◎まちの話題 ■第16回ひのっ子シェフコンテストを開催 ID:1022352 [問い合わせ]中央公民館(電話番号042・581・7580) 10月30日に、市内の小学生が考えた地場産食材を活用した料理コンテストが行われました。 第16回となる今年は、市内の小学校から34作品53人の応募があり、 コンテストでは一次選考で選ばれた5作品6人が自ら考えた作品を調理しました。 《写真あり》 ▼金賞および栄養士と給食調理員が選んだ特別賞 「イタリアン風!トマト×ミルクの冬瓜にこみうどん」 四小6年:小松瑠菜 ▼銀賞 「土方歳三の大好物タクアンを使った和風ベジブロスキーマカレー」 旭が丘小6年:伊藤莉子、小島幸姫 ▼銀賞 「梨とトマトの丸ごと黒米カレー」 旭が丘小4年:東杏奈 ▼銅賞 「土方としぞうも食べた?日野野菜丼」 一小6年:大津義仁 ▼銅賞および子ども審査員賞 「シャキシャキれんこんとほくほくさつまいもの大学いも」 東光寺小5年:黒澤咲心 ※栄養士と給食調理員が選んだ特別賞は、市内の小・中学校の給食のメニューとして提供されます ■市立中学校の生徒が全国大会・関東大会などで活躍 ID:1012876 [問い合わせ]文化スポーツ課(電話番号042・514・8465) 今年8月~9月に各地で行われた全国中学生体育大会などの全国大会・関東大会において活躍した市立中学校の生徒が、 10月21日に市長を訪問し、大会結果の報告を行いました。 市は、以下の方に日野市文化・スポーツ功労者顕彰を贈呈しました。 《写真あり》 受賞者(敬称略) ▼一中…森野千春、山本隼士、山内うた ▼四中…楠田乃愛、北林理桜、櫻井美紀、斎藤奏音、高谷杏実、楠田聖史、有住悠 ▼三沢中…高橋心花、花井優斗 ▼大坂上中…川嶋康太郎、野中勇杜、稲葉歩 ■木下サーカス福祉招待券を寄贈していただきました ID:1022346 [問い合わせ]寄贈について…市福祉政策課(電話番号042・514・8467)、 公演について…木下大サーカス立川公演事務局(電話番号042・525・0090) 「世界を感動させた☆スーパーミラクルイリュージョン木下大サーカス立川公演」が 12月24日(土)~3月12日(日)に開催されます。 開催に先立ち、木下サーカス(株)より社会福祉事業への協賛として、福祉招待券を寄贈していただきました。 市では、日野市社会福祉協議会を通じて、市内の福祉施設に配布することとしました。 《写真あり》 ▲木下副社長(左)から福祉招待券を受け取る波戸副市長(右) ◎みんなのふるさとこぼれ話59 鎌倉殿の平山季重(すえしげ) ID:1022100 [問い合わせ]郷土資料館(電話番号042・592・0981) 源頼朝が征夷大将軍に任じられた建久3年(1192年)、後に鎌倉幕府三代将軍となる源実朝が誕生しました。 この時、弓の弦を鳴らし、邪気などを払う出産に伴う重要な儀式「鳴弦(めいげん)の儀」において、 名誉ある「鳴弦の役」を務めたのが現在の日野市の武士、平山季重でした。 季重は、平山を本拠とした武士で、「武者所(むしゃどころ)」の通称があり、 その名称から京で御所などを警護する武士として活動していたことがうかがえます。 そして、季重は平治の乱における待賢門(たいけんもん)の戦いで、 500騎の軍勢に17騎で立ち向かった武士の一人として語られています。 その後、源頼朝が平氏打倒の兵を挙げると他の「坂東武者」と共にいち早くこれに加わりました。 頼朝挙兵後、季重は金砂城(かなさじょう)の戦いにおいて武勇を称賛され、 源平合戦の一ノ谷の戦いでは、熊谷直実(くまがいなおざね)と戦功を競ったことが知られています。 一ノ谷の戦いでの活躍はさまざまな物語やそれを基にした錦絵などにも描かれています。 そして、季重の名前は物語や錦絵などを通じて後世に語り継がれていきました。 平山城址公園駅前にある「平山季重ふれあい館」の場所は、季重の居館跡と言われています。 同じく駅前には、季重の子孫が江戸時代に建立した「平山季重遺跡之碑」や、 大正時代に七生村青年団平山支部によって建てられた「季重公霊地碑」を今も見ることができます。 また、高幡不動尊の寺宝には季重の太刀があり、 西平山の平山八幡神社の社伝には、季重が鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請(かんじょう)したと伝わるなど、 地域の伝承として季重の名がしばしば見られます。 平成18年(2006年)から始まった「平山季重まつり」も今年は10月23日に開催されました。 この冬、市内の平山季重ゆかりの地を歩いてみてはいかがでしょうか。 《写真あり》 ▲錦絵に描かれた平山季重