◎消費生活センターから ID:1017611 [問い合わせ]日野市消費生活センター(電話番号042・581・3556※土曜・日曜日、祝日を除く午前9時30分~正午、午後1時~4時)、 消費者ホットライン(電話番号188(イヤヤ)) FX自動売買ソフトのマルチ、新型コロナの流行に伴い若者の投資の被害が増えています ▼事例 高校時代の友人に 「セミナー付きのAI(人工知能)によるFX(外国為替証拠金取引)自動売買ソフトで、絶対もうかる。1千万円の年収も夢ではない」 と言われ、紹介されたA社の担当者と消費者金融に出向き、学生ローンで60万円を借りた。 担当者に指示されるまま、60万円で暗号資産(仮想通貨)を購入し、その暗号資産でB社のFXの自動売買ソフトを購入した。 その後、オンラインでFXについてのセミナーを8回受け取引をしたが、実際にはもうからない。 5人を勧誘して初めて25万円がもうかるマルチと分かった。不審なので解約したい。(20代男性) ▼アドバイス ピラミッド式販売組織の会員になり、商品を販売し紹介料をもらうビジネスは、マルチ商法です。 契約書面を受け取ってから20日以内であればクーリング・オフが可能ですが、 契約書はなく、A社、B社の所在地や電話番号は分からず、B社は海外の業者なので返金を求めることは困難です。 絶対もうかると言われても信用せず、特定商取引法で定められた契約内容・事業者の所在地・電話番号などをよく調べましょう。 記載のない業者との契約は危険です。FXはリスクの高い取引です。 仕組みが分からなければ、知人からの勧誘であっても断る勇気が必要です。 不審に思ったらすぐ相談してください。 ◎みんなのふるさとこぼれ話50 日野市に残る字限図(あざぎりず) ID:1018140 [問い合わせ]郷土資料館(電話番号042・592・0981) 字限図は、正式な名称を「小字限(こあざぎ)り切り絵図」といい、手書きで彩色された小字ごとの絵図です。 明治6年(1873)から13年にかけて実施された「地租改正」に関連して作成されました。 字限図は、江戸時代の絵図とは異なり、実測された地籍図で、 地番が記入され、田・畑・屋敷など地目ごとに色分けされ、道路・用水なども詳細に記入されています。 日野市には、市域全体の小字の9割ほどに当たる246枚が現存しています。 大きさは絵図によってまちまちですが、およそ一辺が80センチ程度のものです。 作成に当たったのは、それぞれの村でかつて名主や組頭をつとめた人々などで、 市内の旧家には、この時に作成されたさまざまな資料が残されています。 字限図とともに「改かいせいたんべつちょう正反別帳」という記録があり、一筆ごとの所有者、面積、地目が記されています。 反別帳は、現在の土地台帳作成の基礎資料となりました。 日野市の場合には、字限図は長く行政資料として用いられていたので、 甲武鉄道(JR中央線)の敷設や甲州街道の拡幅など、その後の改変が書き込まれていて、 地域の変遷を知ることができるものとしても貴重です。 他の地域では、地震、津波、大火、空襲などで失われてしまっていることも多く、 数多くの字限図が当時のまま受け継がれてきたことは幸運だといえるでしょう。 地域の昔を知る歴史資料として、大切にしていきたいと思います。 《地図あり》 ▲上宿(日野本町2~4丁目付近) ◎まちの話題 イオンリテール(株)から寄付金が贈呈されました ID:1012128 「ひの新選組WAON」で令和2年度に電子決済された金額の0.1%が、 市の商業および地域振興を目的としてイオンリテール(株)から寄付されました。 令和2年度の寄付金額は142万772円で、イオンリテール(株)からのこれまでの寄付金額の合計は936万6,339円となりました。 寄付金は市内商業支援策に活用されています。 [問い合わせ]産業振興課(電話番号042・514・8437)