4時間以内に発症し、接種日を含めて7日以内に治癒、終診したものに限ります。また、症状が接種前から継続している場合や、ワクチン接種以外の原因によると記載医が判断した場合は含めません)に該当する場合は、様式6-1-1を使用してください

相談先・申請先

〒191-0011
東京都日野市日野本町1-6-2 生活・保健センター
日野市健康課コロナワクチン係

042-581-4111 (月曜~金曜日※祝日を除く)
 ※「新型コロナワクチン接種の健康被害についての相談」とお伝えください

注意事項

  • 申請に必要な診断書料などは自己負担となり、給付の対象とはなりません。また、自己負担により書類を取得したとしても、厚生労働省の審査の結果、給付が認められない場合があります
  • 申請後、日野市や東京都の内容確認、国の疾病・障害認定審査会において、関連するカルテの写しなど、追加で資料提出をお願いする場合があります
  • 一時的な発熱、局部の痛みや腫れ、頭痛、倦怠感など、短期間のうちに治癒する軽い症状については、予防接種後に通常起こりうる副反応として、一般的に救済制度の対象には該当しないとされています(ただし、申請を拒むものではありません)
  • 医療費においては差額ベッド、薬の容器などの保険適用外のものは給付対象外です

Adobe Readerのご案内

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のホームページ(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

プリントサービスのご案内

ご自宅にプリンタなどの印刷機器をお持ちでない方は、お近くのコンビニエンスストアなどのプリントサービスを利用して申請書等を印刷することができます。詳細はプリントサービスのご案内ページをご覧ください。

このページに関するお問い合わせ

新型コロナワクチン接種相談・予約センター
予約用電話番号:0120-950-391
相談用電話番号:0120-950-734
ファクス:042-583-2400
〒191-0011
東京都日野市日野本町1丁目6番地の2 生活保健センター
健康福祉部健康課コロナワクチン係へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。
※ただいま多数のお問い合わせをいただいておりますので、回答にお時間をいただいております。