◎令和4年度の重点施策と取り組み 1…新型コロナウイルス感染症対策(SDGs3:すべての人に健康と福祉を) 都や保健所、医師会などと連携し医療体制の確保、迅速かつ着実なワクチン接種を行い、市民の命と暮らしを守り抜いていきます。 また、家計への影響や中小事業者の経営環境への影響、働き方の変化や外出控えなどによる児童虐待やフレイル、学びの格差など、 喫緊の課題に対して、これまでの取り組みやネットワークを最大限活用し進めていきます。 2…市政運営とサービスの高度化を支える体制づくり(SDGs8:働きがいも経済成長も) 女性副市長を迎え、SDGsや持続可能なまちづくり、共生社会、女性活躍社会をさらに推進させます。 市税などのキャッシュレス決済や、情報システムの標準化・共通化などデジタル化を進めます。 人口減少を見据え、公共施設や不動産の有効活用を検討します。 また、職員の働き方改革を進め、働きがいやモチベーションの向上を図り、人材の育成を進めます。 3…気候危機への取り組み(SDGs13:気候変動に具体的な対策を) 持続可能な地球環境の実現のための気候非常事態宣言、市民自ら議論・提言できる気候変動市民会議の立ち上げ、 公共施設の電力供給の見直しを行い、再生可能エネルギーの導入を進めます。 また、石田環境プラザやカワセミハウス(写真)などを拠点に、 環境情報の発信や環境学習をさまざまな主体者と連携して推進し、身近な環境意識を育みます。 4…地域と共に目指す誰もが生きやすい社会の実現(SDGs10:人や国の不平等をなくそう) 男女平等施策や差別解消の取り組みをさらに推し進め、 すべての人を社会的孤立や排除から守り、互いの多様性を認め合うことのできる地域づくりに取り組みます。 パートナーシップ制度を今年度中に開始できるよう準備を進めます。 また、医療的ケア児、精神障害、引きこもりの課題についても、引き続き地域と共に推進していきます。 5…安心して育ち、学べる環境の充実(SDGs4:質の高い教育をみんなに) 子ども・家庭・地域の子育て機能の総合支援拠点(仮称)子ども包括支援センターの建設、 子どもの貧困対策、ヤングケアラーの実態把握と解決策の検討を進めます。 また、GIGAスクール構想・ICT活用などデジタル学習環境の充実、 民間活力を生かした学校プール改革、小学校体育館へのエアコン設置など、学習環境の改善を図ります。 6…フレイル問題への取り組み(SDGs3:すべての人に健康と福祉を) 地域団体と連携した介護予防教室、フレイル予防のための基礎知識の習得、 摂食嚥下(えんげ)機能や筋力維持のための介護予防体操の提供、地域のつながり維持のための支援、 スマホ教室やデジタルツールによる見守り支援を行います。 また、医療や健診データを活用した保健指導や、サービス充実のための研修、介護の担い手確保を進めます。