認知症の方・ご家族の方へ
不要不急の外出を控える
新型コロナウイルスに感染しないためには、人と接触する機会をできるだけ少なくすることが最も大切です。特に、認知症の方の多くは基礎疾患があり、感染すると重症化しやすい可能性があります。なるべく、不要不急の外出は控えるようにしましょう。
マスクの着用・手洗いの推奨
マスクを着用することで、ウイルスの感染を防ぐことはできませんが、万一感染していた場合に他の人にうつしてしまう可能性を少なくすることはできます。新型コロナウイルスは、密閉された空間や近接した距離で感染者から直接的に感染するほか、手指等に付着したウイルスから接触感染することが多いと考えられています。
自発的にマスクの着用や手洗いを行うことが難しい認知症の高齢者の方に対して、ご家族の方が、外出時のマスク着用や、帰宅後・食事前の石鹸等を用いた手洗いをするよう促しましょう。
体調不良が心配なときは
新型コロナウイルス感染症の症状として確認されている発熱や呼吸困難、嗅覚・味覚障害といった症状は認知症の方には自覚しづらいことが知られています。そのため、周りの方が早期に気づいてあげることが大切です。気づくためのポイントは以下の3つです。
- 食欲が低下している
- ぼうっとしている
- 元気がなくなる
「いつもと違う様子だな」と感じたら注意して様子を見るようにしましょう。
発熱・咳等の症状があり体調が心配なときは、まずはかかりつけ医や最寄りの医療機関に電話して相談するようにしましょう。症状が重い場合には、以下の機関に電話で相談するようにしましょう。
- 日野市健康福祉部健康課 042-581-4111
- 東京都南多摩保健所 042-371-7661
適度な運動・バランスのよい食事を

外出の自粛やデイサービスの利用停止により運動量が不足することで、身体機能の低下を招く場合があります。自宅でできる運動や、可能な場合には人手の少ない時間に場所を見計らっての散歩などを行いましょう。ひの健幸貯筋体操などを市のHPで見ることができます。
併せて、バランスのとれた食事を決まった時間に食べることや、食後の口腔ケアを行いましょう。テイクアウトができる市内の飲食店の情報も活用してください。
家族間の交流・相談先について
他者との交流が不足することで、認知機能の低下を招く可能性があります。外出やデイサービスに行くことのできない今だからこそ、家族や友人間で交流しましょう。
また、介護のことなど悩みがある方はストレスを溜めず、地域包括支援センターや市の相談窓口に相談するようにしましょう。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 高齢福祉課
直通電話:福祉係 042-514-8495 在宅支援係 042-514-8496
代表電話:042-585-1111
ファクス:042-583-4198
〒191-8686
東京都日野市神明1丁目12番地の1 日野市役所2階
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