◎その生ごみ、捨てる前に再利用しませんか。 循環する私たちの暮らし ID:1023017 [問い合わせ]ごみゼロ推進課(電話番号042・581・0444)、市長公室広報係(電話番号042・514・8092) 《写真》 大豆の脱穀作業を行う様子 《写真》 野菜くずを利用したたい肥で、元気に育った赤カブを収穫! ◆生ごみは捨てるもの?リサイクル、できます! 生ごみの水分量は約80~90%と言われています。 水分を大量に含むごみの焼却には、多大なエネルギーを消費し、環境負荷の原因にもつながります。 この捨てられるはずだった生ごみをリサイクルする取り組みをご存じですか。 生ごみのたい肥化に取り組んでいるせせらぎ農園では、令和3年度に約26,500kg分の生ごみを回収しました。 家庭から出る生ごみを活用して、無農薬・無化学肥料で野菜を育て、収穫した野菜は地元住民で分け合っています。 また、私たちが家庭で出す生ごみを、ダンボールコンポストやLFC(※)コンポストにためて、 せせらぎ農園の集積場に持ち込み、たい肥として活かすことができれば、 生ごみは出て困るものではなく、地域の「宝」となります。 循環型の取り組みを生活の一部にして、一人ひとりがアクションを起こすことで、将来の地球環境を変えることができます。 私たちにできる身近なことから始めてみませんか。 《写真》 待ちに待った野菜の収穫! この日は大根を収穫しました。 (※)LFC…ローカルフードサイクリングの略。バッグ型のコンポスト。 生ごみコンポストの使い方講座は18ページで紹介しています。ぜひご覧ください。 ◆まちの生ごみ活いかし隊 家庭から出た生ごみを収集し、たい肥にして野菜を栽培する循環型の取り組みを行うのは、新井にある「せせらぎ農園」。 農園としての役割だけではなく、地域住民がふらっと気軽に立ち寄れるコミュニティガーデンとしての役割もあります。 毎週火曜・木曜・日曜日の作業日には、まちの生ごみ活かし隊のメンバーを中心に、 多くの方が生ごみのリサイクルや学生への環境教育、農作業などの活動をしています。 生ごみリサイクルにチャレンジしたい方など、どなたでも参加できます。 《写真》 まちの生ごみ活かし隊 代表:佐藤美千代さん 「市内に、生ごみBOXがあるコミュニティガーデンが増えますように!」 ◆家庭の生ごみがたい肥に生まれ変わるまで (1)生ごみをせせらぎ農園に 家庭から出る野菜くずなどの生ごみをせせらぎ農園へ持参し、備え付けの生ごみBOXに入れます。 (2)上から落ち葉をかけます 投入した生ごみの上に、団地などで集めた落ち葉や竹チップなどの有機物をかけます。三つある生ごみBOXは約1カ月で満タンに! (3)微生物、発酵中 熟成場に移動し、もみ殻や米ぬかなどを加えます。 約3カ月で生ごみは完全に分解され、たい肥に変身!野菜の植え付けができる状態へ。