◎国民年金はみんなが加入者です ID:1002827 [お問い合わせ]日本年金機構立川年金事務所(電話番号042・523・0352)、市保険年金課(年金係電話番号042・514・8289) 国民年金は、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての方が加入します。 老後の収入保障だけでなく、障害や死亡といった不慮の事故などにより本人や家族の生活の安定が損なわれないよう、 みんなで保険料を出し合い、お互いを支え合う制度です。 ◆加入者の種類 ID:1002763 職業などにより3種類あります。 ▼第1号被保険者…自営業、学生、無職の方など ▼第2号被保険者…厚生年金保険に加入している会社員や公務員など ▼第3号被保険者…第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者 次のいずれかに該当する方は希望により任意加入ができます (1)60歳以上65歳未満の方で、年金額を満額に近づけたい方や、老齢基礎年金の受給資格(原則10年の納付期間)を満たしていない方 (2)65歳以上70歳未満の方で、受給資格を満たしていない方(受給資格を満たすまで加入できます) (3)外国に住んでいる日本人で、20歳以上65歳未満の方 ◆国民年金保険料は1カ月16,540円(令和2年度) ID:1007192 第1号被保険者は、自分で保険料を納めます。 第2号被保険者は、給与から天引きされる厚生年金保険料に含まれているので、自分で納める必要はありません。 なお、第1号被保険者で将来に年金をより多く受けたい方は、1カ月400円の付加保険料を納めることができます。 ◆保険料の納め方 ID:1007193 日本年金機構から送付された納付書で、銀行などの金融機関やコンビニエンスストアで納めます。納付期限は翌月末です。 口座振替、クレジットカードなどの納付方法もあります。 口座振替には、当月末に引き落とすことにより月50円割引される「早割」があります。 また、保険料をあらかじめ6カ月分・1年分・2年分をまとめて前納すると割引される制度もあります。 立川年金事務所または市役所1階保険年金課で申請してください。 国民年金保険料を納めることが困難な方へ ID:1002836 (1)法定免除 ID:1002839 生活保護法による生活扶助や障害年金(1級・2級)を受けている方は、届け出により保険料の全額が免除される場合があります。 (2)産前産後期間の免除 ID:1011490 出産を行った際に、出産前後の一定期間の国民年金保険料が免除されます。※出産予定日の6カ月前から受け付け (3)申請免除 ID:1002840 保険料の全額が免除される全額免除と、保険料の一部を納付することにより残りの保険料が免除となる一部納付があります。 本人・配偶者・世帯主それぞれの前年の所得に基づき判定されます。 (4)納付猶予制度(50歳未満の方が対象) ID:1002838 50歳未満の本人および配偶者の前年の所得が全額免除基準以下の場合は、 同居の世帯主の所得にかかわらず、申請して承認されれば保険料納付が猶予されます。 (5)学生納付特例制度 ID:1002841 学校法人などの学生は、前年所得が一定の基準以下の場合に申請して承認されれば保険料納付が猶予されます。 [申請手続]立川年金事務所または市役所1階保険年金課へ持参 [持ち物] (1)(3)(4)本人確認できるもの、年金手帳 (2)本人確認できるもの、年金手帳、印鑑、出産予定日の分かる書類(母子手帳など) (5)本人確認できるもの、年金手帳、学生証 [その他](1)(3)(4)(5)について、保険料の免除などが承認された期間については、 10年以内であれば一定の金額を加算して保険料を遡って納めることができる追納制度あり。 退職(失業)した場合には、雇用保険被保険者離職票などの写しにより申請できる特例制度あり。 新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した場合には、 令和2年2月分以降の国民年金保険料の納付が免除・猶予される臨時特例措置あり ◆こんな年金が受けられます ID:1002843 国民年金保険料を納めた期間と免除期間などをあわせて10年以上ある方に、原則として65歳から支給されます。 20歳~60歳の40年間にすべて保険料を納めた場合に満額支給(令和2年度は年額78万1,700円)となります。 ▼障害基礎年金 ID:1002844 国民年金の加入中に初診日があり、保険料納付などの要件を満たした方が、 病気やけがで日常生活に著しく支障がある状態と認定されたときに支給されます。 なお、20歳前に障害の状態になった場合は、20歳から年金が請求できます(一定の所得制限あり)。 ▼遺族基礎年金 ID:1002846 国民年金に加入中の方などが亡くなったとき、保険料納付などの要件を満たしていれば、 その方によって生計を維持されていた子のある配偶者または子が受けられます (子とは18歳到達年度内または20歳未満で障害の状態にある子)。 また、第1号被保険者の死亡に関わる遺族への年金給付として、寡婦年金・死亡一時金の制度があります。 ▼年金生活者支援給付金制度 ID:1012332 公的年金などの収入や所得額が一定基準額以下の年金受給者の生活を支援するために、年金に上乗せして給付金が支給される制度です。 新たに対象となる方には日本年金機構から10月中旬ころから案内が送付されています。 同封のはがき(同給付金請求書)に記入し、お早めに同機構へ申請してください。 ◆社会保険料控除証明書(国民年金保険料分)が送付されます 国民年金保険料は、所得税および住民税の申告において全額が社会保険料控除対象です。 今年1月~9月末に納付された方には、11月中に日本年金機構から控除証明書が送付されます。 年末調整や確定申告などにご利用ください。