◎日野市元副市長の逮捕・起訴について ID:1016711 [お問い合わせ]区画整理課(電話番号042・514・8395) ◆市民の皆さまへのお詫び かねてより元副市長に関わる諸問題については、 多くの市民の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をお掛けしていることを心から深くお詫び申し上げます。 令和3年2月17日に、 元副市長と株式会社日野市企業公社から日野市川辺堀之内土地区画整理組合に派遣されていた同組合職員2人が 詐欺罪容疑で警視庁に逮捕され、この内、元副市長と同組合職員1人が令和3年3月10日に起訴されました。 このことについては、平成31年3月より開始した、市による同組合の運営に関する調査、 そして二度の日野市議会の決議を受けた市と同組合による内部調査の過程で浮き彫りとなったあらゆる疑惑について、 市長である私自身の判断により、徹底して膿うみを出す覚悟で、市は警視庁へ相談をいたしました。 元副市長らによる一連の行為は、極めて悪質であり、 市民の大切な税金をだまし取ったものでありましたので、断じて許されるものではなく、 私自身の判断により、市民の皆さまを代表して警視庁への告訴状の提出に踏み切った次第であります。 しかしながら、元副市長らが行った詐欺行為がいかに巧妙だったにせよ、 結果的に市が見抜き、抑止できなかったことについて責任を痛感しております。 今後も、引き続き、捜査機関に全面的に協力し、 市民の皆さまからの信頼回復に向けて、真相解明のため全力で取り組んでまいります。 日野市長:大坪冬彦 ◆元副市長に関するこれまでの主な調査の経緯 平成31年3月から市による同組合の運営に関する調査を開始しました。 令和元年6月に、 日野市議会の「日野市元副市長の日野市立病院と川辺堀之内土地区画整理組合の兼業による二重報酬受取の徹底解明 及び日野市立病院のハラスメントの原因究明を求める決議」を受け、 令和元年8月に第三者委員会を設置し、令和2年2月に第三者委員会の調査結果が報告されました。 令和2年3月に、日野市議会の2回目となる 「第三者委員会報告における未解明の徹底究明と 川辺堀之内土地区画整理組合への市助成金交付の妥当性及び同組合の資金管理等の実態解明を求める決議」を受け、 市による継続調査および市の指導により開始された同組合による公認会計士と弁護士の力を借りた内部調査の過程で、 同組合での元副市長らによる不正行為の嫌疑を把握しました。 ◆元副市長らによる詐欺容疑の概要 元副市長は、同組合の理事長相談役として、株式会社日野市企業公社から同組合に派遣されていた同組合職員2人と共謀し、 日野市土地区画整理事業助成要綱に基づき交付される土地区画整理事業助成金を本市からだまし取ろうと考え、 平成29年7月から平成31年4月にかけて、 元副市長らの給料を工事費の一部であるかのように装った内容虚偽の事業計画書などを提出し、 市を欺き、平成30年度の助成金8,000万円を同組合名義の預金口座に振り込ませたものです。 ◆日野市川辺堀之内土地区画整理組合への市の対応 今後の刑事裁判の結果を踏まえて、市は、同組合へ助成金の返還を求めます。 あわせて市は、 組合の不適切な運営処理の是正が完了した後は、同組合の事業を確実に完了に導くよう、 しっかりとサポートしていきます。